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花に眩む
彩瀬まる/著
私の肌には赤い花が咲く。彼女と出会った夜も、彼の去った朝も――。出会った次の日、しまは私のアパートに転がり込んできた。しまといると、まっすぐに求められる。しまに求められると、なにもかもを叶えてあげたくなる……。大好きな高臣さんには、しまが来てから、一週間も電話をかけていなかった。この人におやすみを言って貰わなければ眠れなかったのに。でも高臣さんの低く甘い声を聞くと、途端に、ど、と体の内側があたたかく濡れた。かきまぜられたときのあの感覚を思い出して……独特の世界観で描かれる、第9回R-18文学賞読者賞受賞作。
210円(税込)/レンタル158円(税込)
溶けたらしぼんだ。
木爾チレン/著
きもちいいよ、痛い、きもちいい、好き、わかんない、ゆりどうしてる、ゆり……セックスしている最中、あたしのあたまの中では、いろんなことが渦巻いている――。あたしはゆりが好きだ。毎晩、二人でアイスクリームを食べて、ドライアイスが白煙をだしながらしぼんでいくのを見ている。あたしは一日の終わりを、ゆりとそうやって過ごすために生きてきた。それなのに。今日、あたしは知った。あの絵を見たときから。木山透とセックスがしたい。木山透のすべてがあたしの中に入ってきてほしい。もう、寝るまえのアイスクリームもどうでもいい――第9回R-18文学賞優秀賞受賞作。
210円(税込)/レンタル158円(税込)
ミクマリ
窪美澄/著
「ぁああああ、むらまささま、もうだめですぅ、いきますぅ」――あんずにナンパされたのは、高校に入ってすぐ、友だちに無理矢理連れて行かれたコミケで。あんずはおれよりも十二歳も年上で、結婚もしていた。以来、学校が終わると週に1、2回はこの部屋に来て、やりまくっている。「なにかのアニメのなんとかという役」のコスプレをして。あんずが書いた台本どおりに。それがあんずの条件なのだ……。男子高校生の目線で描かれる性と生の物語。第8回R-18文学賞大賞受賞作。
210円(税込)/レンタル158円(税込)
In your dreams.
山内マリコ/著
高校に入学してから、1人また1人と、クラスの女の子が処女でなくなっていく。高1の夏休みが終わると、だいたい3割の女子の処女膜は破られ、どこかのシーツを血で汚していた。だけどあたしと薫ちゃんは、2学期がはじまっても生娘のまま。ふたりとも早生まれだから15歳。15歳じゃちょっと早すぎるし、17歳だと分かりやすすぎ、それよりあとだと遅すぎる。「16になったら、やろう」。あたしたちは立ち上がった。第7回R-18文学賞読者賞受賞作。
210円(税込)/レンタル158円(税込)
自縄自縛の二乗
蛭田亜紗子/著
部下ができた日のことだった。帰宅し部屋の灯りをつけたとたん、華やいでいた気分は不安という穴に吸い込まれ、自分で自分を縛ってみたいという欲求がこみ上げてきた。乳房に、みぞおちに、秘部に麻縄を滑らせる。甘やかな郷愁が、私の胸を締めつける。どんな抱擁より、愛よりも私の躰と心を抱きとめるのは、縄。緊縛の快楽があれば、独りで生きていける。第7回R-18文学賞大賞受賞作。
210円(税込)/レンタル158円(税込)
ラムネの泡と、溺れた人魚
石田瀬々/著
同じ団地の同じ棟。玄関をあけたらすぐ目の前がお互いの家。両親は共働き。あたしとようちゃんはさみしい時間を共にして育ってきた。初めてあたしたちが『いけないこと』をしたのは、小学校の高学年くらい。それからあたしは、ようちゃんのくれる甘く切ない快楽に溺れてる。ようちゃんがほかの女とエッチしようと、それを親友に忠告されようと、心はかわらない。この関係が続けばそれでいい。……つれない彼にどっぷりはまった女子高生の、エッチで切ない物語。みんなが選んだ、R-18文学賞読者賞受賞作。
210円(税込)/レンタル158円(税込)
宇宙切手シリーズ
松田桂/著
あれから二年たつけれど、わたしはいまでも泣くことがある。幸せそうな恋人を見るたびに、笑いながら通り過ぎるひとたちを見かけるたびに。さびしさからDVDをかけっぱなしにして過ごしていた日々、公園で品のいいおじいさんに声をかけられた。かつては端正な顔立ちで、不器用なプレイボーイだった浩介さん。御年88歳。文通を始めてから、浩介さんに負けない字を書くために書道をたしなみ、手紙で教えてもらった肉じゃがをつくり、着付けを習うようになった。傷ついた日々に希望をくれる、じんわりあたたかな物語。第4回R-18文学賞読者賞受賞。
210円(税込)/レンタル158円(税込)
パートナー
正木陶子/著
している行為は同じなのに、健と先輩とは何もかもが違う。唇も手も指もすりつける肌も、ただただ気持ちがいい。親が帰ってくるまでの数時間、私たちはベッドで求め合う。あたらしく試したディープ・キスは、立ち上がれないほどに私をめろめろにして……。恋人じゃない、一番気楽で、最高のパートナー。頭をからっぽにして、最後まで浸っていられるのは相手が幼なじみだからこそ。さらっと理知的な語り口、読後がさわやかな第2回R-18文学賞優秀賞受賞作。
210円(税込)/レンタル158円(税込)
シーズンザンダースプリン♪
