ホーム > 書籍詳細:山本周五郎長篇小説全集 第十三巻 五瓣の椿・山彦乙女

山本周五郎長篇小説全集 第十三巻 五瓣の椿・山彦乙女

山本周五郎/著

1,980円(税込)

発売日:2014/03/27

  • 書籍

この償いは誰かがしなければならない――。「脚注」で極まる感動。

最愛の父が死んだ夜、しのは自分が不義の子であることを知った。絶望の淵に突き落とされたしのは、淫蕩な母と男たちの「御定法では罰することのできない罪」を、自らの手で裁くことを決意する……。運命に翻弄されるしのの悲しみと、一途な復讐を描く『五瓣の椿』。武田家の財宝と、再興をめぐる伝奇小説『山彦乙女』を併録。

目次
五瓣の椿
序章
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話
第六話
終章
山彦乙女
序の章
落雷
若い消息
執着
花世さま
心志相反
やまない雨
山鳩
こだま
夜の矢声
倒林
秋の章
作者の言葉 山本周五郎
山本周五郎を読む
山本周五郎と私 宮部みゆき
解説 細川正義
付録
主要登場人物一覧
地図

書誌情報

読み仮名 ヤマモトシュウゴロウチョウヘンショウセツゼンシュウ13ゴベンノツバキヤマビコオトメ
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 山本周五郎長篇小説全集
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 576ページ
ISBN 978-4-10-644053-3
C-CODE 0393
ジャンル 全集・選書、文学賞受賞作家
定価 1,980円

著者プロフィール

山本周五郎

ヤマモト・シュウゴロウ

(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。

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