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青春の持つ残酷さを、さわやかに、哀しく描いた表題作他6編。

心中弁天島

野坂昭如/著

2,484円(税込)

本の仕様

発売日:2001/04/06

読み仮名 シンジュウベンテンジマ
シリーズ名 新潮オンデマンドブックス
発行形態 オンデマンドブックス
判型 新潮オンデマンドブックス
頁数 234ページ
ISBN 978-4-10-865070-1
定価 2,484円

チンピラやくざと紡績会社の女子工員との出会いから死に至る魂のふれ合いの中に、青春の持つ残酷さを、さわやかに、哀しく描いた表題作。ほとんど戦後日本史の原型ともいうべきものを捉え、焼跡闇市派文学の原点を示す佳品『くらい片隅』。家庭という場で展開されるすさまじい“反米闘争”の寓話『万婦如夜叉』。ほかに『銀座のタイコ』『呪われ児』『殺さないで』『展望塔』を収める。

著者プロフィール

野坂昭如 ノサカ・アキユキ

(1930-2015)早大第一文学部仏文科中退。「火垂るの墓」(直木賞)「エロ事師たち」「骨餓身峠死人葛」「マリリン・モンロー・ノー・リターン」「赫突たる逆光」「同心円」(吉川英治文学賞)「文壇」(泉鏡花文学賞)などの小説家、「エロトピア」「我が闘争 こけつまろびつ闇を撃つ」(講談社エッセイ賞)などのコラムニスト、「おもちゃのチャチャチャ」(日本レコード大賞童謡賞)「ハトヤの唄」などの作詞家、「黒の舟歌」「バージンブルース」などの歌手、元参議院議員、衆議院選挙新潟三区立候補者、伝永井荷風作「四畳半襖の下張」を雑誌に掲載した編集長(わいせつ文書販売で有罪判決)、討論番組やCMに出演するテレビタレント等々、多面的な活躍で知られた。2003年5月脳梗塞で倒れてのちもいくつもの連載を持つなど作家活動を続ける。『絶筆』には、急逝のわずか数時間前まで取り組んだ絶筆までを収めた。

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