暮れも押し迫ったある日。リアルおこぐの働く新潮社に、柴田ゆうさんがいらっしゃいました。小社刊行の雑誌「波」で連載中の「お殿様たちの出世」の最新挿絵を持って、他の編集部との打ち合わせに来てくださったのです。おこぐもいくつか打ち合わせしたいことがあったので、会議室でお話ししていたら「これ、差し上げます」と個展の案内ハガキをくださいました。
丸髷を結った人魚が眺める江戸の風景。
「あ、すてきですねぇ」とひとしきり眺め、ハガキをめくったら、なんと!
鳴家が一匹、手を振ってるではありませんか!
「か、かわいぃぃぃぃ……」
すると、リアルおこぐの感激ぶりに「こんなのもあるんです」と、個展に出品する描きかけの絵も見せてくださいました。
個展のメインテーマは「迷所江戸百景」ですが、その絵のなかにもなぜか鳴家がちょろちょろと……。
さすが「名所」ではなく「迷所」です(笑)。
鳴家ファンの皆様、必見です。
2005
うそうそ(副詞・スル自動)落ち着かないさま。きょろきょろ。うろうろ。そわそわ。
――新潮現代国語辞典より
そう、この「うそうそ」というのは、湯治に行く途中で掠われてしまった一太郎が「そわそわ」する様であり、一太郎を追いかける手代ふたりが一太郎を「きょろきょろ」探す様であり、一太郎にくっついて一緒に掠われた鳴家たちが「うろうろ」と落ち着かない様子を表しているのだそうです。
最初、「うそうそ」の構想をお聞きしたとき、リアルおこぐは、「前作まですべてタイトルは平仮名ですから、平仮名でいいのを考えなきゃいけませんね~」と言って、「『ひとさらい』はどうでしょう?」とか「『かみかくし』ですかねぇ」などとつまらないアイディアを出していましたところ、畠中さんから「『うそうそ』にします。うそうそって言葉は……」と、その意味を教えていただいた次第です。この『うそうそ』というタイトル、一度聞いたら忘れられないインパクトを持ちながら、ほんわかした語感があって、「しゃばけ」シリーズにぴったり!
リアルおこぐも、うそうそしながら、続きのお原稿を楽しみにしているところです。
2005
「しゃばけ」「ぬしさまへ」の2作品は、NHKでラジオドラマ化されたことがあります。「しゃばけ」のときには、リアルおこぐはまだ畠中さんの担当ではなかったのですが、大好評だったようで、「ぬしさまへ」が続編として放送されました。
よく読者の方から、ラジオドラマ・青春アドベンチャー「しゃばけ」「ぬしさまへ」って再放送しないんですか?というお問い合わせを頂きますので、今回、リアルおこぐが読者の方を代表して、NHKドラマ番組部オーディオドラマ班の方に、再放送について問い合わせてみました。
2005
なんじゃ、これはっ!
めちゃくちゃカワイイじゃありませんかっ!
リアルおこぐ(注:「しゃばけ」シリーズ担当編集者でございます。)のもとに畠中さんから届いた小包を開けてみると、現れたのは「鳴家」がプリントされた「かすてらラスク」なるお菓子。
2005





