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#7 新潮社 総合メールマガジン 「Mikazuki」 2016/07/15
《出版ウェブサイトの価値を刷新》新潮社のホームページ ニューオープン! 7000点を超える本・雑誌の全アーカイブスと全出版活動を網羅する。 [→www.shinchosha.co.jp]
INDEX
■PRESENT  「#キュンタ」で盛り上がって、「純金キュンタしおり」をゲットしよう!
■MESSAGE  『ハリネズミの願い』トーン・テレヘン/著、長山さき/訳
■YUKKY'S COLUMN  本屋大賞の傑作歴史巨編、ついに文庫化 『村上海賊の娘』和田竜/著
■PICK UP  『伯爵夫人』蓮實重彦/著『ジブリの仲間たち』鈴木敏夫/著『本屋さんのダイアナ』柚木麻子/著『わたしのカイロス 1巻』からあげたろう/著新潮文庫の100冊 2016
■MOVIE・TV・STAGE  『グ・ラ・メ!』が「金曜ナイトドラマ」枠でドラマ化!
■EVENT  「身近な戦争の記憶を継承する方法 ~何を手がかりに、どう記録するか~ 」講師:城戸久枝(ノンフィクションライター)
■MAGAZINES  死ぬための生き方「新潮45」谷川俊太郎 洗いざらしのTシャツみたいに「考える人」
■BOOK REVIEW  『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子/著『挫折を経て、猫は丸くなった。―書き出し小説名作集―』天久聖一/編
■RANKING  【第1位】  書籍『老いも病も受け入れよう』| 文庫『村上海賊の娘(一)』| 新書『言ってはいけない―残酷すぎる真実―』
PRESENT
「#キュンタ」で盛り上がって、「純金キュンタしおり」をゲットしよう!
MESSAGE
直筆メッセージ Image
親愛なるどうぶつたちへ。ぼくの家にあそびに来るよう、キミたちみんなを招待します。……でも、だれも来なくてもだいじょうぶです。
『ハリネズミの願い』トーン・テレヘン/著、長山さき/訳  イラストレーション・祖敷大輔
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「波」表紙の筆蹟はアムステルダム在住の作家、トーン・テレヘンさん。「『いいよ』とハリネズミは言って紅茶をいれた」と書かれています。読み終えた時、誰にでもいいから無性に語りたくなるような、ひとにはずっと黙っていたいような、得も言われぬ不思議な心持ちになる『ハリネズミの願い』からの一節です。 [→編集長から 「波」2016年7月号より]
Yukky's COLUMN
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 広報宣伝部長の伊藤幸人です。
 2014年に本屋大賞を受賞し、100万部を突破した大ベストセラー『村上海賊の娘』(上巻・下巻)がついに文庫化されました。
 戦国時代に瀬戸内海で一大勢力を誇った村上水軍。その当主の娘にして、勇猛果敢な女海賊「景」(きょう)を主人公に、『のぼうの城』や『忍びの国』で歴史小説に新風を吹き込んだ和田竜氏が、徹底した取材と資料収集で書き上げた歴史巨編です。
 文庫は全4冊で、6月末に一、二が刊行されましたが、いきなり全国の各書店で売り上げ「第1位」を爆走中です。7月末には三、四が出ることになっていますが、このたびは特別にテレビCMを打つことにしました。毎週土曜日に関東地区を中心に放映されているTBS「王様のブランチ」のブックコーナーで、7月23日と30日に30秒ずつのCMを流します。『村上海賊の娘』の雰囲気をよくとらえた躍動感あふれるCMですので、ご覧いただければと思います。
 そして、もしまだこの傑作歴史小説を手に取っておられない方は、文庫化を機に是非お読みください。決して損はさせません。猛暑の夏を忘れられるほど、血沸き肉躍る面白さです。
『村上海賊の娘』(一)~(四)和田竜/著
PICK UP
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「お答えしません」「馬鹿な質問はやめていただけますか」――三島由紀夫賞決定直後の不機嫌会見で、一躍時の人となった蓮實重彦氏。しかし、真の事件性は、受賞作『伯爵夫人』のテクストにこそ宿っています。尽きせぬ言葉の運動、官能を超え生々しいイメージ。80歳の元東大総長が著した「禁断の書物」を、お楽しみください。
『伯爵夫人』蓮實重彦/著
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「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「風立ちぬ」……あの映画はこうして当てた! 大ヒット作には、それぞれの裏話と秘技があった。宮崎駿を高畑勲を支えてきたプロデューサーが手の内をすべてさらけ出す、究極の映画本にしてビジネス書。
『ジブリの仲間たち』鈴木敏夫/著
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「大穴」と書いて「ダイアナ」と読む、超DQNネームをもつ矢島ダイアナの夢は3つ。
1. 15歳になったら名前を変える。
2. 自分の本屋さんを開く。
3. お父さんを探す旅に出る。
この目標を打ち明けたのは、親友の彩子だけ――。少女が大人へと変わる十余年を描く長編。「本」に救われた経験をもつ、すべての人へ贈る物語です!
