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      <title>新書・編集者のことば</title>
      <link>http://www.shinchosha.co.jp/shinsho/editor/</link>
      <description>編集者のことば</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2012</copyright>
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         <title>尼さんの告白</title>
         <description>　以前からずっと尼さんのことが気になっていました。
「尼寺の中は、どんなところなのだろうか？」
「尼さんは普段何をしているのだろうか？」
「どんな女性が尼さんになるのだろうか？」
　そんなことを知りたいと、常々思っていました。
　日本では古くから尼さんが存在していたし（なにせ日本初の出家者は女性です）、今も有名な尼さんが活躍しています。しかも『宗教年鑑』（文化庁編、平成21年版）によると、仏教の「教師」の資格を持つ女性は全体の約48％と、すでに半数に迫る勢い（この数字にはちょっとしたからくりがあるのですが、詳しくは本書で）。
　なのに、尼さんの実態についてはあまり語られません。
「そのあたりの事情について詳しく語ることのできる人はいないかな」とずっと探していて、ようやく見つけたのが、本書『尼さんはつらいよ』の著者、勝本華蓮さんです。
　勝本さんはお寺にも仏教にも縁のない在家出身。広告デザイナーとして活躍、会社も起業し順風満帆だったのが、さまざまな縁もあり、36歳のときに天台宗で得度、「尼さん」になりました。
　それから道場や尼寺で修行をするのですが、そのときの経験が本書では克明に記されています。
　どうやらその実態は、われわれ外部の人間が考える「清く、正しく、美しく」といったイメージとは、いささか、いや、大きく違うようで……。
　詳しくは本書に譲りますが、そこには尼寺の実情から、「お坊さん」にはわからない苦悩を抱える尼さん、志あるすばらしい尼さんまでをレポートしています。現役尼僧が語るその素顔はいかなるものか――。本邦初の現代尼僧論です。</description>
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         <pubDate>Wed, 25 Jan 2012 14:28:47 +0900</pubDate>
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         <title>勝手に期待して勝手に失望しない</title>
         <description><![CDATA[　日本の首相がコロコロ変わることを他人事のように批判するメディアには違和感があります。だって発足したときに期待できるようなことを言っていたのは、あんたじゃないか、と思うのです。政権交代後は特にそういう違和感をおぼえる機会が増えました。政権交代すればオールオッケーみたいなことを言っていた人が、同じ口で「民主党は力不足」「官僚をうまく使え」などと言うのが信じられません。
　このへんのことに触れて、『「常識」としての保守主義』では、次のように書いています。

<blockquote>「近時の政治評論には、民主党内閣二代に対する評価が典型的に示すように、『政治家に対して勝手に期待し、勝手に失望する』風情のものが矢鱈に多いのである」「政治を観察するためには、保守主義を含めて、一つや二つの『視点』の意味を理解することが、その『作法』として大事になる」</blockquote>

　原理原則を持たぬ政治家が多いのと同様、原理原則を持たぬメディアや評論家が多いために、「勝手に期待し、勝手に失望」という不毛なことが繰り返されるのではないでしょうか。
　本書は、保守主義の成立、歴史から代表的政治家の足跡、そしてこれからの可能性について述べた骨太の入門書です。
　この一冊を読むと、一つの「作法」が確実に身につきます。
「○○さえすればオールオッケー」といった安易な政治家とその提灯持ちにウンザリという方には、ぜひ一読をお薦めいたします。]]></description>
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         <pubDate>Wed, 25 Jan 2012 14:27:52 +0900</pubDate>
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         <title>『反・幸福論』を読む幸せ</title>
         <description><![CDATA[　本書は、京都大学大学院人間・環境学研究科教授の佐伯啓思氏による小社での初めての著作になります。
　佐伯氏は、『隠された思考』『「アメリカニズム」の終焉』『現代日本のリベラリズム』『自由と民主主義をもうやめる』など、今までに素晴らしい論考を数多く著され、サントリー学芸賞、東畑記念賞や読売論壇賞など受賞歴も豊富な稀代の思想家です。
