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平家物語(全12巻)

木下順二/談話解説、嵐圭史/朗読、水原一/校注

54,000円(税込)

本の仕様

発売日:2001/08/25

読み仮名 ヘイケモノガタリ
シリーズ名 新潮CD
発行形態 オーディオブック
判型 [CD全29枚]
ISBN 978-4-10-830068-2
価格 54,000円

琵琶法師たちの口承によって、時代を超えて語り継がれてきた古典文学の傑作『平家物語』を劇団前進座の俳優・嵐圭史が全巻原文朗読。[テキスト付]

著者プロフィール

木下順二 キノシタ・ジュンジ

(1914-2006)1914年、東京に生まれる。東京帝国大学大学院修了。「彦市ばなし」「夕鶴」などの民話劇から出発し、「風浪」「山脈(やまなみ)」「オットーと呼ばれる日本人」「巨匠」といったリアリズムの本流に立つ戦後演劇のひとつの型を創り出した。『平家物語』を舞台にした「子午線の祀り」は新劇、歌舞伎、能、狂言などあらゆる分野の俳優が集まり創り上げた戦後演劇史上最大級の作品。

嵐圭史 アラシ・ケイシ

1940(昭和15)年、五代目嵐芳三郎の次男として東京に生まれる。俳優座養成所(第八期)を経て前進座に入座。主な舞台作品には「心中天網島」「東海道四谷怪談」「勧進帳」などの歌舞伎や「子午線の祀り」(紀伊國屋演劇賞)、「怒る富士」(芸術祭賞)、「江戸城総攻」(芸術選奨文部科学大臣賞)などがある。また朗読の名手としても知られ、特に「平家物語」では全巻朗読したCDの刊行や舞台での朗読などに取り組んでいる。

水原一 ミズハラ・ハジメ

1925年、東京に生まれる。駒沢大学大学院修了。1980年角川源義賞受賞。主な著書に『日本古典集成 平家物語』(新潮社)、『平家物語の世界』(日本放送出版協会)などがある。駒沢大学名誉教授。文学博士。

目次

巻第一
[DISC.1]
第一句/殿上の闇討
第二句/三台上禄
第三句/二代后
第四句/額打論
第五句/義王
[DISC.2]
第六句/義王出家
第七句/殿下乗合
第八句/成親大将謀叛
第九句/北の政所誓願
第十句/神輿振り
巻第二
[DISC.1]
第十一句/明雲座主流罪
第十二句/明雲帰山
第十三句/多田の蔵人返り忠
第十四句/小教訓
[DISC.2]
第十五句/平宰相、少将乞ひ請くる事
第十六句/大教訓
[DISC.3]
第十七句/成親流罪・少将流罪
第十八句/三人鬼界が島に流さるる事
第十九句/成親死去
第二十句/徳大寺殿厳島参詣
巻第三
[DISC.1]
第二十一句/伝法灌頂
第二十二句/大赦
第二十三句/御産の巻
第二十四句/大塔修理
[DISC.2]
第二十五句/少将帰洛
第二十六句/有王島下り
第二十七句/金渡し 医師問答
[DISC.3]
(第二十八句/小督)
第二十九句/法印問答
第三十句/関白流罪
巻第四
[DISC.1]
第三十一句/厳島御幸
第三十二句/高倉の宮謀叛
第三十三句/信連合戦
第三十四句/競
[DISC.2]
第三十五句/牒状
第三十六句/三井寺大衆揃ひ
第三十七句/橋合戦
第三十八句/頼政最後
第三十九句/高倉の宮最後
第四十句/ぬえ
巻第五
[DISC.1]
第四十一句/都遷し
第四十二句/月見
第四十三句/物怪の巻
第四十四句/頼朝謀叛
第四十五句/咸陽宮
[DISC.2]
第四十六句/文覚
第四十七句/平家東国下向
第四十八句/富士川
第四十九句/五節の沙汰
第五十句/奈良炎上
巻第六
[DISC.1]
第五十一句/高倉の院崩御
第五十二句/紅葉の巻
第五十三句/葵の女御
第五十四句/義仲謀叛
第五十五句/入道死去
[DISC.2]
第五十六句/祇園の女御
第五十七句/邦綱死去
第五十八句/須俣川
第五十九句/城の太郎頓死
第六十句/城の四郎官途
巻第七
[DISC.1]
第六十一句/平家北国下向
第六十二句/火打合戦
第六十三句/木曾の願書
第六十四句/実盛
第六十五句/玄ぼうの沙汰
第六十六句/義仲山門牒状
第六十七句/平家の一門願書
[DISC.2]
第六十八句/法皇鞍馬落ち
第六十九句/維盛都落ち
第七十句/平家一門都落ち
巻第八
[DISC.1]
第七十一句/四の宮即位
第七十二句/宇佐詣で
第七十三句/緒環
第七十四句/柳が浦落ち
第七十五句/頼朝院宣申
[DISC.2]
第七十六句/木曾猫間の対面
第七十七句/水島合戦
第七十八句/瀬尾最後
第七十九句/法住寺合戦
第八十句/義経熱田の陣
巻第九
[DISC.1]
第八十一句/宇治川
第八十二句/義経院参
第八十三句/兼平
[DISC.2]
第八十四句/六箇度のいくさ
第八十五句/三草山
第八十六句/熊谷・平山一二の駆
第八十七句/梶原二度の駆
第八十八句/鵯越
[DISC.3]
第八十九句/一の谷
第九十句/小宰相身投ぐる事
巻第十
[DISC.1]
第九十一句/平家の一門首渡さるる事
第九十二句/屋島院宣
第九十三句/重衡受戒
第九十四句/重衡東下り
[DISC.2]
第九十五句/横笛
第九十六句/高野の巻
第九十七句/維盛出家
第九十八句/維盛入水
第九十九句/池の大納言関東下り
第百句/藤戸
巻第十一
[DISC.1]
第百一句/屋島
第百二句/扇の的
第百三句/讒言梶原
第百四句/壇の浦
第百五句/早鞆
[DISC.2]
第百六句/平家一門大路渡し
第百七句/剣の巻 上
第百八句/剣の巻 下
第百九句/鏡の沙汰
第百十句/副将
巻第十二
[DISC.1]
第百十一句/大臣殿最後
第百十二句/重衡の最後
第百十三句/大地震
第百十四句/腰越
第百十五句/時忠能登下り
[DISC.2]
第百十六句/堀川夜討
第百十七句/義経都落ち
第百十八句/六代
[DISC.3]
第百十九句/大原御幸
第百二十句/断絶平家
[DISC.4]
談話解説 木下順二

