お知らせ

小説新潮10月号より、群ようこの人物観察エッセイ「るつぼ」新シリーズ連載スタート!

名エッセイスト・群ようこの人物観察エッセイ「るつぼ」シリーズ、「おんな」「おとこ」に続いて、このたび観察対象になったのはなんと……「じじばば」!

『おんなのるつぼ』             『おとこのるつぼ』

 ――漫画の「じゃりン子チエ」に出てくる、おかっぱ頭のヒラメちゃんにそっくりだった私も、還暦を過ぎた。あと少しで前期高齢者である。(中略)家から出てまず見てしまうのは、私よりも先輩のじじばばの方々の姿である。いったい彼らがどのような行動をしているのか、いいところは見習い、そうでないところは反面教師として、これからの人生の指針としたいのだ。(本文より)  ユーモラスな観察眼と鋭い筆が冴え渡る新連載、既刊も併せてお楽しみください!

著者紹介

群ようこムレ・ヨウコ

1954(昭和29)年、東京都生れ。六回の転職を経て、本の雑誌社勤務時代にエッセイを書き始め、1984年『午前零時の玄米パン』を刊行、独立する。『トラちゃん』『鞄に本だけつめこんで』『膝小僧の神様』『無印おまじない物語』『ネコと海鞘(ほや)』『またたび回覧板』『飢え』『ヤマダ一家の辛抱』『ビーの話』『小美代姐さん花乱万丈』『きもの365日』『平林たい子伝 妖精と妖怪のあいだ』『かもめ食堂』『しいちゃん日記』『ぢぞうはみんな知っている』『おんなのるつぼ』『れんげ荘』『パンとスープとネコ日和』『おとこのるつぼ』『ゆるい生活』『じじばばのるつぼ』『うちのご近所さん』『子のない夫婦とネコ』など著書多数。

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