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人生の転機―会社生活を成功に導いた18の言葉―
西山昭彦

まさかの転勤や出向、やる気を失くした理不尽な上司の命令、ライバルとの熾烈な競争、会社の将来に感じる漠然とした不安――。会社人生において、誰もが一度はぶつかる難局、挫折や慢心。壁を突破できたきっかけは、普段は聞き流していたような、何気ない一言だった。百戦錬磨の「普通」の会社員たちが、「サラリーマン人生の危機」を乗り越えた瞬間、自らを成功へと導いた言葉を振り返る。全会社員に捧げる一冊!

ISBN:978-4-10-610300-1 発売日:2009/02/16


| 714円(定価) |
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人生の転機―会社生活を成功に導いた18の言葉―
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はじめに
本書に登場するのは普通に、真面目に働いてきた会社員ばかりである。
世に出ている多くのビジネス書では、目覚しい成果を上げ経営トップにまで昇りつめたカリスマ社員や、ベンチャー企業を立ち上げ大金を手にした経営者が主人公であることが多い。しかし、多くの人にとって彼らは特殊な存在である。だから読み物としてはおもしろいけれど、まねのできることは意外と少ない。それに比べると本書の主人公たちは、「百戦錬磨」ではあるけれど、まぎれもなく普通のサラリーマンの仲間である。たとえ電車で乗り合わせたとしても、誰も気づかないだろう。
そんな人たちの話に何の意味があるのか? そう思われるだろうか。
それならば、このように言い換えてもいいかもしれない。
本書は、会社生活の中で壁にぶつかった普通の会社員たちが、ちょっとした言葉や出会いをきっかけに人生の転機を迎え、困難を乗り越えた話を集めたものである、と。身近な人の言葉や自らの心にふと浮かんだ言葉で「気づき」を得て、人生が変わった人たちの話である。その後は、それぞれ自分が納得した人生を送り、結果として会社内でも役員や部長など責任ある立場になった。
それでも、カリスマ社員や経営者の話のほうが面白いだろう、と言われるかもしれない。しかし、ちょっと考えてみていただきたい。
私たちは、はたして特殊な人間なのだろうか、と。
普通の会社員、といっても取材させていただいた方々は、みな転機のあとに、幸福な会社員生活を送ることができた人たちだ。筆者が知遇を得ている部長以上の五百人の方々の中から本書の趣旨に合う人を選択し、東京ガス株式会社西山経営研究所のメンバーとヒアリングを行い、まとめたものが本書である。
ときには「こんな些細なことで人生が変わったんだ」と思う話もあるだろう。むしろそう思っていただければ本望である。そう、そんなこと、ちょっとしたきっかけで、会社員人生は変わり得るものなのだ。でも、それを意識しないと、ただ通り過ぎてしまう。この転機を紙上で追体験し、読まれた方の会社員人生が豊かになることを祈っている。

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