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著者紹介

早稲田大学在学中にジャズ喫茶を開く。1979年、『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。1987年発表の『ノルウェイの森』は2009年時点で上下巻1000万部を売るベストセラーとなり、これをきっかけに村上春樹ブームが起きる。その他の主な作品に『羊をめぐる冒険』、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、『ねじまき鳥クロニクル』、『海辺のカフカ』、『1Q84』などがある。
日本国外でも人気が高く、柴田元幸は村上を現代アメリカでも大きな影響力をもつ作家の一人と評している。
デビュー以来、翻訳も精力的に行い、スコット・フィッツジェラルド、レイモンド・カーヴァー、トルーマン・カポーティ、レイモンド・チャンドラーほか多数の作家の作品を訳している。また、随筆・紀行文・ノンフィクション等も出版している。後述するが、ビートルズやウィルコといった音楽を愛聴し自身の作品にモチーフとして取り入れるなどしている。

年表
1949 0歳
1月12日京都府京都市に出生。まもなく兵庫県西宮市、のちに芦屋市に転居
1964 15歳
兵庫県立神戸高等学校入学
1968 19歳
早稲田大学第一文学部に入学
1974 25歳
5月 ジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺に開店(店名は以前飼っていた猫の名前から)
1975 26歳
早稲田大学第一文学部卒業
1977 28歳
「ピーター・キャット」を千駄ヶ谷に移す
1978 29歳
4月 神宮球場で野球を観戦中に小説を書くことを思い立つ。
およそ半年かけて『風の歌を聴け』を書き上げて、群像新人文学賞に応募
1979 30歳
5月 「風の歌を聴け」で第22回群像新人文学賞を受賞
7月 『風の歌を聴け』(講談社)刊行
1980 31歳
6月 『1973年のピンボール』(講談社)刊行
1981 32歳
専業作家となることを決意し、「ピーター・キャット」を閉店。
千葉県船橋市に転居
5月 スコットフィッツジェラルド著『マイ・ロスト・シティー』(中央公論社)刊行
11月 糸井重里との共著 『夢で会いましょう』(冬樹社/講談社文庫)刊行
12月 大森一樹監督による映画版『風の歌を聴け』公開
1982 33歳
この頃からランニングを始める。
10月 『羊をめぐる冒険』(講談社)刊行
12月 『羊をめぐる冒険』で第4回野間文芸新人賞を受賞
1983 34歳
アテネ・マラソンのコースを独自に完走。
5月 『中国行きのスロウ・ボート』(中央公論社)刊行
7月 レイモンド・カーヴァー著『ぼくが電話をかけている場所』(中央公論社)刊行
9月 『カンガルー日和』(平凡社/講談社文庫)刊行
12月 安西水丸との共著『象工場のハッピーエンド』(CBSソニー出版/新潮文庫)刊行
12月 ホノルル・マラソン参加。初めてのフルマラソン・レース完走。
1984 35歳
3月 稲越功一写真『波の絵、波の話』(文藝春秋)刊行
7月 安西水丸との共著『村上朝日堂』(若林出版企画/新潮文庫)刊行
7月 『螢・納屋を焼く・その他の短編』(新潮社)刊行
1985 36歳
6月 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(新潮社)刊行
7月 レイモンド・カーヴァー著『夜になると鮭は......』(中央公論社)刊行
9月 クリス・ヴァン・オールズバーグ著『西風号の遭難』(河出書房新社)刊行
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で第21回谷崎潤一郎賞を受賞
10月 『回転木馬のデッド・ヒート』(講談社)刊行
11月 佐々木マキ絵『羊男のクリスマス』(講談社)刊行
1986 37歳
神奈川県に転居
4月 『パン屋再襲撃』(文藝春秋)刊行
5月 ジョン・アーヴィング著『熊を放つ』(中央公論社)刊行
6月 安西水丸との共著 『村上朝日堂の逆襲』(朝日新聞社/新潮文庫)刊行
10月 ローマ、ギリシャ等ヨーロッパへ長い旅に出発
11月 安西水丸との共著 『ランゲルハンス島の午後』(光文社/新潮文庫)刊行
1987 38歳
2月 『THE SCRAP 懐かしの一九八〇年代』(文藝春秋)刊行
4月 『日出る国の工場』(平凡社/新潮文庫)刊行
7月 ポール・セロ―著『ワールズ・エンド(世界の果て)』(文藝春秋/中央公論新社)刊行
9月 『ノルウェイの森(上・下)』(講談社)刊行
11月 C.D.Bブライアン著『偉大なるデスリフ』(新潮社/中央公論新社)刊行
