ホーム > ニュース > 坂口恭平×石川直樹「世界中で迷子? 家の中で大冒険!」 〜『家の中で迷子』(坂口恭平著)刊行記念イベント〜

イベント終了しました

坂口恭平×石川直樹
「世界中で迷子? 家の中で大冒険!」

坂口恭平×石川直樹「世界中で迷子? 家の中で大冒険!」 〜『家の中で迷子』(坂口恭平著)刊行記念イベント〜

 家の中で迷子になったこと、ありますか? 坂口恭平さんの新作小説『家の中で迷子』では、見慣れた部屋が森へと変貌し、幼き日の記憶のなかの海辺の老人に導かれ、言葉を話さない少女アゲハと出会い、無数の命に祝福されためくるめく世界探しの大冒険が繰り広げられていきます。
 路上のブルーシートでつくられた家に「都市の幸」をもとに0円で生きる方法を見出し、東日本大震災後、自身の故郷、熊本に独立国家の樹立を宣言。常に独自のものの見方で、これまで見慣れた世界のなかに新たに見えてくる世界を提示し続ける坂口さんと、エベレストをはじめ世界最高峰への登頂に挑み、北極から南極まで地球上のあらゆるところに自らカメラをもって出掛けて、写真と文章で地上の生を記録し続ける石川直樹さん。
 古くからの盟友のおふたりは、どのようにして世界と出会ってきたのか? その内なる冒険をめぐって、お話しいただきます。

〈プロフィール〉
■坂口恭平(さかぐち・きょうへい)
1978年熊本県生れ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。卒論をもとに日本の路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』を2004年に刊行。その後、『TOKYO 0円ハウス 0円生活』『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』を発表し、「都市の幸」をもとに金を使わず生きる術を示す。東日本大震災後の2011年5月、故郷熊本で独立国家の樹立を宣言し、新政府総理大臣に就任。その経緯と思想を綴った『独立国家のつくりかた』が話題となった。その他に、『幻年時代』『徘徊タクシー』『現実宿り』など著書多数。文筆のほか、音楽、美術の分野でも多彩な活動を行う。

■石川直樹(いしかわ・なおき)
1977年東京都生れ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。20代前半からデナリやエベレストなどの高峰に登る。人類学、民俗学などに関心を接続させ、世界中を旅しながら作品を発表し続けている。写真集『NEW DIMENSION』で講談社出版文化賞受賞。『CORONA』で土門拳賞を受賞。他に『最後の冒険家』(開高健ノンフィクション賞)など。また、ヒマラヤの八千メートル峰を撮影したシリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』『K2』がある。近著に『ぼくの道具』『極北へ』など。

開催日時 2018年7月2日(月)19:00~20:30(開場18:30)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 〈チケット〉
■2,000円/自由席
■1,800円/自由席(神楽坂ブック倶楽部会員限定)

※トーク終了後、坂口恭平さんの『家の中で迷子』のサイン会を行います。書籍は会場でも販売いたします。石川直樹さんについても、会場で書籍を購入された方に対しサイン会を行います。なお時間の都合上、サインは1著者につきお1人様1冊とさせていただきます。予めご了承ください。
※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。

※開場は開演の30分前です。

書籍紹介