ホーム > 書籍 > 新潮選書 > 編集者のことば > 人間にとって科学とは何か

新潮選書

新潮選書 新潮クレスト・ブックス とんぼの本 全集・著作集 辞典・事典 新潮オンデマンドブックス
編集者のことば 一冊一冊の本に、生まれたきっかけや制作にまつわるエピソードがあり、編集に携わった担当者の思いがこもっています。そんな「裏方からのひとこと」、よろしければご一読を―。

人間にとって科学とは何か

科学と、もっときちんとつきあいたい!

 ふと気がつくと、ここ何年か、現役の科学研究者がTVや雑誌で活躍するようになりました。学生の“理科ばなれ”や日本の“技術競争力の低下”が嘆かれるいっぽうで、この現象はどういうことだろう? 科学の普遍化か、たんなる消費なのか……というモヤモヤした疑問が、村上陽一郎さんに本書をお願いするきっかけとなりました。
 村上さんは、問いかけに単純な答を出すことはしません。科学の発祥について、科学者の意識について、科学と人間との関わりについて、丁寧に語っていきます。宇宙の謎、自然の法則を知りたい――この知への渇望が、人類の進歩の原動力となりました。歴史をたどり転換点となった出来事を知ると、科学・技術が、国境を越えて人間が共有できる財産であること、と同時に、われわれの科学リテラシーを身につける努力なしには価値を失い、あるいは災厄の元ともなりかねない諸刃の剣であることが、つくづく納得されます。
 科学とあらためて向き合いたい、そんな方におすすめの一冊です。

2010/06
新潮選書とは?
編集者のことば

新潮選書カテゴリ




人間を見つめる


歴史と文明をよく知る


科学の眼をひらく


健康と医療を考える


異文化に親しむ


思想や宗教をじっくり学ぶ


文学や芸術を愉しむ


生活を楽しむ


現代社会の問題をあぶりだす


人生を考える


新潮選書から探す



発売日順に見る



すべてのジャンルを見る



メールマガジン

コロッケ『母さんの「あおいくま」』

糸井重里 ほぼ日刊イトイ新聞『できることをしよう。―ぼくらが震災後に考えたこと―』

塩野七生『十字軍物語3』

カレンダーと手帳 2012