12月 クリス・ヴァン・オールズバーグ著『急行「北極号」』(河出書房新社/あすなろ書房)刊行
1988 39歳
3月 トルーマン・カポーティ著『おじいさんの思い出』(文藝春秋)刊行
4月 『ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック』(TBSブリタニカ/中央公論新社)刊行
9月 翻訳アンソロジー『and Other Stories』(文藝春秋)刊行
10月 『ダンス・ダンス・ダンス(上・下)』(講談社)刊行
1989 40歳
4月 レイモンド・カーヴァー著『ささやかだけれど、役にたつこと』(中央公論社)刊行
5月 『村上朝日堂はいほー!』(文化出版局/新潮文庫)刊行
6月 講談社インターナショナルがアメリカで『A Wild Sheep Chase(羊をめぐる冒険)』を刊行。
8月 クリス・ヴァン・オールズバーグ著『名前のない人』(河出書房新社)刊行
10月 ティム・オブライエン著『ニュークリア・エイジ(上・下)』(文藝春秋)刊行
12月 トルーマン・カポーティ著『あるクリスマス』(文藝春秋)刊行
1990 41歳
1月 『TVピープル』(文藝春秋)刊行
5月 レイモンド・カーヴァー著『大聖堂』(中央公論社)刊行
6月 『遠い太鼓』(講談社)刊行
8月 『雨天炎天』(新潮社)刊行
8月 レイモンド・カーヴァー著『愛について語るときに我々の語ること』(中央公論社)刊行
9月 アメリカの「ニューヨーカー」誌が短編『TVピープル』を掲載。
10月 ティム・オブライエン著『本当の戦争の話をしよう』(文藝春秋)刊行
11月 トルーマン・カポーティ著『クリスマスの思い出』(文藝春秋)刊行
11月 クリス・ヴァン・オールズバーグ著『ハリス・バーディックの謎』(河出書房新社)刊行
1991 42歳
アメリカのプリンストン大学に客員研究員として招聘される
2月 レイモンド・カーヴァー著『頼むから静かにしてくれ』(中央公論社)刊行
4月 ボストン・マラソンにはじめて参加、完走
11月 ニューヨーク・シティ・マラソンにはじめて参加、完走
12月 マーク・ヘルプリン著『白鳥湖』(河出書房新社)刊行
1992 43歳
9月 レイモンド・カーヴァー著『ファイアズ(炎)』(中央公論社)刊行
10月 『国境の南、太陽の西』(講談社)を刊行
1993 44歳
3月 アーシュラ・K・ル=グウィン著『空飛び猫』(講談社)刊行
3月 アメリカの出版社 Alfred A.Knopfが『The Elephant Vanishes(象の消滅)』を刊行
6月 クリス・ヴァン・オールズバーグ著『魔法のホウキ』(河出書房新社)を出版
9月 アメリカ・ボストンのタフツ大学へ移籍(95年5月まで)
11月 アーシュラ・K・ル=グウィン著『帰ってきた空飛び猫』(講談社)刊行
1994 45歳
1月 翻訳アンソロジー『SUDDEN FICTION 超短編小説70』(文春文庫)を出版
2月 『やがて哀しき外国語』(講談社)刊行
3月 レイモンド・カーヴァー著『象/滝への新しい小径』(中央公論社)を出版
4月 『ねじまき鳥クロニクル(第1部・第2部)』(新潮社)刊行
9月 クリス・ヴァン・オールズバーグ著『まさ夢いちじく』(河出書房新社)刊行
10月 レイモンド・カーヴァー著『カーヴァー・カントリー』(中央公論社)刊行
12月 稲越功一写真『使いみちのない風景』(朝日出版社/中公文庫)刊行
12月 レイモンド・カーヴァー著『CARVER'S DOZEN レイモンド・カーヴァー傑作選』(中央公論社)刊行
1995 46歳
3月 3月20日に地下鉄サリン事件が起きる
6月 安西水丸との共著『夜のくもざる』(平凡社/新潮文庫)刊行
8月 『ねじまき鳥クロニクル(第3部)』(新潮社)刊行
1996 47歳
1月 ビル・クロウ著『さよならバードランド』(新潮社)刊行
2月 『ねじまき鳥クロニクル』で第47回読売文学賞を受賞
4月 スコット・フィッツジェラルド著『バビロンに帰る ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック2』(中央公論新社)刊行
4月 クリス・ヴァン・オールズバーグ著『ベンの見た夢』(河出書房新社)刊行
5月 『うずまき猫のみつけかた』(新潮社)刊行
6月 「村上朝日堂」ホームページ開設(1997年11月まで)
6月 サロマ湖100キロウルトラマラソン参加
10月 マイケル・ギルモア著『心臓を貫かれて』(文藝春秋)刊行
11月 『レキシントンの幽霊』(文藝春秋)刊行
12月 河合隼雄との共著『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』(岩波書店/新潮文庫)刊行
1997 48歳
3月 『アンダーグラウンド』(講談社)刊行
