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まんまこと
まんまことうぇぶ
(文藝春秋)

09 霜月の一 「畠屋、日暮れの早きことを思う」でございます。




お久しぶりでございます。
季節の過ぎ去る事は早く、気がつけば、はや霜月と相成っているではございませんか。

「しゃばけ」シリーズの『かれんだぁ』も、既に出ているようでございます。
畠屋の所にも鳴家達が参りました。そして遅々として進まぬ畠屋の仕事を見まして、皆、机の脇で寝てしまいました。
起きてからお話を読んでも、あまり変わらぬと思われたのでありましょうか。情けのないことでございます。

ところで、畠屋は以前の「あじゃれ」よみうりで、『かれんだぁ』を買って下さった方々と、やりたいことがある旨、書いておりました。

申します!

それは『かれんだぁ』を買って下さった方々と、一緒に楽しいお正月の夢を見ようという、壮大な計画でございます。

まず「しゃばけ」カレンダーの一月分。
宝船の所をこぴーなど致しまして、お正月を待ちます。
一日もしくは二日の夜となりましたら、こぴーを枕の下へ入れます。
そして、下記の歌を三回唱えてから、寝るのでございます。

すると、幸運が来ると申します。(「初夢」がいつみる夢なのかには両方の説があります。れっつ、二日ともやりましょう)

三回唱える歌は、こちらです
「長(なが)き世(よ)のとおのねぶりの皆(みな)めざめ波(なみ)乗(の)り船(ふね)の音(おと)のよきかな」

そしてですね、叶うことでしたら、畠屋は是非「しゃばけ」の宝船で夢を見る皆々様と、お江戸でお会いしたいと思うのでございます。

今年のお正月は、しゃばけ仲間で、れっつ、お江戸集合と参りませんか。
皆さんと、夢の中のお江戸で、お会い出来るでしょうか。
目出度い正月となりますでしょうか。

出来るか出来ないかは不明なれど、一度江戸で遊んでみたいと思う、畠屋なのです。
お会いしたら、妖達と栗きんとんでお祝いといきたいところでございます。
一杯やれるお方とは、御酒のことなども、お話したいですねえ。
長崎屋を見れたら、いいなあと。

この計画、勿論お正月、皆で同じ初夢を見られるかどうかという所が、肝心な点ではございます。
しかし、もう一つ、畠屋には不安な点がございまして。
実はいつも、夢を見ていたことは覚えているのですが、その中身を、とんと覚えていないのであります。

次のお正月はうまく覚えていられるでしょうか。
一富士二鳴家三屏風のぞき、でございましょうか。
とても、楽しみにしております。

畠屋。

2009年11月04日   2009
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