　本書では、「なぜ日本人は幸せを感じられないのか」という壮大な問いに、佐伯氏の鋭い眼差しと柔らかい筆致で深く迫っています。
　未曾有の大震災、度重なる政権交代、「正義論」ブームなど最近のニュースを発端に、歪んだ日本人の思考を再考し、生き方の本質を、はっきりと浮かび上がらせてくれます。
　本書の内容を一部記してみます。
<blockquote>・「無縁社会」の何が悪い
・「自由と権利」の追求が不幸のもと
・経済的豊かさが人間関係を蝕む
・格差是正は欺瞞である
・「遁世」だって悪くない
・「ポジティブ・シンキング」は怪しい
・最新技術の「便利さ」を警戒する
・政界に渦巻く「歪んだ権力欲」の正体
・サンデル教授の「正義」は日本人に有効なのか
・福沢諭吉「人間蛆虫論」からの教え
・「徳」や「義」はどうして喪われたか
・「幸せの条件」は他者の中に宿る……</blockquote>　本書の読了後には、知らず知らずのうちに偽善にまみれていた心や、くすぶっていた疑念が晴れ、喪われた「日本人としての幸福」が見えてきます。]]></description>
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         <pubDate>Wed, 25 Jan 2012 14:25:34 +0900</pubDate>
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         <title>テレビは本当に大変だった</title>
         <description>　もう随分前から「出版不況」というようなことは言われていました。今から思えば全然そんな大変な状況ではなかったのですが、確かに景気は長いことあまり良くありません。今後もそんなに急成長する業種ではない気がします。
　それに比べると同じマスコミでも、テレビはいいなあ、いつも景気が良くて、と思っていました。しかしこの数年、「民放テレビもヤバいんだ」という記事をよく目にするようになってきました。
　とにかく景気が良い人たちだというイメージしかなかったので、本当かな？　と思っていたのですが、どうも本当のようです。すでに各局が赤字を計上するような事態になっており、しかも業績向上の見通しはまったく立っていません。『テレビ局削減論』の著者によれば、この構造不況は100年続くかもしれないものだ、とのことです。
　そして本業の広告収入だけでは限界が見えてきたので、各局とも副業に走っている、と本書では指摘しています。通販や映画製作などは、よく（いや、嫌と言うほど？）目にするので驚きませんでしたが、中には不動産業や結婚式のプロデュース業なんてものまであるそうです。その結婚式ではテレビ局のアナウンサーやカメラマンなどのスタッフを「活用」するというサービスが受けられるとのこと。
　なるほどよく考えたもんだと感心しました。この分ならば葬儀ビジネスに参入する日も遠くないのかもしれません。
　もちろんテレビがなくなっては困るし、面白くありません。それではどうすればテレビは生き残れるか、そのための秘策としてキー局の削減を本書は提案しています。
　乱暴な話に思われるかもしれませんが、本書でメディアの全体像を俯瞰すると、この提案に必ず納得するはずです。</description>
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         <pubDate>Thu, 22 Dec 2011 15:15:24 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>発言者の運命はいかに</title>
         <description>　本書には、さまざまな分野の著名人による85の「問題発言」が収録されています。
　そして、発言、発言者名、時期、場所と解説が記されています。
　本書の編集作業で驚いたのは、問題発言の数の多さです。過去の舌禍事件を遡って調べていくと、膨大な発言が出てきました。トップニュースになったもの、数日だけ大騒ぎになったもの、現在でもその影響を残すものなど様々です。
　約200もの発言を、1945年の終戦以降に絞り、各分野から人々の記憶に残る迷言、放言、暴言、不適切発言などを選び出しました。
　戦後初の総理大臣、東久邇宮稔彦王や志賀直哉から橋下徹や沢尻エリカ、2011年中に発せられた松本龍や島田紳助まで網羅し、沖縄防衛局長の不適切発言などにも言及しました。
　問題発言から見た日本戦後史としても読むことができます。
　ところで、本書では問題発言が発せられた年月日を記しています。
　かつてオーストリアの文豪、シュテファン・ツヴァイクは、著書『人類の星の時間』で、ゲーテ、ナポレオン、ドストエフスキー、南極探検のスコット大佐など歴史的偉業をなした人は、運命の一瞬が訪れた時を自覚していたからこそ、歴史に名を残したと、その運命が変わった年月日を詳しく記し、彼らの「特別な一日」を描いた傑作アンソロジーを著しています。
　この名著に登場する人物とは乖離がありますが、本書の目次でも、発言の年月日を記しています。あの日、あの発言で、その後の運命が変わった人たちだからです。
　ただし、その発言で自分の運命が変わってしまうという自覚はほとんどなかったようですが。</description>
