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『狂うひと――「死の棘」の妻・島尾ミホ』刊行記念トークイベント 島尾伸三×梯久美子「『死の棘』の家で起こっていたこと──息子の目・作家の目」

『狂うひと――「死の棘」の妻・島尾ミホ』の刊行を記念して島尾伸三さん×梯久美子さんのトークイベントを開催します。

島尾伸三×梯久美子「『死の棘』の家で起こっていたこと――息子の目・作家の目」

島尾敏雄『死の棘』に書かれた愛人は誰だったのか。日記に書かれていた言葉は何だったのか。本当に狂っていたのは、妻か夫か――。

島尾敏雄・ミホ夫妻の長男である島尾伸三氏が、「きれいごとにはしないでください」と託した膨大な未公開資料によって、梯久美子氏は十年の歳月をかけて決定版評伝『狂うひと――「死の棘」の妻・島尾ミホ』を執筆しました。

本書によって明かされた『死の棘』の真実とは何か。『死の棘』の家は実際どうだったのか。おそらく、衝撃的な事実が次々に明かされる貴重な夜になるはずです。ぜひこの機会をお見逃しなく。

開催日時 2016年12月7日(水) 19:00〜20:30(受付開始18:30)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 ■チケット:2,000円(自由席)

*トーク終了後に、会場で本をご購入されたお客さまにむけて、登壇者によるサイン会を行う予定です。時間の都合上、サインをいただける冊数に制限を設ける場合がございます。予めご了承ください。

著者紹介

島尾伸三シマオ・シンゾウ

写真家、作家。1948年生まれ。島尾敏雄・ミホのもと、奄美大島で育つ。1974年東京造形大学造形学部写真専攻科卒業。著書に『島尾敏雄とミホ 沖縄・九州』『中華幻紀――島尾伸三写真集』『小高へ 父 島尾敏雄への旅』『魚は泳ぐ―愛は悪』『月の家族』『まほちゃん』など。

梯久美子カケハシ・クミコ

1961(昭和36)年熊本県生れ。北海道大学文学部卒業。編集者を経て文筆業に。『散るぞ悲しき』で2006(平成18)年に大宅壮一ノンフィクション賞を受賞、同書は米・英・仏・伊など世界8カ国で翻訳出版されている。2016年に刊行された『狂うひと「死の棘」の妻・島尾ミホ』は翌年、読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、講談社ノンフィクション賞の3賞を受賞した。他の著書に『世紀のラブレター』『昭和二十年夏、僕は兵士だった』『昭和の遺書――55人の魂の記録』『百年の手紙――日本人が遺したことば』『廃線紀行――もうひとつの鉄道旅』『愛の顛末――純愛とスキャンダルの文学史』『原民喜――死と愛と孤独の肖像』など多数。

書籍紹介