5月 一人で、西宮から神戸まで歩く
6月 安西水丸との共著『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』(朝日新聞社/新潮文庫)刊行
6月 アーシュラ・K・ル=グウィン著『素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち』(講談社)刊行
9月 レイモンド・カーヴァー著『水と水とが出会うところウルトラマリン』(中央公論新社)刊行
10月 『若い読者のための短編小説案内』(文藝春秋)刊行
12月 和田誠との共著『ポートレイト・イン・ジャズ』(新潮社)刊行
1998 49歳
2月 「村上朝日堂」ホームページ再び開設(1999年11月まで)
4月 『辺境・近境』(新潮社)刊行
5月 松村映三写真『辺境・近境 写真篇』(新潮社)刊行
6月 安西水丸絵『ふわふわ』(講談社)刊行
7月 『CD-ROM版 村上朝日堂 夢のサーフシティー』(朝日出版社)刊行
10月 マーク・ストランド著『犬の人生』(中央公論新社)刊行
11月 『約束された場所で underground 2』(文藝春秋)刊行 
1999 50歳
4月 『スプートニクの恋人』(講談社)を刊行
5月 グレイス・ペイリー著『最後の瞬間のすごく大きな変化』(文藝春秋)刊行
7月 『約束された場所で underground 2』で第2回桑原武夫学芸賞を受賞
12月 『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』(平凡社/新潮文庫)刊行
2000 51歳
2月 『神の子どもたちはみな踊る』(新潮社)刊行
5月 編訳アンソロジー『月曜日は最悪だとみんなは言うけれど』(中央公論新社)刊行
7月 ビル・クロウ著『ジャズ・アネクドーツ』(新潮社)刊行
8月 友沢ミミヨ画『またたび浴びたタマ』(文藝春秋)刊行
8月 『そうだ、村上さんに聞いてみよう』(朝日新聞社)刊行
9月 シドニーオリンピック取材
9月 レイモンド・カーヴァー著『必要になったら電話をかけて』(中央公論新社)刊行
10月 柴田元幸との共著『翻訳夜話』(文春新書)刊行
2001 52歳
1月 『シドニー!』(文藝春秋)刊行
4月 『CD-ROM版村上朝日堂 スメルジャコフ対織田信長家臣団』(朝日新聞社)刊行
4月 和田誠との共著『ポートレイト・イン・ジャズ 2』(新潮社)刊行
6月 大橋歩画『村上ラヂオ』(マガジンハウス/新潮文庫)刊行
9月 アーシュラ・K・ル=グウィン著『空を駆けるジェーン』(講談社)刊行
2002 53歳
5月 トルーマン・カポーティ著『誕生日の子どもたち』(文藝春秋)刊行
7月 レイモンド・カーヴァー著『英雄を謳うまい』(中央公論新社)刊行
9月 『海辺のカフカ(上・下)』(新潮社)刊行
9月 『海辺のカフカ』ホームページ開設(同年12月まで)
12月 編訳アンソロジー『バースデイ・ストーリーズ』(中央公論新社)刊行
2003 54歳
4月 J・D・サリンジャー著『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社)刊行
6月 『少年カフカ』(新潮社)刊行
7月 柴田元幸との共著『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』(文藝春秋)刊行
11月 クリス・ヴァン・オールズバーグ著『いまいましい石』(河出書房新社)刊行
2004 55歳
3月 ティム・オブライエン著『世界のすべての七月』(文藝春秋)刊行
7月 レイモンド・カーヴァー著『必要になったら電話をかけて』(中央公論社)刊行
9月 『アフターダーク』(講談社)刊行
9月 クリス・ヴァン・オールズバーグ著『2ひきのいけないアリ』(あすなろ書房)刊行
11月 吉本由美・都築響一との共著『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』(文藝春秋)刊行
2005 56歳
1月 佐々木マキ絵『ふしぎな図書館』(講談社)刊行
1月 市川準監督による映画『トニー滝谷』公開
3月 『象の消滅  短篇選集 1980-1991』(新潮社)刊行
3月 「村上モトクラシ」ホームページ開設
6月 グレイス・ペイリー著『人生のちょっとした煩い』(文藝春秋)刊行
9月 『東京奇譚集』(新潮社)刊行
9月 クリス・ヴァン・オールズバーグ著『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』(あすなろ書房)刊行
11月 テリー・ファリッシュ著 バリー・ルート絵『ポテト・スープが大好きな猫』(講談社)刊行
11月 『意味がなければスイングはない』(文藝春秋)刊行
2006 57歳
