マネロ パワーリザーブ

ビッグデイトを中心にした機能表示の、ユニークなレイアウトはオリジナリティに溢れている。搭載する自社製のキャリバーはペリフェラルローターを採用し、薄く手巻きのようなスタイルが楽しめる。自動巻き。ステンレススティール、ケース直径42.5㎜、3気圧防水。税別127万円。

手巻きのように薄い設計のムーブメント

マネロ・シリースでは初搭載となる自社製自動巻きキャリバー「CFB A1011」を搭載する。ムーブメントの外周を回転し、両方向で巻き上げることができる高効率のペリフェラルローターを採用しているため、手巻きのようにムーブメントを薄く設計できるのが特徴で、マネロ パワーリザーブではケース厚12.54㎜を実現している。

クラシックなデザインのパワーリザーブ表示

パワーリザーブとは、ゼンマイの巻き上げ量と残りの持続時間を示すものだ。かつてのマリンクロノメーターに採用されていた機構が腕時計にも採用されている。マネロ パワーリザーブでは3時位置にある半円形の目盛と針で表示されているが、その縁取りを2段装飾にするなど繊細で丁寧なつくりも、このモデルの見逃せない魅力だ。

パトラビ トラベルテックⅡ

24時間表示の赤いGMT針と外側の固定ベゼルと回転式インナーベゼルによって、3タイムゾーンを判読可能。ゴールドの大径ケースがジェットセッターの矜持を映し出す。自動巻き、COSC公認クロノメーター。レッドゴールド、ケース直径47.4㎜、10気圧防水。税別565万円。

ケース裏面に刻まれる世界の都市

ケース裏面の素材には、最も金属アレルギーを起こしにくいチタンを採用。その上には、24のタイムゾーンとそれらに対応する世界の各都市の名前が彫り込まれている。ウィットに富んでいるのがその中で唯一の反転色部分。中央ヨーロッパ時間帯(CET)を表示しているのだが、都市名に敢えてカール F. ブヘラが本社を置くスイスのルツェルンの名が刻まれている。

ケース側面から覗く、特許取得済みの機構

レッドゴールド製のケースは、直径47.4㎜という大型サイズだ。18Kゴールドならではのずっしりとした重みが、オーナーに特別な時計であることを教えてくれる。9〜10時位置のケース側面には、ムーブメントの動きをながめることができる小窓があり、クロノグラフ+3つのタイムゾーン表示というユニークで複雑な、特許取得済みのムーブメントの動きを愉しむことができる。

問い合わせ

ブヘラジャパン
03-6226-4650

カール F. ブヘラ 公式サイト