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「Yonda?アンケート」は語る



 Yonda?Mail購読者の皆さん、こんにちは。

 いきなりですが、問題です。色分けされたこの日本地図。何を示しているか、皆さんお分かりになりますか?

「この時期に多い、少ないって、花粉の量かしら?」
「四国が多いから、うどんの消費量では」

 ブーッ。残念ながら、どちらも×です。実はここで多い少ないと比べられているのは、「Yonda?ファン」です。
「うそうそ私がいるのに、なぜウチの県にYonda?ファンが少ないの!」と叫んだ貴方に、ご説明いたします。

 この地図は、Yonda?グッズに関する「第2回Yonda?アンケート」へご応募いただいた方々の分布です。
「どうせ東京、大阪からの応募が多いに決まってる」と思った皆さん、ご安心ください。応募者数は県ごとに人口で割り、Yonda?ファンの密度を算出しました。そのデータを用いて、多い・少ないの判定をしたわけです。

 ところが、ところが。応募数だけでなく、Yonda?ファンの密度も、東京が1位でした。以下、奈良、神奈川、大阪と続いています。やはり大都市圏のほうがYonda?ファンの密度が濃いのか、と思ったそのとき、5位に徳島、9位に香川と、四国の両県がベスト10入りを果たしました。
 では、なぜ四国なのでしょう。調べてみますと、四国は人口一人あたりの書店数が多く、とくに徳島県は福井県に次いで全国第2位(2010年調べ)とか。書店が多いところに、Yonda?ファンは育つのでしょうか。

 今回残念ながら下位だった県の皆さん。中位県との差はそれほど大きくありません。周りの方々にYonda?MailとYonda?アンケートをお知らせいただければ、次回の調査でランクアップも可能です。ぜひとも、Yonda?Mailの輪をお広げくださいませ。


 さて次は、アンケートでお聞きした質問「今回のYonda?CLUBの中で一番欲しいと思った賞品はどれですか」の結果です。



 ご覧のとおり、「Zipper付きブックカバー」が世代を問わず圧倒的な人気です。「鞄に入れても文庫が傷まない」「みんなに見せびらかした」など、うれしいコメントもいただいてます。
 
 次に人気だったのが「リサ・ラーソン作Yonda?」。高さ約13cm、陶器製のYonda?で、「ブックエンドのように本棚へ置いてみたい」との声も。応募には100冊必要だから年配の方かと思いきや、意外と若い方に人気でした。

 反対に年配の方に人気なのが、新しいデザインでよみがえった「文豪リストウォッチ」。実用性の高い「Double Handle マグカップ」は、どの世代にもまんべんなく人気がありました。この二つには、斬新なデザインへの評価のコメントを、多々いただきました。

 どのグッズに応募するにせよ、まずは1冊からです。Yonda?CLUBは皆さんからの応募をお待ちしております。

(K・Y)

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2012年03月21日   アンケート
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