ケラク02
快楽(下)


武田泰淳

昭和十年前後、性と政治と宗教という互いに矛盾した問題に懊悩する仏教僧の青春を描く自伝的巨編。日本文学大賞受賞。

たとえ女と交わっても覚楽してはならぬ。覚楽なければ不犯なり――厳しい戒律のなかでうろたえ、摸索する青春の魂。教団活動と左翼運動の境界に身を置く“赤い坊さん”柳は教団及び革命団体の分裂抗争に巻きこまれる……。集団悪の諸相、人間の業の深さを見据えて、戦慄すべき予言と稀有の洞察にあふれる本書は、巨人武田泰淳がそのすべてを投入した畢生の大作である。

発行形態 : 新潮オンデマンドブックス
判型 : 新潮オンデマンドブックス
ISBN : 978-4-10-865005-3
発売日 : 2000/09/01


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武田泰淳
タケダ・タイジュン




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