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         <pubDate>Thu, 22 Dec 2011 15:14:16 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>イタい社員にならないために</title>
         <description>　「社畜」というこのタイトルに、ギョっとされた方もいるでしょう。実際に社内でも、60歳前後の役員たちから「嫌悪感がある」と難色を示されました。一方で若手社員からは、「自虐的な意味でよく使う」という声も。世代によってこの言葉への印象は随分違っているようです。
　いずれにせよポジティブに使われることはないのでしょうが、だからこそあえて筆者はこの言葉を選びました。ここでいう社畜とは、「自分のこだわりを捨て、頭を空っぽにして、一から仕事を学ぼう」という姿勢を持つサラリーマン、つまり「まっとうな人」のことです。夢を追求しすぎた転職難民、不平ばかりの新入社員、カリスマ経営者に憧れる一匹狼などなど、そんな「イタいサラリーマン」が増殖するのも、「社畜経験」をしていない人が多いからなのです。
　いわゆるビジネス書、自己啓発本の真逆を突っ走る本ですが、そのぶん綺麗事の一切ない「真のサラリーマン論」です。</description>
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         <pubDate>Fri, 25 Nov 2011 16:58:04 +0900</pubDate>
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         <title>なぜ日本は“ねじれ”るのか？</title>
         <description>　ねじれ。
　この言葉から、日本という国の奥底に根深く潜んでいる“精神”を掬いあげる――、そんな大胆な試みに挑んだのが、本書『ねじれの国、日本』です。
　例えば、建国記念日。
　これが2月11日の祝日を示すことを知っている人は多くいても、その由来、つまり肝心の“建国”が、いつの時代に行われたかを知る日本人は驚くほど少ない、と著者は本書で指摘しています。若者を中心に「建国とはいつのことか」というアンケートをとったところ、「天孫降臨の日」「初代天皇の誕生日」「明治政府が樹立した日」といった迷答・珍答が続出したそうです（正解をご存知でしょうか？）。
　言わずもがなですが、“建国”というのは、その国家が成立した、忘れることのできない歴史的瞬間のはずです。実際に見聞したわけではありませんが、アメリカやフランスでは、主に初等教育の段階で、それぞれ「独立記念日」や「革命記念日」がいつのことであるかを、その由来を含めて繰り返し教えているはずです。また、その由来は現在にもつながるその国のゆるがせにできないアイデンティティであり、日本のように曖昧にはしていないはずです。
　国の根幹に関わるような事柄が、かくも曖昧なのはなぜか――。
　本書では、そのような謎について調査、その理由を探っていきます。建国記念日や天皇の存在、近代化と敗戦、元号、神道など、この国を“日本”たらしめる根幹であればあるほど、そこにはふしぎな“ねじれ”が出現します。なぜこんなにもねじれるのか？　その“ねじれ”は是正するべきものなのか？
　これまで数多の日本論が世に問われてきましたが、本書もその系譜に連なり、「日本とは何か」という大きな問いに新たな視座を与える、堂々の日本論です。</description>
         <link>http://www.shinchosha.co.jp/shinsho/editor/2011/610438.html</link>
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         <pubDate>Tue, 25 Oct 2011 11:12:35 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>日本浄土仏教の「第三の男」</title>
         <description>　本年は、日本浄土仏教にとって、特別な年です。なぜなら、浄土宗の宗祖・法然が没後800年、浄土真宗の宗祖・親鸞が750年と、いわば50年に一度の「大遠忌イヤー」にあたる年だからです。それに合わせて、宗派あげての法要や「法然と親鸞」展（10/25～東京国立博物館）のような大規模な展覧会が企画、開催されています。
　当然のことながら、法然や親鸞に関する書籍も今年は特に多く刊行され、書店を賑わしています。まさに「“大遠忌イヤー”というお祭り」にふさわしい状況です。
　しかし、日本浄土仏教全体を概観したとき、法然と親鸞を知るだけでは満足のいくものにはなりません。他にもう一人、大変重要な人物がいることを忘れてはいませんでしょうか？
　時宗の開祖・一遍が、その人です。法然の往生から27年後、親鸞67歳のときに生まれた一遍は、出家→還俗→再出家の後、遊行の生活に入ります。根拠地をもたず、善光寺や高野山、熊野などといった日本の「聖地」を歴訪し、「賦算（念仏札を賦る）」や「踊躍念仏（踊り念仏）」などを行いながら、徐々に信奉者を増やしていきました。その一遍を中心とした集団「時衆」のあり方は、日本浄土仏教の中でも独自の位置を占めています。
