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木下直之×山田五郎「股間若衆の逆襲!」

『せいきの大問題 新股間若衆』(木下直之著)刊行記念イベント

木下直之×山田五郎「股間若衆の逆襲!」

「股間若衆」とは、駅前広場や公園の中に立つ男性裸体像のこと。道ゆく人に見て見ぬふりをされる彼らの「あそこ」ですが、じつは露骨にならないよう、様々な工夫がこらされているのです。しかしそもそも、なぜ股間は隠さないといけないの?

「股間若衆」の名付け親にして、このたび『せいきの大問題 新股間若衆』を上梓した木下直之さんが、美術に造詣が深い山田五郎さんをお相手に、「股間(男女問わず)」と「美術」、「表現」と「タブー」にまつわるあれこれを、前から後ろから縦横無尽に語ります。

当日は、木下さんが全国で「捕獲」した若衆たちの証拠写真をお目にかけるとともに、春画や現在進行中の猥褻裁判も俎上に載せ、さらにはアダムとイブ以来の腰の葉っぱ、フンドシとお尻、男根信仰など、行けるところまで行こうという股間づくし。

陽のあたらないところからポロリと躍り出た股間若衆たちの逆襲を、あなたもぜひ目撃あれ!

開催日時 2017年6月1日(木) 19:00〜20:30(受付開始18:30)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 ■自由席/2,000円
■自由席(神楽坂ブック倶楽部会員限定)/1,800円

※トーク終了後に、木下直之さんの『せいきの大問題』のサイン会を予定しております。書籍は会場でも販売いたします。なお、時間の都合上、サインはお一人様につき1冊とさせていただきます。予めご了承ください。

※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。

※開場は開演の30分前です。

著者紹介

木下直之キノシタ・ナオユキ

昭和29年(1954)浜松生まれ。浜松市立中部中学校在学中に「ケケ坊」というあだ名をつけられ、同級生から今なおそう呼ばれる。東京藝術大学大学院中退、兵庫県立近代美術館学芸員、東京大学総合研究博物館助教授を経て、2017年4月現在は東京大学大学院人文社会系研究科教授。文化資源学の一環として、股間若衆研究をつづけるうちに、あだ名の語源が「ケケボーボー」であったことを思い出した。著書に『股間若衆』(新潮社)、『銅像時代』(岩波書店)、『近くても遠い場所』(晶文社)などがある。2015年春、紫綬褒章受章。『股間若衆国人名事典』より。

書籍紹介