ホーム > しゃばけメインページ > しゃばけ倶楽部奉公人日記
しゃばけ倶楽部~バーチャル長崎屋~
メインページ
物語紹介
登場人物紹介
時代小説の言葉解説
著者・イラストレーター紹介
戯作者畠屋の「あじゃり」よみうり
しゃばけ倶楽部奉公人日記
デスクトップツール

感想フォーム

しゃばけオンラインショップ

【DVD】うそうそ
【DVD】うそうそ

うそうそ - フジテレビ
しゃばけシリーズ第二弾「うそうそ」
(放送終了)

しゃばけ - フジテレビ
しゃばけシリーズ第一弾「しゃばけ」
(放送終了)

まんまこと
まんまことうぇぶ
(文藝春秋)

「しゃばけシリーズ」関係者インタビュー第2弾の後半!

では、前回に引き続き、長崎屋初代女中頭のおゆかさんに「しゃばけ」について語っていただきましょう。


――装丁担当のおあいさんが柴田ゆうさんに装画をお願いすることになった経緯を話してくださいましたが、おゆかさんが柴田さんのイラストを見たときの感想を教えてください。


おゆか:お願いします前に、他の作家さんの装幀のイラストを見て、「これこれ!」と思っておりましたので、出来上がるのを首を長くしてお待ちしておりました。最初に下描きを見せていただき、もう想像以上でしたので、実物を見ましたときは、柴田さんにお願いしてよかったなあ、としみじみと感じました。「しゃばけ」の世界をとてもよく描いて下さっていて、なによりほっこりしている。手代さんも、屏風のぞきも、きっとこんな人(?)たちに違いないって思いましたものねぇ。


――そうですねぇ。おこぐにとっては、ご奉公にあがるまえから長崎屋の方々のお顔を存じ上げてましたけど、おゆかさんが最初に原稿をお読みになったときは、まだのっぺらぼうだったってことですものねぇ。

――『しゃばけ』から『ぬしさまへ』の刊行まではかなり時間があきましたが、『ぬしさまへ』の原稿はどんなペースで受け取っていたのですか?


おゆか:選考のせんせい方からも、この登場人物でぜひ続きを、とおっしゃっていただいておりましたので、『しゃばけ』が出たすぐ後から、『ぬしさまへ』のお原稿の執筆を始めていただきました。『しゃばけ』は長編でしたけれど、シリーズ二冊目は短いお話を集めて一冊にしましょうということで、こんなお話はどうだろう、こんなことが起きたらどうなるだろう、なんてご相談をしながら、あとはひたすらお原稿を待つのみ。次々に出来るお原稿がどれも面白く、ちょっと切なく、そして優しくて、いただく度に嬉しい気持ちになっておりました。そのうちの何本かは、「小説新潮」という雑誌に掲載させていただき、あとは書き下ろし。どれを雑誌に載せようか、雑誌の担当をしておりました下男の久助さんともいろいろ相談をいたしましたねぇ。


――久助さんは女性ばかりの「しゃばけ」チーム唯一の男性でしたよね。いまは長崎屋からはお暇を頂いておりますが、私がご奉公にあがり始めたばかりの頃に、いっとき一緒に働きました。久助さんにもお話聞いてみようっと! で、『ぬしさまへ』のなかでおゆかさんが一番好きなお話はどれですか?


