ホーム > ニュース > 吉川トリコ×中島万紀子「マリー・アントワネットはホントに悪女?『ラ・マルセイエーズ』を歌いながら考えよう」 〜『マリー・アントワネットの日記 I, II』刊行記念&「フランス語で一曲歌えるようになる講座」コラボイベント〜

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吉川トリコ×中島万紀子
「マリー・アントワネットはホントに悪女?
『ラ・マルセイエーズ』を歌いながら考えよう」

吉川トリコ×中島万紀子「マリー・アントワネットはホントに悪女?『ラ・マルセイエーズ』を歌いながら考えよう」 〜『マリー・アントワネットの日記 I, II』刊行記念&「フランス語で一曲歌えるようになる講座」コラボイベント〜

 世界一有名な王妃であり、世界中から嫌われた王妃、マリー・アントワネット。ギャンブルとおしゃれと不倫にうつつを抜かし、フランスを危機に陥れた稀代の悪女。そんなパブリック・イメージを覆す、まったく新しいアントワネットが誕生しました!
 吉川トリコさんの文庫オリジナル新刊『マリー・アントワネットの日記』は、「あたしがフランス王太子妃とかwww超ウケるんですけどwww」「『パンがないならお菓子を食べればいいじゃない』なんてマジで言ってねえから!」と、はじけた文体で綴られる日記形式の小説です。
 わ、ギャルだ……と最初は度肝を抜かれるのですが、これが実に実に、いまの女性が直面する悩みや葛藤に寄り添ってくれる作品なのです。セクハラ、パワハラ、母娘問題、妊活といった切実な問題に250年前の王妃も同じように苦しんでいたことがわかり、共感と涙が止まりません。電子書籍「yomyom」に連載中から、「毎回楽しみにしてます!」という女性の声がたくさん聞かれました。
 本書の刊行を記念し、ラカグの大人気講座「フランス語で一曲歌えるようになる」とコラボした特別イベントを開催!マリー・アントワネットやその時代の話の後には、慶応大学や早稲田大学で教える名物講師・中島万紀子さんが、革命歌として生まれたフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」を教えてくださいます。(マリー・アントワネットがテーマにもかかわらず、革命歌を合唱するというエスプリが効きまくった講座です……!)もちろん、フランス語に馴染みのない方も大歓迎です。

〈プロフィール〉
■吉川トリコ(よしかわ・とりこ)
1977年静岡県浜松市生まれ。2004年、「ねむりひめ」で女による女のためのR-18文学賞大賞・読者賞をダブル受賞。2006年に刊行された「グッモーエビアン!」は2012年に大泉洋、麻生久美子主演で映画化された。ほかの著書に『ミドリのミ』『ずっと名古屋』『光の庭』などがある。

■中島万紀子(なかじま・まきこ)
神奈川県鎌倉市生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。リヨン第二大学DEA課程修了。現在、早稲田大学や慶應義塾大学などでフランス語講師を務める。著書に『大学1・2年生のためのすぐわかるフランス語』、訳書に『サリー・マーラ全集』など。定期的にコンサートを開催するなど歌の活動も積極的に行っており、シャンソンのほかルネサンス時代のフランスの古歌やバッハやフラメンコの歌まで幅広く愛唱している。

開催日時 2018年7月26日(木)19:00〜20:30(18:30受付開始)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 ※トーク終了後、会場で『マリー・アントワネットの日記』を購入された方を対象に吉川トリコさんのサイン会を予定しております。
※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場は開演の30分前です。