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興味津々、奇想の作家

作成者:芸術新潮

芸術新潮
「芸術新潮」2016年10月号

 はね上がった口髭、ギョロリとした目。パフォーマンス性の高い風貌のおかげで、ダリは顔がよく知られた画家だ。だが知名度の割に、彼の仕事の全容はあまり知られていないように思われる。絵画のみならず、舞台や映画、ファッションへも表現の幅を広げた多才であった。蜘蛛のように細長い足の象や、ぐにゃりと曲がった時計などが描かれた名作はダリの一面でしかないけれど、やっぱり面白い!

 そんな奇想の世界観が楽しめる本を揃えてみた。ほぅほぅと感心しているうちに、自分のなかの“ひらめき力”が開花するかも?

応挙よりウマイ、若冲よりスゴイ、伝説の絵師

決して「奇」に走り過ぎず、押しつけがましくない。観る人がスッと絵の中に入ってゆけるような、何か絶妙な柔らかさや品性がある

[井浦新/品性と奇想のある画家 「波」2017年8月号より →立ち読みへ]

500年前に描かれた人類の罪と罰の一大パノラマは、一体誰のために、何の目的でつくられたもの? そして謎多き画家の素顔は――?

ボスの筆がもっとも冴えわたるのが、「地獄」や「煉獄」そして人間が愚行を繰り広げる「この世」を描くとき。

[本書より →立ち読みへ]

中世奇想動物園へようこそ

[本書より →立ち読みへ]

商才はなくとも画才はあった! 青物商から絵の道へ転じて大ブレイク

独学なのに異常なまでに高度なテクニック。対象物を巧みにデフォルメする独自の目線。

[担当編集者のひとこと より →全文へ]

当代一流研究者が勢ぞろい、最新知見も加えて、この稀有な絵師の魅力と見どころを丁寧に解き明かす決定版。

若冲のウラのウラまで明かします

[本書 目次より →目次へ]

描きたいものを描く人生!

[本書 目次より →目次へ]

キワモノ扱いされていた「奇特な」画家たちを発掘し、ニッポンの美に禍々しき愉楽を与えた立役者。

80歳を超えた美術史家の回想録。思わず引き込まれてしまった。美術好きなら誰もがきっとそうなるはず。

[鈴木芳雄/「先生の恩師」の飾らぬ素顔 「波」2014年7月号より →全文へ]

魁偉な武者絵から三枚続の大画面構成の錦絵へ――

気っ風が命の江戸っ子浮世絵師は、見る者を驚かすのも尋常ではない。

とにかくオールマイティ、しかもどの作品も完成度は並みじゃない。

正統と異端を同時に生きた画家

[本書 目次より →目次へ]

爆裂! コミック・ワールド

[本書 目次より →目次へ]

意匠作家も顔負け、驚異のデザイン力

[本書 目次より →目次へ]

奇想派の再評価で日本美術史をリセットした辻惟雄と、現代アートのトップランナー村上隆。

かたや辻が若冲・蕭白ら意中の画家をめぐる熱きエッセイをものすれば、こなた村上はそれを受けてたち、新作を描きおろす。

〈絵合せ〉[二番〉 伊藤若冲
〈絵合せ〉[十四番〉 赤塚不二夫
〈絵合せ〉[十六番〉 ふたたび長沢芦雪
〈絵合せ〉[千秋楽〉 100m五百羅漢図

[本書 目次より →目次へ]

孤高、奇想、天才――そんなガウディ像は果して正しいのか。

過剰主義という特性を典型的に象徴するのが、ガウディの建築なのではないか

[本書より →立ち読みへ]

たしかに表面的には奇怪に見えるけれども、それは時代のなかで突然変異的に登場したものなんかではない。

[本書より →立ち読みへ]

「エロス」「愛と死」「信仰と秘儀」など18のキーワードで、世紀末の闇を解き明かしてゆく

世紀末の物語絵は、なんらかの逸話を物語ると同時に作者自身の内部をも映していき、そして物語らぬようになる。

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