大型特集『創る人52人の2011年日記リレー』をお届けする。巨匠というべき国際的アーティストから20代の気鋭作家まで、さまざまな文化領域(書く・描く・建てる・撮る・舞う・奏でるetc)の創る人52人に昨2011年(計52週)の「日記」を依頼したものだ(1週ごとのリレー形式)。
あの1年――日本という国と私たちの生にとてつもない激震が襲った2011年を、創る人たちはいかに生き、何を思い、何を創造したのか? その記録は私たちにとって、さらには未来の日本人にとっても意義深いものになるはずだ。
小誌は文芸誌として文学的想像力の最先端を読者に示したいと願っている。だが同時に、いわば「文明誌」として、〈人間の営み〉まるごとを〈言葉〉を通じて表現したいと欲望している。1年がかりで総力編集した成果を読者と共有できれば幸いである。
新潮編集長 矢野 優