「このノートに書けないことは理解っているんだ だけど何かのきっかけになればと思っている」
20年前の4月25日、不慮の死を遂げた尾崎豊さんは、50冊以上ものノートを遺していました。悩みや焦燥感が赤裸々に綴られた日記、あの名曲の原型、ライブ・パフォーマンスについての考え――ページをめくるたびに、ノートの向こう側から、生身のOZAKIが語りかけてくるようです。
「小説新潮」4月号(3月22日発売/税込900円)は、100ページ近くにわたって、ノートをそのまま掲載します。筆跡はもちろん、落書きや、サインの練習、推敲の跡など、貴重なページをふんだんに盛り込んだ永久保存版です。
とはいえ、「小説新潮」に収録できるのは、ほんの一部。4月上旬には、膨大なノートの中身を詳細な註とともにあますところなく活字化した単行本『NOTES 僕を知らない僕 1981-1992』(新潮社)が刊行されます。
肉筆と活字、さまざまな形でOZAKIの全メッセージをお届けします。

・小説新潮‐1947年創刊の月刊小説誌
◇尾崎豊―1965.11.29-1992.4.25―|YUTAKA OZAKI SPECIAL WEBSITE‐特設サイト
昨年11月末に“ブレイクの予感”とお伝えした新潮文庫『陽だまりの彼女』(越谷オサム著)が、現在20万部を超えるベストセラーに成長している。
書店店頭においた「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」と謳ったパネルで、普段は恋愛小説を読まない若い男性の目にとまるようになったのだ。と同時に女性も「男子に読んでほしい恋愛小説」ってどんな小説なのか――と興味を持ったようで、実は女子にも売れている。
確かにこのコピー、男性にとっても女性にとっても、気になるキャッチフレーズのようである。
そして、若い男女だけでなく、意外や意外、40代、50代の男性にも広がりをみせている。「若者向けの小説かと思いきや、不覚にも泣けてしまった。妻と出会った20数年前の頃が懐かしく頭に浮かびました」というのは48歳のサラリーマン。「初々しいというか、自分にもあったな、こんなウブな恋。あの頃、僕も若かった……」とは57歳の部長さん。
偶然再会した幼馴染みが魅力的な女性に大変身、しかも主人公のことを一途に思っていて……という設定がロマンチストなおじさん世代のハートを掴んだ模様。また彼女の抱える過去が幸せな生活に徐々に影を落としていく、恋愛一色ではないミステリー小説的な要素も受け入れられた理由のようだ。
男性の純心にキュンキュンくる要素がてんこ盛りの本書。しかし、もちろん恋愛小説好きの女子にもグッとくる結末が用意されている。
◇関連記事
・越谷オサム著『陽だまりの彼女』ブレイクの予感!? 啓文堂書店「おすすめ文庫大賞」を受賞(2011年11月30日)
・立ち読み|陽だまりの彼女‐書籍データ(新潮文庫 540円)
・越谷オサム‐著者データ
またまたNHKラジオ深夜便が大きな反響を呼んでいる。2月15日午前4時台の「明日へのことば」に、『最愛の妻の死を乗り越えて』というテーマで垣添忠生氏が出演したところ、新潮社ホームページの『妻を看取る日』の書籍ページに今朝からアクセスが急増している(第2回は2月16日午前4時台に放送)。
この本は2009年12月に刊行され、発売当初から各メディアで取り上げられるなど大きな関心を集め、累計部数は5万5500部に達した。また2010年にはNHKがドキュメンタリードラマ化し、この2月19日(日)にBSプレミアムで再放送される予定だ。
垣添氏は国立がんセンターの名誉総長。2007年にがんで愛妻を亡くした後、医師である垣添氏もうつ状態に陥り、酒びたりの毎日が続いたという。その深い絶望感とどう向き合い、いかにして立ち直ったかが書かれている。
まだ明けやらぬ午前4時、一人聴く垣添氏の話に多くの人が心動かされたに違いない。
・立ち読み|妻を看取る日―国立がんセンター名誉総長の喪失と再生の記録―‐書籍データ(単行本 1,365円)
・垣添忠生‐著者データ
◇その他の著作
・立ち読み|悲しみの中にいる、あなたへの処方箋‐書籍データ(単行本 1,365円)
いま最も注目されている作家のひとりが誉田哲也。女性刑事が活躍する警察小説で大ブレイクし、黒木メイサと多部未華子のダブル主演で話題となった「ジウ」シリーズ、竹内結子主演で現在放映中の『ストロベリーナイト』の「姫川玲子」シリーズが立て続けにテレビドラマ化されている。また青春小説の書き手としても脚光を浴びていて、剣道を題材にした『武士道シックスティーン』は2010年に映画化された。
そして、この2月3日には『アクセス』がコミックスで登場する。2003年に第4回ホラーサスペンス大賞の特別賞を受賞した本作は2004年に単行本が刊行され、2007年発売の新潮文庫は10万部に迫るヒット作である。
あるプロバイダに登録したことから女子高生・可奈子を襲う想像を絶する恐怖……誉田哲也、初期のホラー・エンターテインメントを小説・漫画の両方で楽しめることになった。
コミックス『アクセス 1』(著者・慎本真)は白泉社より発売中です。
立ち読み|アクセス‐書籍データ(新潮文庫 704円)
誉田哲也‐著者データ
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コミックス『アクセス 1』(白泉社刊) 著者・慎本真/定価・560円(税込) ◇『アクセス』特設ページ|白泉社‐外部サイト (外部のサイトにリンクします) |
村上春樹の世界的ベストセラー『1Q84』BOOK1~3が、2012年3月末(4月新刊)から3ヶ月連続刊行で文庫化されます。
2009年5月の発売時には、またたくまにミリオンセラーを記録し、社会現象にまでなった『1Q84』。この3年間に、日本のみならず、英語・仏語・ドイツ語・ロシア語・中国語・スペイン語・オランダ語など多くの言語に訳され、世界各国で大きな反響を呼んできました。
その話題の書が、いよいよ文庫化です。『1Q84ワールド』が、再び日本へ。

・村上春樹『1Q84』新潮社公式サイト‐特設サイト
・村上春樹‐著者データ