3月 『これだけは、村上さんに言っておこう』(朝日新聞社)刊行
3月 「村上朝日堂」ホームページ三度目の開設(同年6月まで)
9月 『Blind Willow, Sleeping Woman(めくらやなぎと眠る女)』で、アイルランドのフランク・オコナー国際短編賞を受賞
10月 チェコ・プラハにて、フランツ・カフカ賞を受賞
11月 『海辺のカフカ』で世界幻想文学大賞を受賞
11月 スコット・フィッツジェラルド著『グレート・ギャツビー』(中央公論新社)刊行
11月 『ひとつ、村上さんでやってみるか』(朝日新聞社)刊行
12月 『はじめての文学 村上春樹』(文藝春秋)刊行
12月 クリス・ヴァン オールズバーグ著『さあ、犬になるんだ! 』(河出書房新社)刊行
2007 58歳
9月 ベルギー・リエージュ大学より、名誉博士号を受ける
1月 2006年度朝日賞を受賞
3月 レイモンド・チャンドラー著『ロング・グッドバイ』(早川書房)刊行
3月 安西水丸絵『村上かるた うさぎおいし―フランス人』(文藝春秋)刊行
11月 第1回早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞
10月 『走ることについて語るときに僕の語ること』(文藝春秋)刊行
12月 和田誠との共著『村上ソングズ』(中央公論新社)刊行
2008 59歳
2月 トルーマン カポーティ著『ティファニーで朝食を』(新潮社)刊行
2月 ジム・フジーリ著『ペット・サウンズ』(新潮社)刊行
6月 アメリカ・プリンストン大学より、名誉博士号(文学)を受ける。
10月 アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校日本研究センターより、第1回バークレー日本賞を受賞
2009 60歳
2月 イスラエルにてエルサレム賞を受賞
3月 編訳エッセイ集『私たちの隣人、レイモンド・カーヴァー』(中央公論新社)刊行
3月 スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラにて、アルソビスポ・ファン・デ・サン・クレメンテ文学大賞を受賞
4月 レイモンド・チャンドラー著『さよなら、愛しい人』(早川書房)刊行
5月 『1Q84(BOOK 1・BOOK 2)』(新潮社)刊行
11月 『1Q84』で第63回毎日出版文化賞を受賞
11月 スコット・フィッツジェラルド著『冬の夢』(中央公論新社)刊行
11月 『めくらやなぎと眠る女』(新潮社)刊行
12月 スペイン芸術文学勲章を受章
2010 61歳
3月 レイモンド・カーヴァー著『ビギナーズ』(中央公論新社)刊行
4月 『1Q84(BOOK 3)』 (新潮社)刊行
9月 インタビュー集『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』(文藝春秋)刊行
9月 シェル・シルヴァスタイン著『おおきな木』(あすなろ書房)刊行
11月 カット・メンシック絵『ねむり』(新潮社)刊行
12月 トラン・アン・ユン監督による映画『ノルウェイの森』公開
12月 レイモンド・チャンドラー著『リトル・シスター』(早川書房)刊行
2011 62歳
1月 『村上春樹 雑文集』(新潮社)刊行
6月 スペイン・バルセロナにてカタルーニャ国際賞を受賞
6月 サム・ハルパート編『私たちがレイモンド・カーヴァーについて語ること』(中央公論新社)刊行
7月 大橋歩画『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』(マガジンハウス/新潮文庫)刊行
9月 ジェフ・ダイヤー著『バット・ビューティフル』(新潮社)刊行
11月 小澤征爾との共著『小澤征爾さんと、音楽について話をする』(新潮社)刊行
2012 63歳
4月 マーセル・セロー著『極北』(中央公論新社)刊行
5月 彩の国さいたま芸術劇場にて、フランク・ギャラティ脚本、蜷川幸雄演出による舞台『海辺のカフカ』初演
5月 アメリカ・ハワイ大学より、名誉博士号(人文学)を受ける
7月 大橋歩画『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』(マガジンハウス/新潮文庫)刊行
10月 『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で第11回小林秀雄賞を受賞
10月 2012年度国際交流基金賞を受賞
12月 レイモンド・チャンドラー著『大いなる眠り』(早川書房)刊行
2013 64歳
2月 カット・メンシック絵『パン屋を襲う』(新潮社)刊行
4月 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋)刊行
5月 京都大学にて河合隼雄財団主催 公開インタビュー
