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酒井順子×穂村弘 妄想で語れ、「源氏物語」!

酒井順子『源氏姉妹』(げんじしすたあず)刊行記念対談

酒井順子×穂村弘 妄想で語れ、「源氏物語」!

 卓抜した妄想と共感とプロファイル力で、光源氏と交わった女たちのリアルな独白を新刊『源氏姉妹』(げんじしすたあず)に描きあげた酒井さんと、「源氏物語を読んでいない」という穂村さんが、この日本を代表する肉食文学について語り合います。

 紫上を嫉妬しない女に育て上げた源氏の思考回路や、男性人気ナンバーワンは控えめ愛人タイプの花散里という意見に穂村さんは頷けるか? 女たちが光源氏を逆・品定めしたら? 源氏は何フェチ? そもそも「モテ」とはなんだろう? 

 男と女、歌人とエッセイスト、「源氏」未読派と熟読派、それぞれの視点から語ったすえに、果たして穂村さんは源氏物語を通読しようと思うに至るのか?

「源氏」未読派の方でも楽しめます。古典文学のベールを脱がせる、紫式部も困惑の一夜。是非ご参加ください。

開催日時 2017年2月24日(金)19:00〜20:30(受付開始18:30)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 ■チケット:自由席 2,000円

※トーク終了後に、酒井順子さんの『源氏姉妹』、穂村弘さんのご著書へのサイン会を行う予定です。書籍は会場でも販売いたします。なお、時間の都合上、サインは1著者につき1冊とさせていただきます。予めご了承ください。

※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。

※開場は開演の30分前です。

著者紹介

酒井順子サカイ・ジュンコ

1966(昭和41)年東京生まれ。高校時代より雑誌「オリーブ」に寄稿し、大学卒業後、広告会社勤務を経てエッセイ執筆に専念。2003(平成15)年に刊行した『負け犬の遠吠え』はベストセラーとなり、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞を受賞。古典作品にまつわる著書も数多く、『枕草子』の現代語訳も手がけている。他の著書に『枕草子REMIX』『女流阿房列車』『紫式部の欲望』『ユーミンの罪』『地震と独身』『子の無い人生』『百年の女』『家族終了』『日本エッセイ小史』などがある。

穂村弘ホムラ・ヒロシ

歌人。1962(昭和37)年、北海道札幌市生れ。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。『短歌の友人』で伊藤整文学賞、『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。歌集、エッセイ集以外にも、詩集、対談集、評論集、絵本、翻訳など著書多数。