文学賞

蓮如賞受賞!『宮沢賢治の真実―修羅を生きた詩人―』

 2017年10月10日、第15回蓮如賞(主催:本願寺文化興隆財団、選考委員:梅原猛柳田邦男山折哲雄)の選考会が行われ、今野勉宮沢賢治の真実―修羅を生きた詩人―』が選ばれました。
 同賞は「日本の精神文化の深淵を探るノンフィクション作品に贈与」されるもので、新潮社の本では2013年に岩橋邦枝評伝 野上彌生子―迷路を抜けて森へ―』、2009年に三田村雅子記憶の中の源氏物語』が受賞しています。授賞式は12月12日。

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著者紹介

今野勉コンノ・ツトム

1936(昭和11)年、秋田県生れ。東北大学文学部卒。テレビ演出家、「テレビマンユニオン」最高顧問。1970年にラジオ東京(現TBS)を退社後、日本初の独立系テレビ番組制作会社「テレビマンユニオン」創設に参加。テレビ草創期から数多くのドラマやドキュメンタリーの制作に携わり、既成の枠を超えてテレビ表現を追求する。2020(令和2)年、NHK「宮沢賢治 銀河への旅」の演出と長年にわたるテレビへの貢献が評価され、第61回毎日芸術賞特別賞を受賞。著書に『テレビの嘘を見破る』(新潮新書)、『金子みすゞふたたび』(小学館文庫)など。

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