おゆか:どれもみんな好きなんですよ。「ぬしさまへ」は同じ女として哀しいことと思いましたし、「仁吉の思い人」なんて仁吉さんに惚れ直しちゃいますしねぇ。でもねぇ、一番好きなのは「空のビードロ」でしょうか。『しゃばけ』の事件のあと、いったいどんな人生が待っているのか、松之助兄さんの行く末が気になっておりましたのでねぇ、それで、お原稿を頂戴したときは良かったなあと思ったのでございます。ただ、最後の数行が今とは違っておりましてね、もう少しだけ書き足していただきたいと、畠中さんにお願いをいたしました。そうしましたら、「あっ」と思うような文章を書いてきてくださった。このお方は本当に文章のお上手なお方だなあと感服し、それはそれは嬉しゅうございました。


――「空のビードロ」は読者の人気も高い作品です。「鳴家手ぬぐい」プレゼントをやったとき、「泣きました」とか「思わずじーんとしてしまいました」など、たくさんのお言葉を頂戴しました。ちなみにおこぐも、「空のビードロ」は大好きです。では、シリーズのなかで一番好きなキャラクターは?


おゆか:これも困っちまいますねぇ。そんなこと恥ずかしくってねぇ。若だんなのような息子がいたら心配だけれどそれは可愛いだろうし……でも、正直にお答えしなきゃいけませんか……ああ、ほんとに恥ずかしいじゃないですか、仁吉さんだなんて、言えませんよ……。


――おゆかさん、意外と面食いでらっしゃるんですね。しかし『しゃばけ』と『ぬしさまへ』では、柴田さんの絵がだいぶ進歩というか変わってますが(笑)、 見たとき、おゆかさんはどう思いました?


おゆか:おあいさんのお話の中にもありましたけれど、『ぬしさまへ』の単行本の表紙に、鳴家を使ってタイトルを描いてくださったときなど、嬉しい驚きでございました。柴田さんにはいつも驚かされたり、笑わされたり、楽しい思いをいっぱいさせていただいておりますので、それもこれもみーんな大好きでございます。


――初代女中頭として、このシリーズの魅力はどんなところにあると思われますか?


おゆか:それは読んでくださっているみなさまが、よーくお分かりなんだと思いますし、みなさまそれぞれの好きなところがあると思うんですよ。私は、生まれたときからご一緒させていただいた若だんなの成長を見守りたいと思いますし、仁吉さん、栄吉、松之助、みんなが過ごしてきた人生をちょっとずつでも知りたいなあと。もちろん、若旦那や妖たちが事件を解決してくれるのも楽しいです。でもなにより、物語に登場する人たちが哀しいことも辛いことも乗り越えて、幸せになってくれるといいなあと。みんなが協力し合う――この物語が読んで、多くの人の心に暖かい気持ちをお伝えできるというところが何よりの魅力ではないでしょうか。


――では最後に「しゃばけ」を愛してくださっている方々へ、これだけは言いたい一言を、何かお願いします!


おゆか:私もいまはみなさまと同じファンのひとりでございますよ。でも、『しゃばけ』の後も、『ぬしさまへ』、『ねこのばば』『おまけのこ』と、どんどん、どんどん続いてまいりましたのも、ひとえにみなさまのお陰でございます。みなさまが読み継いで下されば、これから先も若だんなたちの物語がずっと続いていくことと存じます。畠中さんもきっときっと楽しく可愛らしい物語を書いていってくださることと思いますので、これからもぜひぜひ応援してくださいますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。それにしても、年寄りが話し過ぎましたねぇ。ごめんなさいねぇ。

トラックバック

  • バーチャル長崎屋奉公人紹介
    ・初代女中:おゆか
     →単行本編集
     インタビュー)(

    ・2代目女中:おこぐ
     →単行本編集

    ・3代目丁稚:作兵衛
     →単行本編集

    ・初代女中:おゆみ
     →文庫編集

    ・2代目丁稚:博吉
     →文庫編集
     インタビュー)(

    ・3代目女中:おしま
     →文庫編集

    ・初代丁稚:久助
     →小説新潮

    ・2代目女中:あゆぞう
     →小説新潮

    ・おあいちゃん
     →装幀
     インタビュー

    ・和造
     →営業

    ・初代女中:おきよ
     →サイト制作者
     インタビュー

    ・2代目丁稚:裕造
     →サイト制作者
     インタビュー

ページの先頭へ戻る