中森明夫「アナーキー・イン・ザ・JP」(500枚一挙掲載)
新潮 2010年5月号
(毎月7日発行)
発売日 | 2010/04/07 |
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JANコード | 4910049010501 |
定価 | 特別定価1,153円(税込) |
ムックホーム・ウォンテート 訳・解説 宇戸清治
・「終わり、」と「終わり。」/喜多ふあり
・柳沢慎吾ラブズッキュン/宮崎誉子
・ラプンツェルの塔/間宮 緑
そこ、溝あんで/町田 康
サウンドデザイン/宮田正広
右脳がシビれ、
左脳がフルえる
未知の〈臨詩体験〉!
【新選考委員】川上未映子/桐野夏生/中村文則/福田和也/星野智幸
『V.』/『競売ナンバー49の叫び』/『重力の虹』/『ヴァインランド』/『メイスン&ディクスン』/『逆光』/『インヒアレント・ヴァイス』
お笑いロサンゼルス――『インヒアレント・ヴァイス』
・アメリカスケッチ2.0 ウェブと文化の未来を考える/池田純一
第一回 地続きになったアメリカ
・前田司郎『逆に14歳』/戌井昭人
・古谷利裕『人はある日とつぜん小説家になる』/大和田俊之
・飯塚朝美『地上で最も巨大な死骸』/中村文則
・阿部和重『ピストルズ』/山城むつみ
・爛(三)/瀬戸内寂聴
・空に梯子(四)/角田光代
・マザーズ(五)/金原ひとみ
・フィルムノワール/黒色影片(五)/矢作俊彦
・慈雨の音(九)/宮本 輝
・還れぬ家(十四)/佐伯一麦
・幸福の森(二十九)/加賀乙彦
・屋根裏プラハ(九)/田中長徳
編集長から
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
新潮とは?
文学の最前線はここにある!
人間の想像力を革新し続ける月刊誌。
■「新潮」とはどのような雑誌?
「新潮」は日露戦争の年(1904年)に創刊された、百歳を超える文芸誌です。現役の商業文芸誌としては世界一古いという説があります(ただし第二次大戦中は紙不足のため数号、関東大震災のときは1号だけ休刊)。その歴史の一端は小誌サイト内にある〈表紙と目次で見る「新潮」110年〉でご覧ください。
■革新し続ける文学の遺伝子
もちろん古いことと古臭いことはまったく別です。百余年にわたり、たえず革新を続けてきたことこそが「新潮」の伝統であり、その遺伝子は現編集部にも確実に引き継がれています。ケータイ小説やブログ、あるいは電子配信、電子読書端末まで、いまだかつてない〈環境変動〉がわたしたちの生に及びつつある今、時代精神を繊細に敏感に感じ取った小説家、批評家たちが毎月、原稿用紙にして計1000枚以上(単行本にして数冊分)の最新作を「新潮」を舞台に発信し続けています。
■日本語で表現されたあらゆる言葉=思考のために
デビュー間もない20代の新人からノーベル賞受賞作家までの最新作がひとつの誌面にひしめきあうのが「新潮」の誌面です。また、文芸の同時代の友人である音楽、映画、ダンス、建築、写真、絵画などの領域からも、トップクラスの書き手、アーティストが刺激的な原稿を毎号寄せています。文芸を中心にしっかりと据えながら、日本語で表現されたあらゆる言葉=思考の力を誌面に結集させたい――それが「新潮」という雑誌の願いです。