9月1日。福田首相が、突然の辞任を発表した。
ガソリン税の暫定税率問題、
守屋・前防衛事務次官の逮捕など、
ジェットコースター政局を迷走した福田政権だったが、
その功は? 罪は?
発足から半年までの足跡を綿密に追ったのが、
読売新聞政治部・著
『真空国会―福田「漂流政権」の深層―』だ。
現役の政治記者によるレポートだけに、
個々のトピックスは、微にいり、細にうがち、記録されている。
浮かび上がってくるのは、キーワードは、
漂流、真空、機能不全、泥沼、無策
だが、福田政権の1年間を他山の石にできないだろうか。
読売新聞東京本社の赤座弘一・政治部長による
「あとがき」には、こう綴られている。
「ねじれ国会」という“未体験ゾーン”に向き合う福田政権の使命は何か。小沢・民主党に期待されるものは――。読者が考え、読み解くうえで、本書を参考にしていただければ幸甚だ。
「ねじれ国会」と「政権選択」に、どう向き合ったらいいのか。
国民ひとりひとりが、きたる総選挙でどんな一票を投じるかにおいて、貴重な指標になるだろう。