9月 編訳アンソロジー『恋しくて』(中央公論新社)刊行
2014 65歳
3月 J・D・サリンジャー著『フラニーとズーイ』(新潮文庫)刊行
4月 『女のいない男たち』(文藝春秋)刊行
5月 アメリカ・タフツ大学より、名誉博士号(文学)を受ける
10月 編訳アンソロジー『セロニアス・モンクのいた風景 』(新潮社)刊行
11月 カット・メンシック絵『図書館奇譚』(新潮社)刊行
11月 ドイツ・ベルリンにて、ヴェルト文学賞を受賞
12月 レイモンド・チャンドラー著『高い窓』(早川書房)刊行
2015 66歳
1月 期間限定サイト「村上さんのところ」開設(同年5月まで)
3月 カナダ・日系文化会館より、サクラ・アワード受賞
4月 ダーグ・ソールスター著『Novel 11, Book 18』(中央公論新社)刊行
7月 『村上さんのところ』(新潮社)刊行
7月 電子書籍『村上さんのところ コンプリート版』配信開始
9月 『職業としての小説家』(スイッチ・パブリッシング/新潮文庫)刊行
11月 『ラオスにいったい何があるというんですか?』(文藝春秋)刊行
2016 67歳
4月 柴田元幸とともに「村上柴田翻訳堂」シリーズ(新潮文庫)刊行開始。カーソン・マッカラーズ著『結婚式のメンバー』(新潮文庫)刊行
5月 ちひろ美術館・東京にて『村上春樹とイラストレーター』展開催(8月まで)
10月 デンマーク・オーデンセにて、アンデルセン文学賞を受賞
12月 レイモンド・チャンドラー著『プレイバック』(早川書房)刊行
2017 68歳
2月 『騎士団長殺し(第1部・第2部)』(新潮社)刊行
3月 村上春樹翻訳(ほとんど)全仕事』(中央公論新社)刊行
4月 川上未映子との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―』(新潮社)刊行
5月 ジョン・ニコルズ著『卵を産めない郭公』(新潮文庫)刊行
8月 グレイス・ペイリー著『その日の後刻に』(文藝春秋)刊行
11月 カット・メンシック絵『バースデイ・ガール』(新潮社)刊行
12月 レイモンド・チャンドラー著『水底の女』(早川書房)刊行
2018 69歳
2月 エルモア・レナード著『オンブレ』(新潮文庫)刊行
3月 レイモンド・チャンドラー著、マーティン・アッシャー編『フィリップ・マーロウの教える生き方』(早川書房)刊行
4月 ラオスにいったい何があるというんですか?』(文春文庫)刊行
5月 村上さんのところ』(新潮文庫)刊行
8月 Tokyofm「村上RADIO」放送開始
11月 ジョン・チーヴァー著『巨大なラジオ/泳ぐ人』(新潮社)刊行
2019 70歳
3月 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編〔上/下〕―』(新潮文庫)刊行
4月 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編〔上/下〕』(新潮文庫)刊行
8月 ドナルド・L・マギン著『スタン・ゲッツ―音楽を生きる―』(新潮社)刊行
12月 川上未映子との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―』(新潮文庫)刊行
2020 71歳
4月 猫を棄てる 父親について語るとき』(文藝春秋)刊行
5月 グレイス・ペイリー著『その日の後刻に』(文春文庫)刊行
6月 村上T 僕の愛したTシャツたち』(マガジンハウス)刊行
7月 一人称単数』(文藝春秋)刊行
8月 カーソン・マッカラーズ著『心は孤独な狩人』(新潮社)刊行
10月 ジョン・グリシャム著『「グレート・ギャツビー」を追え』(中央公論新社)刊
2021 72歳
6月 古くて素敵なクラシック・レコードたち』(文藝春秋)刊行
7月 柴田元幸との共著『本当の翻訳の話をしよう 増補版』(新潮文庫)刊行
10月 早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)開館
2022 73歳
2月 レイモンド・チャンドラー著、マーティン・アッシャー編『フィリップ・マーロウの教える生き方』(ハヤカワ・ミステリ文庫)刊行
4月 スコット・フィッツジェラルド著『最後の大君』(中央公論新社)刊行
5月 チノ・デルドゥカ世界文学賞を受賞
10月 村上春樹 映画の旅』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館/監修(フィルムアート社)刊行
10月 BRUTUS特別編集合本村上春樹」(マガジンハウス)刊行
11月 猫を棄てる 父親について語るとき』(文春文庫)刊行

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