ホーム > まとめ > Hello & Goodbye 出会いと別れ

Hello & Goodbye 出会いと別れ

作成者:la kagu

Hello & Goodbye 出会いと別れ

la kaguの建物は、もとは新潮社の「本の倉庫」でした。 たくさんの本が眠っていたこの空間から、新潮社の特別な本をお届けします。

春とともにやってくる、出会いと別れ。

「小説新潮」4月号では「Hello & Goodbye」という特集を組み、出会いと別れをテーマにした小説を掲載します。la kaguでは、「小説新潮」編集部員がお勧めする「出会い」そして「別れ」の本を紹介しています。

新井久幸(Hisayuki Arai)

彼は、僕が大学生のときに逝ってしまった。現世で会う機会は永遠に失われたと諦めていたのだが、肉声が聞こえてくるかのようなノートの数々は、実際に彼と向き合っている気持ちにさせてくれた。忘れがたい「出会い」の書。

小林加津子(Kazuko Kobayashi)

日本ミステリー界のヒーロー・合田雄一郎。その、クールを絵に描いたような合田が、なんと盲目的な恋に落ちる。しかも三角関係の男とは幼なじみ……昏く重く燃え上がる恋情。最近のライトな恋愛小説が物足りない方は、ぜひ!

照山朋代(Tomoyo Teruyama)

著者名を見て「よく分からないけれど難しそう」なんて思っていませんか? 主人公は自意識過剰でひがみっぽい、かなーり面倒くさい男(←現代にもいそう!)。親戚の遺産が転がり込んで来たことをきっかけに、ひきこもりのニート生活を始めます。そんな彼がかつて恋をした相手は、なんと――。

福島歩(Ayumu Fukushima)

憧れの人やモノに自ら手を伸ばそうとするとき、少年少女は打算的でない無垢な領域から少しずつ離れていく――。それを繰り返し、私たちは大人への階段を上るのだということを、ユーモアと温もりを交えて、思い出させてくれる一冊です。

内田諭(Satoshi Uchida)

おぬい婆さんと洪作のディープな愛に、全国のお婆ちゃん子は必ず涙するはず。自分の中のピュアな一面に気づける一冊。洪作のその後を描いた『夏草冬濤』、『北の海』や藤子不二雄A『まんが道』にも登場する、姉妹編とも呼ぶべき『あすなろ物語』もおすすめ。

後藤結美(Yumi Goto)

いつも漫画を買いに行く、近所の書店でこの本に出会ったのは約20年前。そこに書かれていたのは、けして悲しいだけではない、たくさんの別れの物語でした。開いて、読んで、閉じて、また開いて……。何度でも出会いたくなる一冊です。

大曽根幸太(Kouta Osone)

僕がロードレースにハマるきっかけになった一冊。エースとアシストの過酷な関係も、熱いレースも、そこで起きた悲劇も、全てに熱狂しました。自分ではない誰かの為に力を尽くすことがこんなに切ないなんて――。

キーワード

関連まとめ