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好色小説家と珍妙な取り巻き達がくりひろげる、現代風俗のカリカチュア。

好色覚え帳

野坂昭如/著

2,916円(税込)

本の仕様

発売日:2001/04/06

読み仮名 コウショクオボエチョウ
シリーズ名 新潮オンデマンドブックス
発行形態 オンデマンドブックス
判型 新潮オンデマンドブックス
頁数 275ページ
ISBN 978-4-10-865072-5
定価 2,916円

「好色な小説家といわれる保坂庄助」の、好奇心あふれ、奇妙でいてしかも真剣な行動に託してくりひろげられる、現代風俗のカリカチュア。――“頓狂連”なる珍妙な仲間たちをひきいてとりおこなう赤線忌、寒詣りから、結婚相談所の見合い、近親相姦の村探訪記、乱交パーティの実地研究、女学校の運動会見物まで、黒メガネに映った虚実反転の世界を、諧謔諷刺まじえつつ描く連作長編。

著者プロフィール

野坂昭如 ノサカ・アキユキ

(1930-2015)早大第一文学部仏文科中退。「火垂るの墓」(直木賞)「エロ事師たち」「骨餓身峠死人葛」「マリリン・モンロー・ノー・リターン」「赫突たる逆光」「同心円」(吉川英治文学賞)「文壇」(泉鏡花文学賞)などの小説家、「エロトピア」「我が闘争 こけつまろびつ闇を撃つ」(講談社エッセイ賞)などのコラムニスト、「おもちゃのチャチャチャ」(日本レコード大賞童謡賞)「ハトヤの唄」などの作詞家、「黒の舟歌」「バージンブルース」などの歌手、元参議院議員、衆議院選挙新潟三区立候補者、伝永井荷風作「四畳半襖の下張」を雑誌に掲載した編集長(わいせつ文書販売で有罪判決)、討論番組やCMに出演するテレビタレント等々、多面的な活躍で知られた。2003年5月脳梗塞で倒れてのちもいくつもの連載を持つなど作家活動を続ける。『絶筆』には、急逝のわずか数時間前まで取り組んだ絶筆までを収めた。

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