ホーム > 書籍詳細:てろてろ

現代文明や風俗に対する確かな批評感覚を浮び上らせた痛快テロ小説。

てろてろ

野坂昭如/著

3,672円(税込)

本の仕様

発売日:2001/04/06

読み仮名 テロテロ
シリーズ名 新潮オンデマンドブックス
発行形態 オンデマンドブックス
判型 新潮オンデマンドブックス
頁数 335ページ
ISBN 978-4-10-865071-8
定価 3,672円

糞便学者ビン、オナニスト新吉、そして酒乱の禅介。自分が何を憎み、何を愛するかも実感できず、それぞれの嗜好に耽溺していた自閉症三人組にも、あるとき殺意が芽ばえた。殺人こそは他者との対話の究極の形と信ずる〈心優しきテロリスト〉に変貌した彼らの、八方破れの心情と行動。――荒唐無稽の混沌の彼方に、現代文明や風俗に対する確かな批評感覚を浮び上らせた痛快テロ小説

著者プロフィール

野坂昭如 ノサカ・アキユキ

(1930-2015)早大第一文学部仏文科中退。「火垂るの墓」(直木賞)「エロ事師たち」「骨餓身峠死人葛」「マリリン・モンロー・ノー・リターン」「赫突たる逆光」「同心円」(吉川英治文学賞)「文壇」(泉鏡花文学賞)などの小説家、「エロトピア」「我が闘争 こけつまろびつ闇を撃つ」(講談社エッセイ賞)などのコラムニスト、「おもちゃのチャチャチャ」(日本レコード大賞童謡賞)「ハトヤの唄」などの作詞家、「黒の舟歌」「バージンブルース」などの歌手、元参議院議員、衆議院選挙新潟三区立候補者、伝永井荷風作「四畳半襖の下張」を雑誌に掲載した編集長(わいせつ文書販売で有罪判決)、討論番組やCMに出演するテレビタレント等々、多面的な活躍で知られた。2003年5月脳梗塞で倒れてのちもいくつもの連載を持つなど作家活動を続ける。『絶筆』には、急逝のわずか数時間前まで取り組んだ絶筆までを収めた。

感想を送る

新刊お知らせメール

野坂昭如
登録する

書籍の分類