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作家たちも大注目!


 文芸のイメージが強い新潮社ですが、近年はビジネス書にも力を入れています。その中で今もっとも売れているのが、中島真志さんの『アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者―』。日銀出身の大学教授が、仮想通貨の仕組みを一般向けに分かりやすく解説した本ですが、発売3か月で早くも9刷4万部を突破しました。
 この本が類書と異なる点は、何と言ってもその先見性です。本の帯には「ビットコインは『終わった』。ブロックチェーンは『世界を変える』。」と書いてありますが、じつは本書が刊行されたのは昨年10月。ビットコインが連日最高値を更新し、「夢の通貨」と騒がれている頃でした。今年に入り、実際にビットコインが暴落したのは周知の通りです。
 もっとも「予言的中」だけが本書の売りではありません。仮想通貨に使われているブロックチェーンという新技術が、いかに「世界を変える」のかという議論に関心を持った方も多いようです。本書を刊行して驚いたのは、社内で文芸担当の編集者から次々と問い合わせを受けたこと。何でも多くの作家が「小説のネタになりそう」とブロックチェーンに関心を寄せていると言うのです。改めて作家のアンテナの感度の良さに脱帽した次第です。

波 2018年3月号「新潮社の新刊案内」より

著者紹介

中島真志ナカジマ・マサシ

1958年生まれ。1981年ー橋大学法学部卒業。同年日本銀行入行。調查統計局、金融研究所、国際局、金融機構局、国際決済銀行(BIS)などを経て、2017年10月現在、麗澤大学経済学部教授。博士(経済学)。単著に『外為決済とCLS銀行』、『SWIFTのすべて』、『入門 企業金融論』、共輩に『決済システムのすべて』、『証券決済システムのすべて』、『金融読本』など。決済分野を代表する有識者として、金融庁や全銀ネットの審議会等にも数多く参加。

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