三日月拓/著
「Seasons, and a spring は~る~がき~て~チャキのおぉぉっぱいがぁ~ふくらみはじめたぁ~」ジャズシンガーのママは歌う。もうすぐ小学5年生、チャキの知らない世界はおくまんとある。じっと見てたら、鼻息と一緒に何かをとばしてきたフクメンの痴漢、すりガラスの文化住宅で、男の人とぶるっと体を震わせるセーラー服おじさん、自分が強いことを教えたくて、ときどき暴力が出ちゃうママの恋人高山くん。いろんなおとながいろんな風に暮らしてる。第6回R-18文学賞優秀賞受賞作。
210円(税込)/レンタル157円(税込)
なくこころとさびしさを
清瀬マオ/著
ああ、もう少し、もう少しだけ乗っていたい……。松島萌、十六歳。痴漢ラブな変態女子高生。あたしは毎朝、八時ちょうどの電車を逃すわけにはいかない。いつも同じ場所に立っている彼の、痴漢行為が死ぬほど好きで仕方なくて。超かっこいい先輩の彼氏とのキスより、小太りの中年おやじに痴漢されるほうが好きなんて、どうかしてる……。女子高生のぽっかり空いた心を描く、イタくてせつない物語。「第5回R-18文学賞」優秀賞受賞作。
210円(税込)/レンタル157円(税込)
花宵道中
宮木あや子/著
吉原の遊女・朝霧は、身体が火照ると、肌に赤い花が咲く――。ある縁日で出会った半次郎という男に、朝霧の胸は熱くなる。何百という男に抱かれても、心が疼いたことなどないのに……。翌晩、なじみ客・吉田屋の座敷に出た朝霧の前には、半次郎がいた。その目の前で、朝霧は犯され、肌には花が咲く。お願い見ないで、でも目を逸らさないでいて――。遊女の悲しくも官能的な恋の物語。「第5回R-18文学賞」大賞・読者賞W受賞の官能時代小説。
210円(税込)/レンタル157円(税込)
罪隠しの川
内藤みか/著
生まれて初めて男を買ってしまった。二時間で一万七〇〇〇円だった――。大学のゼミ仲間のタケルに誘われて、私は初めてウリセンバーでカイトという男の子を買った。一緒にカラオケをして、彼とはもう二度と会わないだろうと、あの時、そう思っていたのに……。一週間後、私はまたカイトを買ってしまった。だって私が彼を買わなければ、おそらく誰かが買ってしまう――。ケータイ小説の女王が描く、ひとつの「愛」のカタチ。
210円(税込)/レンタル157円(税込)
二時間一万七〇〇〇円
内藤みか/著
川を越えると、なんとなく瞬也は、ほっとする。満ちている水が、昨晩の自分の行動をすべて清めてくれるような気がして――。瞬也は新宿でウリセンをしている。キャバクラで働く美咲と出会い、すぐに彼女の住むアパートに転がり込んだ。シングルマザーの遥香も常客として手に入れた。バレなきゃいい、そう思ってうまくやりすごしてきたのに――。ケータイ小説の女王が描く、ウリセンボーイの心。
210円(税込)/レンタル157円(税込)
続・誰も知らない「3つの殺人」――まだあった!「第4、第5の殺人計画」
後藤良次/著 新潮45特別取材班/著
死刑判決囚・後藤良次が、獄中から告白した闇に埋もれた3つの殺人事件。この前代未聞の告発に、ついに警察が捜査に乗り出した。しかし後藤の証言は更に続く。首謀者の犯罪はこれだけにとどまらず、第4、第5の殺人計画があったというのである。取材の結果、なんとこの殺人計画のターゲットの一人が不信な死を遂げていた――。「新潮45」2005年12月号の特大スクープ続編を電子化。
210円(税込)/レンタル157円(税込)
誰も知らない「3つの殺人」――首謀者は塀の外にいる! 「凶悪殺人犯」の驚愕告発
後藤良次/著 新潮45特別取材班/著
「未発覚の殺人事件があります」。元暴力団組長、後藤良次は殺人と強盗致死の罪で死刑判決を下され、現在、最高裁に上告中の身である。その後藤が、他に2件の殺人と1件の死体遺棄を行っており、闇に埋もれていると証言。取材の結果、信用性は極めて高いものと判明した。警察も知らない3つの殺人事件の全貌とは――。「新潮45」2005年11月号の特大スクープを電子化。
210円(税込)/レンタル157円(税込)
「ヨン様」とは何か―『冬のソナタ』覚書
四方田犬彦/著
『冬のソナタ』が日本で圧倒的な「韓流ブーム」を巻き起こしたのは、実はこのドラマに「韓国的なるもの」が欠落しているからである――。同時代の韓国映画との比較、日本の少女漫画や村上春樹作品との関係、韓国の戦後史やインターネット掲示板の影響にも光を当てながら、長年にわたって韓国の映像文化を観察し続けてきた四方田犬彦氏が徹底分析する。『冬ソナ』のあらすじもわかります。
105円(税込)/レンタル84円(税込)
電車男、重松清と語る
電車男/著 重松清/著
発売から2カ月で50万部を突破した『電車男』。なんと、これまでどのメディアにも姿を現したことのない電車男本人が、ついに登場! 初の対談相手となる作家・重松清が聞き出すのは、初めてのクリスマス・デート、エルメスの両親との対面、そして、その先にあるもの――非モテ男のカリスマがすべてを語る! 「小説新潮」2005年3月号に掲載したチャット対談の初電子化。
105円(税込)
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