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人間の愚かさ弱さだらしなさの底の底を、哀しくユーモラスに綴る“現代性風俗誌”

受胎旅行

野坂昭如/著

2,268円(税込)

本の仕様

発売日:2001/04/06

読み仮名 ジュタイリョコウ
シリーズ名 新潮オンデマンドブックス
発行形態 オンデマンドブックス
判型 新潮オンデマンドブックス
頁数 216ページ
ISBN 978-4-10-865069-5
定価 2,268円

型破りの文体と特異な美意識で、何人も触れなかった人間の愚かさ弱さだらしなさの底の底を、哀しくユーモラスに綴る“現代性風俗誌”。子供ほしさのノイローゼ妻の執拗な妊娠作戦に翻弄され、“種つけ馬”の心境にうちひしがれる男の滑稽さを描く『受胎旅行』、1本5円の“御開帳”のマッチに24歳の生命を焼きつくした女の悽惨、哀切きわまりない物語『マッチ売りの少女』ほか8編。

著者プロフィール

野坂昭如 ノサカ・アキユキ

(1930-2015)早大第一文学部仏文科中退。「火垂るの墓」(直木賞)「エロ事師たち」「骨餓身峠死人葛」「マリリン・モンロー・ノー・リターン」「赫突たる逆光」「同心円」(吉川英治文学賞)「文壇」(泉鏡花文学賞)などの小説家、「エロトピア」「我が闘争 こけつまろびつ闇を撃つ」(講談社エッセイ賞)などのコラムニスト、「おもちゃのチャチャチャ」(日本レコード大賞童謡賞)「ハトヤの唄」などの作詞家、「黒の舟歌」「バージンブルース」などの歌手、元参議院議員、衆議院選挙新潟三区立候補者、伝永井荷風作「四畳半襖の下張」を雑誌に掲載した編集長(わいせつ文書販売で有罪判決)、討論番組やCMに出演するテレビタレント等々、多面的な活躍で知られた。2003年5月脳梗塞で倒れてのちもいくつもの連載を持つなど作家活動を続ける。『絶筆』には、急逝のわずか数時間前まで取り組んだ絶筆までを収めた。

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