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[2010/02/10更新]
『おくりびと』と『納棺夫日記』 世界が日本の死を理解した日 教養編9/青木新門 NEW!


生者が死者を「おくる」とは? いま明される、世界が評価した映画『おくりびと』の誕生秘話。

「蛆も生命なのだ。そう思うと蛆たちが光って見えた。」この一文こそ、『納棺夫日記』の核心であり、著者と当時27歳の俳優、本木雅弘の「出会い」だった。アカデミー外国語映画賞に輝いた『おくりびと』の原作は、いかにして生まれたのか? 筆者が納棺夫という職業を選び、3000体にも及ぶ「死の現場」に立ち会うことで、何を感じたのか? 映画では語られなかった、宗教や永遠について、著者が改めて世界に問いかける。
 
貧困を往く 続・私の「蟹工船」日記 教養編8/末永直海 NEW!


大企業社員になりすましての「勧誘電話」業務。そこは40歳を超えた派遣労働者の荒野だった。

骨折して労災も降りない過酷な工事現場の派遣から、コールセンターでのテレホンアポインターへ。「40代も応援します」と謳い、空調のきいたオフィスで、座ってできる営業……だが、晴れやかな気分は一転した。一流企業『X』の社員になりすまし、全国の小売り店に片っ端から電話をかけ、インターネットのショッピングモールへの出店を勧める。40代派遣労働者たちが期待していた仕事に、なぜかくも「騙された感」がつきまとうのか?
 
私の「蟹工船」日記 教養編7/末永直海 NEW!


書く仕事から遠ざかり、気付けば多重債務者に。たどり着いた「日雇い派遣」で見たものは。

たかが貧乏、されど貧乏。筆者の左脇腹には、今も後遺症が残る打撲の跡がある。肋骨2本の骨折は、日雇い派遣で生コンのデリバリー作業に従事していた筆者が、7トンのミキサー車を誘導中、起こった事故だった。書きたいという作家生活への思いが恋情のように募っても、過酷で低賃金の労働環境が、肉体を限界ギリギリに追い込み、百円ショップの原稿用紙のマスは埋まらず……作家が直面した日雇い派遣の現実とは!!
 
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