ホーム > しゃばけメインページ > しゃばけ倶楽部奉公人日記
しゃばけ倶楽部~バーチャル長崎屋~
メインページ
物語紹介
登場人物紹介
時代小説の言葉解説
著者・イラストレーター紹介
戯作者畠屋の「あじゃり」よみうり
しゃばけ倶楽部奉公人日記
デスクトップツール

感想フォーム

しゃばけオンラインショップ

【DVD】うそうそ
【DVD】うそうそ

うそうそ - フジテレビ
しゃばけシリーズ第二弾「うそうそ」
(放送終了)

しゃばけ - フジテレビ
しゃばけシリーズ第一弾「しゃばけ」
(放送終了)

まんまこと
まんまことうぇぶ
(文藝春秋)

「しゃばけシリーズ」関係者インタビュー第2弾!

おこぐが長崎屋でご奉公するようになったのは、シリーズ3作目にあたる『ねこのばば』のときから。それ以前は、おゆかさんという方が長崎屋に奉公にあがっておられました。


今回は、長崎屋初代女中頭のおゆかさんに『しゃばけ』誕生秘話を語っていただきました。


――おゆかさん、お久しぶりです。おこぐです。この度は、「しゃばけ」関係者インタビューのためにわざわざお時間をとっていただき、ありがとうございます。


おゆか:いえいえ。長崎屋さんは、私にとっても本当にご奉公が楽しかったお屋敷ですから、なんなりと聞いてくださいねぇ。


――はい。では遠慮なく。『しゃばけ』はファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作ですが、おゆかさんが最初に原稿を読んだときの感想を教えてください。


おゆか:長崎屋にお暇を頂いてから、本当に本当に長い年月が流れてしまったので、いろんなことを忘れてしまいましたねぇ。でも「しゃばけ」を初めて読んだ日のことはよ~く覚えておりますよ。かれこれ6年くらい前のことでしょうか。ファンタジーノベル大賞に応募された沢山のお原稿の中で、なんとなく魅かれたんでしょうねえ、「これを読まなきゃ」と持ち帰り、家で一息に読んだ記憶がございます。鳴家がかわいいのなんの、手代さんたちがかっこいいのなんの、そして何より若だんなが愛おしくて、もうすっかりファンになっちまいました。


――おゆかさん、なんだかお年寄りのような口調ですが、いつのまにそんなにお年を召されたのでしょうか。実はおこぐとそんなに年齢差がないような……。

おゆか:今回は「古女中」という老キャラでいくことにしたのよぉ。都合の悪いことは忘れてることにしようと思ってねぇ。


――……そうですか。とっても若々しく見えますけどね……。ま、いいや。では、次の質問です。選考会ではどんなご意見が出たのでしょうか。


おゆか:選考会っていうと、怖い怖いせんせい方が、「これはいかん」「こんな文章はなっとらん」と喧々諤々意見を戦わせる、とお思いかも知れませんけどねぇ、ファンタジーノベル大賞の選考会は毎年和気藹々、それはそれは楽しい会でございます。せんせい方も1年に一度、織姫と彦星のようにお会いになるのを愉しみにしておられ、「今年はどんな小説が集まりましたかな」と、新しい子供の誕生を見守るようにしてくださっています。この年の選考委員は、井上ひさしせんせい、荒俣宏せんせい、鈴木光司せんせい、故・矢川澄子せんせいで、椎名誠せんせいは、確か遠い遠いお国にいらしていてお手紙を残して下さったはずです。そういえば、最後まで残った4本の作品は、なぜか幽霊やお化け退治を扱ったものが多かった年ですねぇ。
でも「しゃばけ」は、悪霊やら、怨念をもった怖い女の人の話を書いているせんせい方にもとても好評で、「カラカラと笑って楽しめる」とか、「若だんなのまわりに自然にいる妖たちのお話がよい」と、大絶賛。愛嬌のあるお話に、みなさんそれはそれはお笑いになっておりました。


――『しゃばけ』は面白いですからねぇ。しかし、どういった経緯でおゆかさんがご奉公にあがることになったのですか?


おゆか:当時は、作家のみなさんのお原稿を本にする係りをしておりましてねぇ、その中でファンタジーノベル大賞のお世話もさせていただいておりましたんですよ。ですので、それまでも賞をおとりになった方のご本を作っておりましたが、この年は、沢山のお原稿の中からもうこの「しゃばけ」が大のお気に入り。お原稿を読ませていただきましたその時から、ぜひ私にやらせて下さいましとお願いし、選考の日には「どうぞ『しゃばけ』に賞を下さいまし」とお祈りしておりました。受賞が決まりましたときには、それは嬉しく、お家でお待ちになっていた畠中さんにすぐにお電話をいたしました。


――なるほど。おとっつぁんの借金のカタにご奉公にあがったわけではなく、自分からご奉公を望んだわけですね(って当たり前ですね)。では、受賞後、初めて畠中さんにお会いになったときの印象は?


おゆか:選考会のありました次の次の日、確か8月の初めの暑い暑い日だったと思います。ベージュのスーツをお召しになった畠中さんが、私どもの働いております会社にお越しくださいました。大きなお部屋に、大勢の人が集まり、どんな方がこんなに楽しいお話をお書きになったのか見に参っておりましたので、畠中さんはさぞ緊張なさっていたことと思います。少し小さめの声でお話しになる、可愛らしいお方だなあと思いました。それは今もちっともお変わりではありませんが。


――うんうん、分かります。畠中さんはいまもちっとも変わられません。畠中さんとの会話などで心に残るエピソードがあったら教えてください。


おゆか:そうですねぇ、いろんな思い出がございますねぇ。歳もお近かくございましたので、ご本を作っている間にはずいぶん仲良くさせていただき、お仕事以外のお話もさせていただくようになりましたからねぇ。そうそう、お家の電球が切れてしまったりすると替えるのが大変ですねぇ、なんてどうでもいい話もしておりますねぇ。以前描いてらした漫画のお話やら、漫画家さんの世界の話も、私には知らない世界でたいそう面白うございました。


――電球から、漫画家のお話まで。楽しそうですねぇ。えー、だいぶ時間が経ったにもかかわらず、まだまだ聞きたいこともたくさんありますので、今回のインタビューは前後編にすることに決定! 次回もおゆかさんのお話が続きまーす。

トラックバック

  • バーチャル長崎屋奉公人紹介
    ・初代女中:おゆか
     →単行本編集
     インタビュー)(

    ・2代目女中:おこぐ
     →単行本編集

    ・3代目丁稚:作兵衛
     →単行本編集

    ・初代女中:おゆみ
     →文庫編集

    ・2代目丁稚:博吉
     →文庫編集
     インタビュー)(

    ・3代目女中:おしま
     →文庫編集

    ・初代丁稚:久助
     →小説新潮

    ・2代目女中:あゆぞう
     →小説新潮

    ・おあいちゃん
     →装幀
     インタビュー

    ・和造
     →営業

    ・初代女中:おきよ
     →サイト制作者
     インタビュー

    ・2代目丁稚:裕造
     →サイト制作者
     インタビュー

ページの先頭へ戻る