男はときに旅に出なければならない。路上の人、にならなければならない。
エンジンに火を入れて、はるかかなたへと、こころを旅立たせなければ、こころが腐ってしまう。
自由を求める僕たちのこころは、かなたの道をめざす。
大旅行と大旅行用自動車の話
写真=鈴木勝
GTとは、グランド・ツーリングの短縮形である。そして、グランド・ツーリングとは、大旅行のことだ。GTカーとは、したがって大旅行用自動車、のことである。本来は。
世にGTと呼ばれるクルマが登場したのは1951年のことで、それは長距離を速く、快適に走破する性能を持つ、ひときわぜいたくなクルマに与えられた称号だったけれど、グランドなツアーにとって本質的なのは、いまやぜいたくなクルマではない。むしろ、自由を求める僕たちのこころだ、と僕は思う。
グランド・ツーリング・カー、それはランチア・アウレリアから始まった。
写真=鈴木勝 車輌協力=鷹阪龍哉
1951年のイタリアで、グランツリズモ(GT)を名乗る1台のクーペがデビューした。名門ランチアの戦後の真の再スタートをシンボライズする、その高性能な豪華クーペの名は、アウレリア・グランツリズモ。その最終型を所有する京都の愛好家のもとを訪ねた。
自動車旅行でこだわりたいGTアイテム
“旅は道連れ”でなきゃイカン
写真=近藤正一 スタイリング=森本美砂子
旅は道連れ、とは旅のときに連れ添う人(物)があると心強い、の意。機能だけでなく、お洒落もかねそなえた心強いGTアイテムで旅支度する。
お腹いっぱい走りたいあなたにオススメする
究極のワインディグ・ロード・ドライビング
文=吉田匠 写真=木村仁哉
日本一のドライビング・ロードはどこか? いつもの箱根を飛び出て、5つの有料道路が集まる宝の山、福島県会津磐梯山周辺を、ホンダ・インテグラ・タイプRとポルシェ911ターボで、吉田匠が走りまわる。総走行距離960?の旅。
日本酒を見なおしたいあなたにオススメする
飲んで、寝て、ソムリエと走れ! ニッポン横断ドライブ
写真=大石環 友情出演=木村克己(ソムリエ)
糸魚川から浜松へ。まぼろしの銘酒を求めて、日本の地層の大断層、フォッサ・マグナ沿いの秘境を、ジャガーXタイプ2.5とアウディA4 2.0SEで走る。総走行距離1200kmのグランド・ツーリング。
おいしくてビックリを求めたいあなたにオススメする
世界一のカレーライス・グランド・ツーリング
文=吉田晃一 写真=鈴木勝 友情出演=小山裕久(「青柳」主人)
コーイチが日本料理界のスーパースター、小山裕久とデイムラー・スーパーV8で走る、本誌連載「コーイチのボーイズ・ライフ」番外編。
男と女のグランド・ツーリング
唐突な旅
文=河毛俊作 写真=森川昇 友情出演=斉藤由美子(「花千代」代表)
トレンディ・ドラマの名ディレクターが、男女の逃避行を演出した。演出家が選んだクルマはプジョー406クーペ。宿は木曽の古民家はなれ宿。恋とグランド・ツーリングと男と女のあいだに横たわるものとの三角関係。
シトロエン2CVをこよなく愛するあなたのために(も)行く
シトロエン2EVに会いに行く旅
文=下野康史 写真=鈴木勝 友情出演=横内照治
雨のなか、中央道を下るC5と2CVの新旧シトロエン。目指すは、信州・松本の地。2CVの電気自動車が待っている。
トヨタ・ハイブリッド・カーで行くエコロジーの旅
琵琶湖畔に風車の村を訪ねる
写真=山下亮一
身近なところから地球環境問題を考えてみたい。そう思い立ち、エコロジーの現場を訪ねる旅に出ることにした。まずは、プリウスとエスティマ・ハイブリッドで西へ。
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