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隈研吾×山名正英「地方を、変える。地方から、考える」

隈研吾×山名正英「地方を、変える。地方から、考える」

ラカグを手がけた建築家・隈研吾さん、ご登壇!

ラカグの“前身”は、50年ほど前に建てられた新潮社の書庫だったことをご存知でしょうか? それを商業施設に生まれ変わらせるにあたり、隈さんは、外観はあえてそのままに残し、新たに駅からつながる長いウッドデッキを作りました。神楽坂という街に根付いている景観を壊したくない、という思いからです。

そんな隈さんが、8月2日よりラカグ2Fで始まる展覧会に合わせて、街づくりについてのトークイベントを行います。お相手は、いま隈さんが熱心に取り組まれている愛媛県西条市の「糸プロジェクト」を立ち上げた、アドバンテックの山名正英氏。

世界各地で活躍され、さまざまな街を見てきた隈さんが、革新的な「糸プロジェクト」を通し、どのような街づくりとライフスタイルを提案されるのでしょうか。異なるジャンルから1つの街づくりにアプローチしている、隈さんと山名さんの対話にも注目です。人口減少などで悩む地方の、問題解決の糸口となることでしょう。

〈「糸プロジェクト」とは〉
愛媛県西条市で進められている街づくり。海と山に囲まれた風光明媚な景色、日本一美味しいといわれる湧き水を誇る西条市で、東京大学隈研吾研究室が「エネルギー」、「テクノロジー」、「グリーンインフラ」、「食」、「建築」をキーワードとしたマスタープランを設計。ホテルやマルシェなどがある商業ゾーンと、戸建て住宅で形成される住宅ゾーンが計画されている。住宅ゾーンでは、オープンコンペで選ばれた若手建築家9名が各10棟を設計し、合計90棟の住宅が完成する予定。

〈プロフィール〉
■隈研吾(くま・けんご)
建築家。1954年、神奈川県生まれ。1979年東京大学大学院建築学科修了。コロンビア大学客員研究員、慶應義塾大学教授を経て、2009年より東京大学教授。主な作品は「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」「サントリー美術館」「根津美術館」「la kagu」など国内外に多数。著書に『10宅論』『負ける建築』『建築家、走る』など多数。

■山名正英(やまな・まさひで)
「糸プロジェクト」実行委員会代表、株式会社アドバンテック代表取締役社長。1960年愛媛県生まれ。証券会社などを経て、1995年地元の西条市で同社を設立。国内外で半導体製造装置部品等の製造メーカーとしての実績を積みながら、環境事業にも着手し、再生可能エネルギーの発電所を全国で展開。そのネットワークを活かしながら、今後は地域再生、活性化を目指し、まちづくり事業をスタートする。2016年、地元への恩返しとして「糸プロジェクト」を立ち上げる。

開催日時 2017年8月5日(土) 18:30〜19:30(受付開始18:00)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 ■自由席:1,500円
■自由席(神楽坂ブック倶楽部会員限定):1,500円

※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場は開演の30分前です。