　しかし、これまで一遍についての評価は、それを高く評価するものと低くするものの2通りに分かれてしまっているようです。</description>
         <link>http://www.shinchosha.co.jp/shinsho/editor/2011/610439.html</link>
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         <pubDate>Tue, 25 Oct 2011 11:10:48 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>「暴力団」を知っていますか？</title>
         <description><![CDATA[　新潮新書には、「組織解剖」をテーマにした既刊があります。
『朝鮮総連』（金賛汀・著）、『創価学会』（島田裕巳・著）、『日本共産党』（筆坂秀世）、『民主党』（伊藤惇夫・著）、『日教組』（森口朗・著）、『公安は誰をマークしているか』（大島真生・著）など、いずれも多くの方々に読んでいただき、好評を博しています。
　本書もその流れを汲んでいます。
　風評やイメージでしか知らない「暴力団」について、わかりやすい講演を聴くように書いてもらいました。
　暴力団の所在、人員構成、日常生活、求人活動、学歴、収入、出世の条件、シノギ（稼ぎ）の手口などに加え、繁華街でよく聞く「みかじめ」、指詰めや刺青などの慣習、美女とヤクザの関係（「<a href="/book/610434/?select=free">薀蓄倉庫</a>」参照）、マフィアとのちがい、そして、出会った時の対処法など、あらゆる疑問を提示して、この世界の第一人者であるノンフィクション作家の溝口敦さんに、それらへの答えを解き明かしていただきました。
　しかも、今までの著作にはない、初めての「です・ます」調で書かれています。そのため、ハードな内容もやわらかい筆致に包まれ、読みやすく、独特の読後感もあります。

　ところで、本書を校了寸前の8月下旬、島田紳助の引退騒動が起きました。
　巷間囁かれていた「芸能界と暴力団のつながり」を、誰もが認識したはずです。
　では、暴力団と芸能人はどんなメリットがあって交際しているのでしょうか？
　もちろん、本書にはその答えも記されています。

　かつて暴漢に刺されても筆を止めず、食肉界の禁忌や人気占い師の素性等、現代のタブーや闇組織にも敢然と挑んできた溝口さんですが、本書は40年以上追及してきた「暴力団」の基礎情報を網羅した集大成です。ぜひお読みください。]]></description>
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         <pubDate>Thu, 22 Sep 2011 14:41:29 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>「デフレの正体」は「人口激減」である。</title>
         <description>　昨年6月の刊行以来、ベストセラー街道を突き進み、今年になって50万部を突破した『デフレの正体』（藻谷浩介著、角川oneテーマ21）。この本の論点はさまざまながら、「経済は『人口の波』で動く」というサブタイトルにあるように、「デフレの正体」を日本の人口動態から読み解く、というところがポイントとなっています。曰く、「一九九〇年代半ばを境に、『生産年齢（15歳～64歳――引用者註）人口の波』の減少局面に突入した日本。定年退職者の増加→就業者数の減少によって内需は構造的な縮小を始めました」（P142）。つまり、「景気の波」よりも、遥かに高く構造的な「人口の波」こそが、「デフレの正体」と喝破し、それを解消するためにはどうするか、具体的な提言がなされています。
　新潮新書『人口激減』の問題意識も、『デフレの正体』と同様です。それは「このまま人口が減少するのを、指をくわえて待っているだけでいいのか」というもの。ならば、どうするか？　本書の答えは明確。「移民を受入れる」です。減る人口をカバーするために、日本も移民を積極的に受入れるべし、本書の主張はこれに尽きます（ちなみに『デフレの正体』では、外国人労働者の受入れについて、「まったく数量的な効果が出ない」と否定的）。そうしたメッセージが、サブタイトルの「移民は日本に必要である」に込められています。
　長く草の根の国際交流に尽力してきた著者が、その経験をもとに、移民受入れにおける経済的効果や本当のリスク、根拠のない日本人の「移民アレルギー」などに論及。すでに人口減少化に無策な日本は、欧米から「反面教師」として注目されている、おとなりの韓国は数年前から積極的に移民受入れ政策を実施し、成功を収めているなど、日本人にとっては耳の痛い話も出てきます。しかしだからといって、将来確実に訪れる危機に目や耳をふさぐのではなく、子どもや孫世代が生きる時代のことを見据え、本書をきっかけに、移民受入れについての議論が巻き起こることを期待します。</description>
