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池田大作、Xデー/山田直樹

新潮45 2010年9月号

(毎月18日発売)

特別定価869円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2010/08/18

発売日 2010/08/18
JANコード 4910049370902
定価 特別定価869円(税込)

◆池田大作、Xデー
大シミュレーション! 権力者の最期……その時、一体何が起こるのか/山田直樹

【核心インタビュー】
総理への道
デフレ脱却で「新・成長日本」を創る/渡辺喜美

◆小泉純一郎、再び「日本人はピンチをチャンスに変えられる」/松井和志
(両国国技館70分演説『日本の歩むべき道』より)

【都市型狩猟採集生活・対談】養老孟司vs.坂口恭平
金なんてなくても生きていける! 街には〈都市の幸〉があふれている

◆日本人の教養〈番外篇〉短絡思考人間を大量生産する国/柳田邦男

◆三回忌に想う がんに散った女優「深浦加奈子」の生き様/奈良林和子

◆ミス・ユニバース開幕
 連勝! ベネズエラで「絶世の美女」はいかに創られるか/風樹茂

【達人鼎談】芸の達人【後編】
立川談志×太田光×ビートたけし
テレビでは流せない禁断の芸談!

■■《R-18指定!?》永久保存版 豪華付録CD■■
立川談志 最後の大“毒”演会
【客】太田光 ビートたけし(メイキング・オブ・達人鼎談)
過激なクスリ噺に、「おま○こ」連発! 生素材の持つパワーや、臨場感あふれる“舞台裏”の味わいをCDでもお楽しみください!

【特集】国民的難題! 「介護地獄」から救われる知恵
誰もが避けて通れない問題「介護」。どう取り組めば、苦難の道から抜け出せるのか

◆きみ、燃え尽きることなかれ「介護絶望工場」からの脱却/本岡類

◆激増! 介護殺人 最悪の悲劇を招かぬ術とは/橘由歩

◆〈実用版〉あなたの家族が倒れたとき ゼロから始める介護対策研究/野木裕子

◆そんなに悪いか、バクチ打ち/里見清一

◆麻取の憂鬱/藤野眞功

【巻頭コラム】風が時間を *80歳のニューヨーク行き(3)/徳岡孝夫

【特別読物】ゆかいな怪物伝 南方熊楠/島地勝彦

【大好評連載第二回】
◆プロ野球血風録
*「堤義明オーナー」とはいかなる存在か/坂井保之 企画・構成/玉木正之

◆オバマが救えないアメリカ
*「大統領」と「ジェニファー・ハドソン」格差が浮かぶ「シカゴ」の深淵/林壮一

【短期集中連載】なにものでもなかったひと 辻まこと伝
第三回 *辻潤家と竹久夢二家の子どもたち(2)/駒村吉重

[連載]
◆作家の日常、私の仕事 「永遠を見つけた」/曽野綾子
◆だまし庵日記/野坂昭如
◆人生の星の時間 富貴楼 お倉/福田和也
◆松下幸之助 策謀の昭和史 *大きな心境の変化がおとずれる/岩瀬達哉
◆道聴途説/外山滋比古
◆外務省に告ぐ 亡き母にとっての「沖縄と日本」/佐藤優
◆科学の興亡/竹内薫
◆現代に宿る神々を求めて/山村明義
◆[シリーズ]私と母 ケンタロウ(料理家)/歌代幸子
◆人生是全て泣き寝入り/村野まさよし
◆おんな41歳、日雇い稼業どん底渡世/山崎マキコ
◆純粋異性批判/中島義道

■書物の森

■シネマ・ブレイク

■第九回 新潮ドキュメント賞 候補作品発表

[グラビア]
◆日本再発見
◆【シリーズ】乗り物で巡る世界の暮らし9/小松義夫
◆【連載】この盃を受けてくれ 第六回/小平尚典

豊田正義氏「根性を忘れた日本人へ」、上條昌史氏「シリーズ『昭和』の謎に挑む」、 杉山隆男氏「昭和の特別な一日」は、今月休載します。

編集長から

立川談志 最後の大“毒”演会
客 太田光 ビートたけし
 大権力者の身に何が起っているのか――。今月号のトップは、「池田大作、Xデー」。創価学会を追い続けるライターの山田直樹氏が、大教団の中枢で生じている池田氏の異変をレポート。同氏にもしものことがあった場合、教団はどうなるのか、大シミュレーションを展開、その行く末を視透します。
 特集は、「国民的難題! 『介護地獄』から救われる知恵」。誰もが避けて通れない介護問題。立ち向かう備えとして、ルポライター・野木裕子氏の「あなたの家族が倒れたとき ゼロから始める介護対策研究」など3本の記事を用意しました。
 前号に続き、立川談志、爆笑問題の太田光、ビートたけしの豪華鼎談も快調。やりとりを収録したCDまで付録につけちゃいました(「立川談志 最後の大“毒”演会 客 太田光 ビートたけし」)。危ないクスリ噺に禁断の「おま○こ」連発! テレビでは流せない、過激な“楽屋話”をCDでもお楽しみ下さい。

新潮45編集長 宮本太一

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

新潮45とは?

「新潮45」の創刊は1982(昭和57)年3月で、創刊当初は「新潮45+」(シンチョウヨンジュウゴプラス)という誌名でした。その名の示すとおり、もともとは45歳以上の中高年層を読者対象に想定した雑誌であり、新潮社にとっては初の総合雑誌への挑戦でもありました。
 3年後の1985年より「+」が取れて、誌名は現在の「新潮45」に変わります。内容も「日記と伝記」を軸にした新たな教養雑誌へとリニューアル。以来、その時々の編集部の方針によってノンフィクションや事件への志向が強まったり、独自の言論に力点を置いたり、誌面は変わり続けてきました。
 しかし、一つだけ変わらない「芯」のようなものがこの雑誌にはあります。
 それは「人の生き死に」について考えるということです。
 扱うテーマや素材は、政治経済から殺人事件、芸能スキャンダルやスポーツ・ドキュメントに至るまで多岐にわたります。叙述の仕方も、論考あり、エッセイあり、重厚なノンフィクションありとさまざまです。けれども雑誌の真ん中には、尽きることのない「人間への関心」がある。
これからも「新潮45」は変わり続けるでしょう。時代に向き合いながら、新しいテーマに挑み、表現の幅も広がっていく。しかし、その「芯」の部分は変わりません。ネットの時代になっても、いやネットの時代だからこそ、「新潮45」は「人間」を書き続けていきます。

 ちょっと危険で、深くて、スリリング。
 死角を突き、誰も言わないことを言い、人の生き死にを考える。
 一度読むとクセになるような「毒にも薬にもなる雑誌」。
 
「新潮45」はそんな雑誌であり続けたいと思っています。

雑誌主催・共催・発表誌の文学賞