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  巻頭特集
新ドライバーズ・力ー宣言
 偉大なる普通のクルマ。


偉大なる普通のクルマ。 特集前口上
フツーの諸君!
フツーだから君たちには味がある。

ときどき、白昼夢を見るようにフッと思ったことはないか? “フツー”でいたくない、特別になりたい……、と。でも、僕たちは、“フツー”でありつづけている。
“フツー”の生活を選び、“フツー”の道を外すことへの大小さまざまな誘惑をしりぞけて。“フツー”でなくなった人たちの潔さを知らないわけではない。しかし、特別になりたいという欲望をかかえながらも、それとたたかって、あえて“フツー”に踏みとどまってきた。“フツー”な人たちには、だから真摯な葛藤がある。そこには、“切れた”人にはない“味”があるのだ。


第1ジャンル・テスト総括座談会
デフレ時代に頑張るアスリート・コンパクト級
ドライバーズ・カーの素うどん、基本の打ち込みが決め手です。
シトロエンC3 1.6
トヨタ・ヴイッツRS Vパッケージ
マツダ・デミオ スポルト1500DOHC
フジョー206S16リミテッド
全長約4メートル、排気量1.5リットル前後ぐらいまでの4人乗り以上の小型車が、コンパクト・クラス。このクラスのクルマはいまの世界標準車である。デフレ的不況下の日本で、ますます重要度を高めているこのジャンルから、編集部は4台を“新ドライバーズ・カー”としてノミネート、タフな条件のもとで各車の真価をテストした。


第2ジャンル・テスト総括座談会
世界標準はこれだ! のFFミドル級 その(1)
ドライバーズ・カーの毎日ワイン、テイストにはこだわるべし。
アウディA4 2.0 SE
ジャガーXタイプ2.0 V6
ルノー・ラグナ
現代の普通のセダンは、排気量2リットル前後、ホイールベース2700mm前後、全長4.6~4.7メートル、そしてフロント・ドライブ、という成り立ちをしている。このジャンルのクルマは、実用性能の高さを備えたうえで、人々がドライビングに託す気持ちよさと楽しさも提供しなければならない。ここに編集部は7台をノミネートした。


第2ジャンル・テスト総括座談会
世界標準はこれだ! のFFミドル級 その(2)
ドライバーズ・カーの毎日ワイン、テイストにはこだわるべし(つづき)
サーブ9-3スポーツ・セダン リニア1.8t
ホンダ・アコード20EL
オペル・ベクトラ2.2プレミアム
アルファ156 2.0JTSセレスピード
7台のノミネート車のなかで、1位はアウディA4、2位はジャガーXタイプ、3位はルノー・ラグナであった。ここでは次いで4位から7位までの評価が語られる。02-03年日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車、ホンダ・アコード、イタリア屈指のドライバーズ・カー、アルファ・ロメオ156、そしてドイツと北欧の最新作がたたかった。


第3ジャンル・テスト総括座談会
ちょっとリッチな大人のためのFRサルーン&クーぺ級
ドライバーズ・カーのグルメ皿、1800円のオムライス?
メルセデス・ベンツC180コンプレッサー
メルセデス・ベンツCLK320
BMW318i
日産スカイライン・クーぺ
普通のクルマのなかでも、ちょっとだけぜいたくな普通のクルマを、セダンと4人乗りクーペのなかから2台ずつ4台ノミネート。いわば、ドライバーズ・カーのグルメ皿。それなりに厳選した素材と、食する人をよろこばせる工夫のあるソースがなければ、納得してもらえない値段のクルマたちです。オムライスだったら1800円?


第4ジャンル・テスト総括座談会
スポーツカー顔負け、スーパー実用車級
ドライバーズ・カーの造反有理、老舗もビックリ!の回転寿司。
スバル・インプレッサWRX STi
フォルクスワーゲン・ゴルフR32
三菱ランサー・エボリューションVIII GSR
4枚ドアの普通の小型車をベースにしながら、スーパー・スポーツカーもうかうかできない動力性能と運動性能を有するスーパー実用車。超高価格な超高性能車階級にたいする蜂起軍のようなこのジャンル、ノミネート車は日本車2台、ドイツ車1台の3台。老舗の高級寿司屋でしか食せなかったネタも惜しげなく回しちゃう、これは回転寿司か?


偉大なる普通のクルマ 最後のまとめ座談会
4ジャンル、18台。本音と建前の無差別級
ベスト・ドライバーズ・カーは?じぶんで買いたいクルマは?
4人以上乗ることができ、実用車としての通常の使用条件ならば、どれにも対応でき、価格もランニング・コストも並外れて高くない、そんなクルマが普通のクルマ。その中でも、積極的なドライバーが運転して失望しない車――、それがここにノミネートされた18台だった。すべてのテストを終えたテスターがもっとも惹かれたのは?


