2007年「しゃばけ」シリーズの軌跡

えーと、裕造がいろいろ書いておりますので、博吉からはさっくりと。
みなさま、2007年も熱いご支援を賜り誠にありがとうございました。
来年も奉公人一同、「しゃばけ」の魅力を最大にお楽しみいただくために頑張ります。
あと元旦の読売新聞に、ちょっと面白い「しゃばけ」の広告が掲載されます。読売新聞ご購読の方は、ちょっと覗いてみてくださいね。

こんにちは、裕造です。
2007年、振り返ってみると様々なことがありました。年金問題に食品偽装問題、サブプライム問題と良くないニュースが報道されました。その中でも衝撃を受けたニュースが、「段ボール肉まん」と「安倍首相辞任」でした。悪いニュースだけを思い返せば、今年は《不信》の一年だったような気がします。
しかし、一方でハンカチ王子やハニカミ王子など世間を賑わす人物が注目され、印象に新しいのは小島よしおの「そんなの関係ねぇ~」。そういえば、ビリーズ・ブートキャンプなんてのも流行りましたね。話題になったといえば、東京ミッドタウンやグランスタ、イトシア、マロニエゲートなどの商業施設やビルがオープンし、場所と名前が一致しなかったりしました。
また、商品でいえば、「ニンテンドーDS」や「Wii」、「PASMO」がヒットし、テレビでは漫画を原作としたドラマが話題に。女優はやっぱり、女王様キャラが目立ったエリカ様。個人的には綾瀬はるかが今年一番好きになった女優ですが、なにやら話題になったことを羅列していくと、女性と関連のあることが多いようです。
さて、出版界では『女性の品格』がベストセラーになり、今年も『いつまでもデブと思うなよ』や『日本人のしきたり』といった新書が勢いをみせ、『恋空』や『赤い糸』などのケータイ小説は十代の女性を中心に読まれ、映画化されるなど大きな反響がありました。出版界も女性のニーズが話題性とリンクしているようです。そして、我らが「しゃばけ」シリーズも負けず劣らず、女性を中心に人気急上昇中です!
今年は週刊新潮で連載され、小説新潮と新潮ケータイ文庫に掲載の各1編をまとめ上梓された、シリーズ第6弾になる『ちんぷんかん』、そしてナビゲートブック『しゃばけ読本』、シリーズ第4弾の文庫『おまけのこ』が刊行され、素晴らしいことにフジテレビにてスペシャルドラマ「しゃばけ」が放映されました。
おかげさまで「しゃばけ」シリーズは、第1弾『しゃばけ』が刊行されてから6年経ちますが、年を追うごとに人気が高まっています。それもこれも「しゃばけ」シリーズを愛してくれる読者の皆さまのおかげです。さらに「王様のブランチ」などのメディアで畠中さんが紹介され、『まんまこと』(文藝春秋刊)が直木賞候補作になるなど、畠中さんの作品が以前にも増して注目されるようになりました。秋のドラマ放映直後には「しゃばけ」がmixiのキーワードランキングで検索件数のトップになったことも。
思い返せば、裕造がバーチャル長崎屋に奉公することになった日に、「しゃばけ」って「おばけ」のシャレ? などと言って、おこぐさんに「大丈夫かしら?」と心配されたものでしたが、半年後にはしゃばけ倶楽部のリニューアルをすることができました。少しは成長できたでしょうか? えっ? まだまだ菓子屋の栄吉さんと変わらない? う~む……。
何はともあれ、2007年は「しゃばけ」シリーズにとって大きな節目の年になりました。すでに「しゃばけ」シリーズの最新作が小説新潮に掲載されています。畠中さん、柴田さんのますますのご活躍をお祈りしつつ新年を迎えたいと思います。
最後に裕造から簡単なクイズを出したいと思います。では、皆さま良いお年を!
第一問:「しゃばけ」シリーズが雑誌「波」の表紙になったことがありますが、そのときの添えられたひと言は?
(1)安全第一
(2)健康第一
(3)若だんな第一
第二問:『ぬしさまへ』に収録されている「仁吉の思い人」の冒頭で、佐助が若だんなに飲ませようとした霊薬は誰から調達したものでしょう?
(1)見越の入道
(2)天狗
(3)若だんなの祖母ぎん
第三問:『ちんぷんかん』に収録されている「今昔」に登場する陰陽師が操った不吉な式神の弱点はなんでしょう?
(1)火
(2)水
(3)煙
おまけ。
![]() ●「東京の片隅にある風景」 再開発中の駅前にある樹木。高層ビルなどの建設に使われるクレーンに届きそうなほど大きい。都会にあったちょっと霊妙な風景でした。 |
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