『本屋さんのダイアナ』柚木麻子/著
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かわいい絵柄に騙されることなかれ。主人公・グラジオラスは謂れのない罪によって、砂と鉄に覆われた惑星に「剣闘士」として流されてしまいます。罪人同士を戦わせて楽しむ、貴族達の悪趣味な娯楽に巻き込まれたグラジオラスですが、勝ち抜いた先に待つという自由を求めて戦いに身を投じます。未知の星での冒険、仲間との出会いと別れ、強敵との戦い、物語に込められた深いテーマ……これぞ大河冒険ファンタジー! な一作です。作家さんの才能と、作品のスケール感を是非堪能してください!
『わたしのカイロス 1巻』からあげたろう/著
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新潮文庫 今月のフェア
EVENT
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身近な戦争の記憶を継承する方法
~何を手がかりに、どう記録するか~

講師:城戸久枝(ノンフィクションライター)
「記憶」を「記録」として残すには……。71年目の夏、その意義と方法をともに考えませんか?
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MOVIE・TV・STAGE
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『グ・ラ・メ!~大宰相の料理人~』西村ミツル/著、大崎充/漫画
週刊コミックバンチ時代に、好評連載していた『グ・ラ・メ!』が「金曜ナイトドラマ」枠でドラマ化!
金曜ナイトドラマ「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」
2016年7月22日スタート 毎週金曜午後11:15~0:15
テレビ朝日系24局(一部地域で放送時間が異なります)
出演:剛力彩芽、滝藤賢一、高橋一生、新川優愛、内藤理沙、松尾幸実、三宅弘城、小日向文世 ほか
かつて日本には、総理が任命した鑑定料理人がいた。2016年夏、70年ぶりに“総理の料理番”が誕生する――。
 吉田茂政権以来、約70年ぶりに総理任命の『官邸料理人』が復活。その座に抜擢されたのは、25歳の女性料理人・一木くるみだった! ひとりの天才女性シェフが“総理官邸”に乗り込み、その腕一本で数々の要人・政治家たちを虜にしていく、エンターテインメント性たっぷりの料理ドラマが誕生! 主演に剛力彩芽を迎え、個性豊かな俳優陣とともに週末の夜に“美味しいひととき”をお送りします! [→特設サイトへ]
MAGAZINES
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BOOK REVIEW
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恐らく、加藤氏は、人間の限界を超えて、歴史を突き動かす目には見えないが確実に存在する力をつかまえることに成功したのだと思う。それだから、歴史に登場する人物や出来事を相対化することができるのだ。 [→全文を読む]
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僕の「書き出し小説」の遊び方のひとつは、その日その日、テーマを決めて本を開くんです。たとえばサスペンスだとすると、これが殺人の動機だったら、とか。今日はSF、今日は純愛……って。最後にヒロインと素敵なキスをすると考えて、これが入り口としてどんなストーリーになるかを10行以内で考える。 [→全文を読む]
RANKING  更新日:2016/07/11
書籍
1位 老いも病も受け入れよう 瀬戸内寂聴/著
2位 カエルの楽園 百田尚樹/著
3位 伯爵夫人 蓮實重彦/著
4
長流の畔―流転の海 第八部― 宮本輝/著
5
ハリネズミの願い トーン・テレヘン/著、長山さき/訳
文庫
1位 村上海賊の娘(一) 和田竜/著
2位 村上海賊の娘(二) 和田竜/著
3位 さくら聖・咲く―佐倉聖の事件簿― 畠中恵/著
4
それでも、日本人は「戦争」を選んだ 加藤陽子/著
5
ゼツメツ少年 重松清/著
新書
1位 言ってはいけない―残酷すぎる真実― 橘玲
2位 広島はすごい 安西巧/著
3位 脳が壊れた 鈴木大介/著
4
ジブリの仲間たち 鈴木敏夫/著
5
組織の掟 佐藤優/著
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