特別付録:サーキット評価篇
清水和夫チーフ・テスターによるサーキット・インプレッション
フツーのクルマだからこそ、限界性能も重要なんです。
フツーのクルマはフツーであるがゆえに、どんな状況下にも対応できなくてはならない。そのクルマの持つ限界性能を、安全に、かつ明確にテストできる環境として、エンジン編集部はサーキットを選んだ。清水和夫氏による、評価ポイントとショート・インプレッションを紹介する。


軽よ!軽メーカーよ!軽を愛す人たちよ! 巻頭特集:鈴木亜久里、新ドライバーズ“軽”宣言
典型と新鋭、その原型から軽自動車の未来を考える
軽よ!軽メーカーよ!軽を愛す人たちよ!
構成=金子浩久 写真=望月浩彦
排気量やサイズだけで軽自動車を規定するのはもう終りにしようじゃないか。窮屈なら脱げばいい。重いなら捨てればいい。新しいルール、そろそろ作ろうよ。



New Car Commentaries
01 キャディラックCTS   写真=柏田芳敬

02 フジツボ・インプレッサ   写真=小池宣夫



現行メルセデスきってのスポーツ派。 ニューモデル海外試乗記(1)
オープン・カーの新基準、新型メルセデス・ベンツCLKクラス・カブリオレ登場!
現行メルセデスきってのスポーツ派。
3月のジュネーブ・ショウでデビューした新型CLKカブリオレの国際試乗会が地中海西部に浮かぶレジャー・アイランド、マヨルカ島で開かれた。それはまるで、SLの4人乗りみたいなスポーティなオープン・カーなのだった。


ニューモデル海外試乗記(2)
ジョン・クーパー・ワークスが作ったミニ・クーパーS、チューニング・キット・カーに英国で乗る
快進撃ミニに加わったホット・バージョン!
日本での発売開始から1年、ニュー・ミニの人気は衰えることを知らないようだ。なかでも売れているのが、スポーティ・モデルのクーパーとクーパーS。このほど、その2台をさらにスポーティに仕立てるためのチューニング・キットが、かのジョン・クーパー・ワークスから登場した。


ニューモデル海外試乗記(3)
ジャーマン・アメリカン・クーペ、クライスラー・クロスファイア登場!
クライスラーの衣を着たメルセデス
文=ささめじろう
2004年モデルとして正式デビューしたクライスラー・クロスファイアの国際試乗会が米カリフォルニア州サンディエゴで開かれた。メルセデス・ベンツSLKと4割弱を共有する独米ハイブリッド・クーペの出来栄えやいかに?


エンジン・ロード・テスト(1)
4月9日発売! マツダRX-8の最速インプレッション
近未来から来たロータリー宇宙船
文=ピーター・ライオン 写真=望月浩彦
01年のデトロイトショーで登場したマツダRX-8がいよいよ発売。観音開き4ドア、新ロータリー・エンジン、高剛性シャシーなど「革新」満載で価格は240万円~275万円


クルマにとって上質とはなにか、の解答。 エンジン・ロード・テスト(2)
BMW ALPINA B3 S & B10 V8 S
2台のアルピナ“S”に乗る
クルマにとって上質とはなにか、の解答。
写真=小宮岩男
アルピナにとって“S”の称号は、そのシリーズの最終完成型を意味するという。磨きに磨き込まれて、今まさに円熟の時を迎えた2台に同時試乗してみた。


エンツォ・フェラーリ、公道を走る! 式場壮吉スペシャル・テスト
エンツォ・フェラーリ、公道を走る!
文=式場壮吉 写真=柏田芳敬
F40、F50の系譜に連なるフェラーリの最新スーパー・スポーツ、その名もエンツォ・フェラーリ。世界限定399台。公道を走れるレーシング・カーが東京~箱根を初走行。歴史的瞬間に、好漢、式場壮吉が立ち会った。


VWルポGTIカップ・カーに雨の富士スピードーウェイで乗る
可愛さ満点、キビキビ感ある走りも抜群でした。
写真=小林 稔
今年から始まるフォルクスワーゲンのルポGTIカップ。そのカップ・カーに、いち早く富士スピードウェイで乗る機会を得た。あいにくの雨だったけれど、これが楽しいのなんの! エンジン編集部でも近く、長期リポート車として導入の予定だ。


第14回 三菱 自動車スーパー・ブランド論
第14回 三菱
文=徳大寺有恒 写真=柏田芳敬
徳大寺有恒はかって、初代“コルト”ギャランAI・スポーツ1300を愛用していた。1日中乗っても飽きない、バランスのよいドライバーズ・カーだったからだ。


ENGINE PEOPLE
オールド・カー・エンスージアスト、山野エミールさん
中年よ、レースせよ!
写真=鈴木 勝(クルマ)/奥山栄一(人物)
オールド・カーでレース出場することが、中年紳士たちのあいだでブームになりつつある。本場イタリアのミッレ・ミリアへの日本人参加希望者は増大の一途。海外オールド・カー・レースに最多出場する日本人、山野エミールさんはなぜ走るのか?