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梗概一覧

巻第一
保元・平治の乱で勲功を立てた清盛は次第に昇進し、ついに太政大臣従一位に上り、天下を掌中に握った。日本六十六国の中、平家の所領は実に三十余国。帝や院も及ばぬ恐ろしい程の栄華である。
しかし、その一方で平家一門の横暴な振る舞いも目に余るものがあった。白拍子の名人・義王への仕打ち、摂政基房に対する襲撃……。ついに大納言成親は平家を倒す策を練り始めた。
巻第二
成親謀叛の計画は行綱の裏切りによって露見した。仲間の西光は斬られ、俊寛以下の人々は次々に捕らえられた。
清盛の怒りは激しく、謀叛の背後にいる法皇の処分を行おうとするが、重盛に諫められた。
成親は遠国に流され斬殺。俊寛、康頼、成経の三人は鬼界が島に流されることになった。
巻第三
清盛の娘中宮徳子が懐妊したが、物の怪に悩まされる。そこで教盛は重盛と申し合わせて鬼界が島の流人の恩赦を清盛に乞うたが、清盛は俊寛だけは許そうとせず、とうとう俊寛は一人島に置き去りにされることになった。島に残された俊寛の元に幼時から仕えていた有王が訪れた。俊寛は生きる気力もなくし、とうとう食を絶って死んだ。
巻第四
清盛は突然高倉帝を位から下ろし、三歳の東宮を新帝にした。安徳天皇である。これにより清盛は天皇の外祖父として後見し、もはや誰に憚ることなく独裁権をふるうことになった。
これに対し入道頼政はひそかに高倉の宮を訪れ、平家打倒を説き、宮はついに意を決し、令旨を東国へ下した。伊豆の頼朝、木曾の義仲などが立ち上がった。
巻第五
治承四年、突然福原に都が遷されることになった。しかし都が遷されてから清盛のまわりには不吉な出来事が続いて起きた。
そんな折、伊豆の頼朝が謀叛を起こしたという知らせが届き、清盛は激怒する。頼朝の討手として維盛、忠度が東国に向かった。
巻第六
木曾に義仲という源氏の武士がいた。この天下無双の勇者として知られる義仲が平家に謀叛を企てた。
その頃、清盛が病に倒れた。激しい熱病にうなされながら「頼朝の首を取れ」と言い残し、ついに清盛は悶死した。
巻第七
義仲が越後に入り、都に迫ろうとしている。平家は義仲追討を決し、義仲が築いた火打が城を落として、はなばなしい戦果をあげた。しかし、義仲が八幡の社に戦勝祈願を捧げると形勢は逆転する。叡山も義仲の側に立つことが決まり、平家はしだいに窮地に立たされるようになる。
巻第八
法皇が義仲の守護のもと、都に還御された。法皇は「主上と三種の神器を都へ返し入れよ」と平家に院宣を下したが平家は承諾しなかった。神器のないまま四の宮が帝位についた。ついに京と地方に二人の帝が立つことになった。
平家一門は、大宰府から屋島に渡り御所を作った。この頃、頼朝は征夷大将軍の院宣を受けた。
西国の平家、東国の頼朝、都に跳梁する義仲。諸国乱れ果てたまま寿永三年を迎えた。
巻第九
頼朝が派遣した東国勢が都に迫っていた。義仲は直ちに軍勢を分けて応じたが、東国の大軍の前にあえなく敗走し、ついに討たれた。
この間、平家は屋島から摂津に移り、一の谷に城を構えた。ここにも源氏が攻め寄せる。義経の夜討に不意をつかれた平家は、からくも逃げ延び屋島に向かった。
巻第十
法皇は生け捕った中将重衡と三種の神器の交換を平家に申し入れるが、宗盛も時忠もこれを拒んだ。重衡は法然上人との対面を許され最後は出家の戒を授けられた。
維盛は、生きていても甲斐なしと思い、屋島を紛れ出て高野山に上り滝口入道を訪ねた。そして維盛は熊野三山参詣を終え、浜の宮から海に出て入水した。
巻第十一
平家千余艘、源氏三千余艘。いよいよ壇の浦で決戦となった。しかし阿波民部成能が源氏に寝返る。これを見て四国、西国の武士たちも次々と主君を裏切り、ついに平家の運命も尽きた。二位尼は神璽、宝剣を持ち、帝を抱いて海に身を投げた。知盛は自らの運命のすべてを見届けたと思い入水した。
元暦二年、源平の合戦はこうして終わりを告げた。
巻第十二
宗盛は生け捕りにされ、鎌倉に引き連れられていった後、近江篠原で処刑された。また伊豆にいた重衡も奈良へ護送中、首を斬られた。建礼門院は大原の寂光院に庵を結んだ。
六代は文覚の計らいでいったんは命を助けられたものの、文覚亡き後、鎌倉で首を打たれた。こうして平家の子孫は絶えたのであった。

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