ホーム > 書籍詳細:山本周五郎長篇小説全集 第十六巻 明和絵暦

山本周五郎長篇小説全集 第十六巻 明和絵暦

山本周五郎/著

1,870円(税込)

発売日:2014/06/27

  • 書籍

死はもとより覚悟のうえだ──。物語がさらに深まる、画期的「脚注」付き

江戸時代中期、泰平の世にあえて王政復古を唱える尊王思想の先駆者・山県大弐。その教えをめぐって対立を深める小幡藩士。決起をはかる江戸家老の命を受け、秘かに長崎に向う百三九馬に、幕府と藩の追手が迫る。一方、大弐にも、幕府は周到な計略をしかけていた……。剣戟あり、悲恋あり、権謀術数うずまく痛快歴史活劇!

目次
木の芽立
夜艶
春の雪
苔竜胆
動く人々
執心
春の巷
けぶる雨
心ごころ
遠雷
狙う人々
蘆間の風
野村屋騒動
巴崩し
みだれ雲
残燈
霓裳譜
山本周五郎を読む
山本周五郎と私  竹田真砂子
解説  縄田一男
付録
主要登場人物
地図

書誌情報

読み仮名 ヤマモトシュウゴロウチョウヘンショウセツゼンシュウ16メイワエゴヨミ
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 山本周五郎長篇小説全集
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 544ページ
ISBN 978-4-10-644056-4
C-CODE 0393
ジャンル 全集・選書、文学賞受賞作家
定価 1,870円

著者プロフィール

山本周五郎

ヤマモト・シュウゴロウ

(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。

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