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酉年に刊行したミステリー小説

作成者:小説新潮

「小説新潮」2017年2月号
「小説新潮」2017年2月号

 2017年、酉年が幕を開けました! 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 前回の酉年は、2005年。その前は1993年、1981年……。どんな年だったのか、数字だけではなかなか当時を思い出すことはできないものですね。では、酉年に世に出た本とともに、振り返ってみるというのはいかがでしょうか。
 2017年2月号の小説新潮[ミステリー特集]に因み、酉年に刊行した「ミステリー小説」をご紹介します。

■2005年(平成17年)

墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけた

高3の夏、復讐は突然はじまった。中2時代のクラスメートが、一人また一人と襲われていく……。犯行予告からトロ吉が浮び上がる。4年前、クラス中のイジメの標的だったトロ吉こと廣吉。

連続殺人事件のマスコミ対策に追われる竜崎は、衝撃の真相に気づいた。そんな折、竜崎は息子の犯罪行為を知る――。

美貌の民俗学者・蓮丈那智のもとに届いた手紙。神すなわち即身仏なのだという。彼女は、さっそく助手の内藤三國と調査に赴く。だが調査を終えた後、手紙の差出人が失踪してしまった――。

富山と東京を往復する薬売りの老人が、舞鶴で遺体となって発見される。取材で富山の魚津に滞在中の浅見光彦は、殺される直前の老人と会った後に行方をくらませた謎の女性を追う。

周囲の森が一夜にして海と化したという伝説をもつ島イル・サン・ジャック。22世紀の旅人ミチルとロイディがこの島で出会った「女王」は、かつて別の地に君臨した美しき人に生き写しだった――。

松山市の俳句祭りで、「血の匂い・怨念・死ぬ」といった言葉が詠み込まれた俳句が見つかった。殺意を秘めた不吉な響きに、十津川警部は警戒を強め、過去の事件を洗い直した……。

頭の弱い女が誘い込んだのはヤクザで、相棒の男が凄んでも脅しが効かない。逆ギレするヤクザ。女は消火器を振り下ろした。バラバラにした死体をいざ埋めようとするが……

■1993年(平成5年)

それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。

■1981年(昭和56年)

署でも官舎でもぐうぐう寝てばかりの“寝ぼけ署長”こと五道三省が人情味あふれる方法で難事件を解決する。

■2017年(平成29年)

香川県琴平町に現存する日本最古の芝居小屋といわれる琴平町の金丸座。年に一度の「こんぴら歌舞伎」に出演する人気役者に執拗な脅迫が。琴平に行けば人が死ぬ――その予告通り、事件は琴電の車中で起きた。

小学校最後の夏、花火大会の夜に、僕たちは想像を絶するほどの後悔を知ることになる――。それから20年余り、惨めな遺体が発見され、悲劇の夜の封印された謎に決着をつける時がきた。

弟を含めた家族四人の暮らしが始まった矢先、ひとりの女子高生が持ち込んだ不思議な写真をめぐる謎に、英一自身も関わることになり……。

大槇辰男は、かつて故郷のO村に住んでいた曾木美禰子(そぎみねこ)を駅で見かける。32年前、父に殺されたはずの女が、なぜ――。だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。

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