MEN IN WHITE 夏服の男たち ENGINE FASHION FEATURE
MEN IN WHITE 夏服の男たち
写真=安部英知 スタイリング=祐真朋樹 グルーミング=佐藤富太
明るい色の夏服の出番がやって来ました。シルク、リネン、コットンなどの贅沢な素材の、ちょっとフォーマルな感じがするアイテムをまるで日常着のようにフツーに着こなす。太陽と海にちかい場所なら、それは特別なことではありません。


ジャガー・ルクルトの上海とは? WATCH! SPECIAL
アール・デコのレベルソ、その新作2本が、よみがえった魔都で発表された!
ジャガー・ルクルトの上海とは?
写真=緒形悌一
高級機械式時計の数少ない一貫生産メーカー=マニュファクチュールとして名高いスイスのジャガー・ルクルトは、3月はじめ、刺激的な国際都市としてよみがえった上海で、レベルソのニュー・モデルを2本発表した。


ENGINE FASHI0N FEATURE:
SPRING AND SUMMER SUITS BY DOLCE & GABBANA
“現代”をまとった実用服 スーツのドルチェ&ガッバーナ
写真=安部英知 スタイリング=祐真朋樹 グルーミング=佐藤富太
1958年シチリア島生まれで、縫製工場を経営する生家をもつドメニコ・ドルチェ。グラフィックアートを学びつ広告代理店に勤務したことがある、1962年ヴェニス生まれのステファノ・ガッバーナ。このふたりが“ドルチェ&ガッバーナ”のブランド名で、ウィメンズ・コレクションをミラノで発表したのは1984年。そして、メンズ・コレクションはその6年後。ふたりが矢継ぎ早に提案するモードはいずれのシーズンも最先端、顧客にハリウッドのスターやミュージシャンが多いこともあり、派手なブランド服という印象がある。しかし、ひとつひとつのアイテムを見ていくと、今日性こそ多少過剰で、そこがドルチェ&ガッバーナ的ではあるけれど、そのベースにはクラシックな服(づくり)の文脈がしっかり存在していることがわかる。シルエットやカッティングは斬新だが、着心地がよいのはそれゆえだ。実用服としてのルールは決してはずさないが、たんなる実用服では終らないかれらのスタイルは、ある意味、スーツにもっともよくあらわれている。今シーズンはテーマに「イタリアへの賛辞と敬愛」を上げており、スーツもイタリア的快楽主義のテイストがある。クラシックをベースにしながら最新でもあるイタリアン・スーツ、それがスーツのドルチェ&ガッバーナだ。


ENGINE FASHION FOR LIFE:
BAG or TRAVEL, BUSINESS and WEEKEND
3つのシーン、3つのバッグ
写真=笹口悦民/緒形悌一 スタイリング=井嶋和男 グルーミング=MASAYUKI
デザインと機能を兼ね備えた傑作バッグをシーンによって使い分けたい。そんな気持ちを、男たちは抱いている。


ORDER MADE SHIRT BY LANVIN
歌舞伎俳優、市川右近がオーダーする
ランバン直営店限定のこだわりシャツ
文=梶井 誠 写真=奥山栄一 スタイリング=森本美紗子
「大学時代以来、久しぶりにクレリックシャツを着たい気分」という市川右近さんが選んだのは、ランバンのオーダーメイドシャツ。パターンオーダーならではの最良のフィット感に加えて、細部に至るディテールの好みまでパーソナルに選べるシャツは、オーソドックスながら、ブランドの歴史と伝統を感じさせる美しさがある。ランバン直営店限定のワンランクアップの“DEMI MEASURE”を試してみた。


ENGINE FOR TIMEPIECES“WATCH!”
イチバンの時計が欲しい!
文=名畑政治 写真=近藤正一
人気のある時計には理由がある。それを調べたら、あるキーワードが見つかった。それは「イチバン」。やたらと順番にこだわるのも大人げないが、やっぱイチバンは気分がいい!


INTERESTING THINGS
大人のオトコが持つケータイ
文=藤井正則 写真=近藤正一
世を席巻するオモチャみたいな携帯電話にはうんざり。もっと骨太な携帯が欲しい。そんな期待に応えてくれるアイテムを見つけた。


森羅万象を斬る「ENGINE BEAT」 10連発



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