【大特集】安藤忠雄 格闘する「建築」と「アート」
編集長から
なぜ世界の美術館は
安藤忠雄を選ぶのか
安藤忠雄を選ぶのか
安藤忠雄が設計を担った建築のうち、今回は美術と関わりある建物に注目。彼が手がけた美術館は国内外40以上にのぼる。〈ベネッセアートサイト直島〉をはじめとする自然環境を生かした施設、歴史都市ヴェネツィアの景観と融合する〈プンタ・デラ・ドガーナ〉、美術館のあり方を問うアメリカの〈ピューリッツァー美術館〉……。予算不足なうえ進行中に施主が病没、それでも手を尽くして18年がかりで完成した美術館もある。世界各地の大コレクターたちの邸宅も数々手がけ、安藤はアートと建築の理想的な関係性を希求しつづけてきた。彼と仕事をともにしたアーティストたちにも取材、村上隆との対談では新国立競技場についても語られる。安藤はなぜ世界から求められるのか、その魅力を建築と関係者の声をとおして解き明かす。
第2特集ではアートが楽しめる国内のホテルをご紹介。客室の壁に作品が描かれていたり、美術館を併設した宿があったり、旅行シーズンの今こそ必読。
第2特集ではアートが楽しめる国内のホテルをご紹介。客室の壁に作品が描かれていたり、美術館を併設した宿があったり、旅行シーズンの今こそ必読。
芸術新潮編集長 吉田晃子
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「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。