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         <pubDate>Thu, 22 Sep 2011 14:40:47 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>直木賞作家による異色の「日本人論」</title>
         <description>　出久根達郎さんといえば、直木賞を受賞した『佃島ふたり書房』をはじめ、本をめぐる多くのエッセイ、徹底した文献収集と分析にもとづく人物研究、あるいは読売新聞のコラム「人生案内」の名回答でも知られます。『日本人の美風』は、そんな著者が初めて挑んだ日本人論。勤倹力行、篤志、陰徳、義理、諧謔、思いやり――等など、二宮尊徳から美智子皇后まで、災厄の時にこそ日本人の美点を体現した人びとの凄みを、歴史の襞の中から見つけ出します。</description>
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         <pubDate>Thu, 22 Sep 2011 14:40:03 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>私たちに求められていること。</title>
         <description><![CDATA[　東日本大震災が起きてから数度、福島県の浜通りに行った。南相馬市では、ある人のインタビュー取材に同行した。夏の暑さのためだけでもなく、真昼間の商店街には、人の姿、車をほとんど見かけなかった。「特に子供を目にしなくなりましたね。まるで、ゴーストタウンです」。話をするその人の言葉通り、町は不自然に静かだった。
　原発から3キロ圏内を訪れ、「死の町のようだった」と発言した鉢呂前経産相は大臣を辞めた。が、原発周辺の町をそう表現しても仕方ないと正直、思った。南相馬では原発から30キロ離れた地域を訪れたが、それでも私の頭に浮かんだ言葉は、「人の姿を見かけない町」だった。
　著者の内山さんはこの本の中で、そうした町をこう表現している。<br>
<blockquote>「生きている人の未来の時間をも破壊し、原発周辺の地域の未来の時間を丸ごと破壊してしまった。もしもこんなことが許されるなら、私たちは恐ろしい社会をつくることになってしまうだろう。未来の時間を破壊することが平気な社会、それは恐怖に満ちた社会である」（P101）</blockquote>
　大切なことは、無人に近い町がこの国に出来てしまった事実、だ。あの日から、私たちに求められているのは、「起きていることの解釈」だと、本書を読んで何度思ったか知れない。]]></description>
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         <pubDate>Thu, 22 Sep 2011 14:38:48 +0900</pubDate>
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         <title>スコッチよりもジャパニーズ</title>
         <description>　酒を覚え始めた学生時代、ウイスキーは憧れの酒でした。特に『山崎』や『響』といった日本のプレミアム・ウイスキーは、友人がこっそり父親のストックから拝借、なんてとき以外はめったに拝むことができないもので、もっぱら『角瓶』や『オールド』に親しんでいました。それが社会人になり、カウンター・バーに足を運ぶようになると、スコッチ・ウイスキー、特にシングルモルトを知るようになりました。バーの雰囲気にも気圧され、舶来のウイスキーの方が格好がつく、なんて、味もわからないくせに、そんなことを思っていたのでしょう。
　ところが30代になってジャパニーズ・ウイスキーと再会すると、そのポテンシャルに驚かされました。それまでは「スコッチと比べて個性的ではない」と勝手に思っていたのですが、とんでもない。それに気づかないこちらが浅はかなだけで、しずかにその存在を主張してくる日本のウイスキーのやさしい魅力にはまってしまいました。</description>
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         <pubDate>Thu, 25 Aug 2011 13:11:20 +0900</pubDate>
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         <title>禁じ手のようなタイトルですが</title>
         <description>　オビやタイトルにあまり使わないほうがいいと思われる言葉があります。「面白い」とか「すごい」というのは、かなり微妙なラインではないでしょうか。あまりにストレートだから、というのがその理由。
　そりゃ筆者や編集者がそう言いたくなる気持ちはわかるのですが、そこを一工夫して別の表現をするのがプロってもんでしょうということです。「面白いから面白いと言いました」ではいささか子供っぽいので、あまり頻繁に使わないほうがいいような気がするのです。
　じゃあ『婚活したらすごかった』というタイトルはどうしたものか。
　実際、これでいいのだろうか、とも思いました。
　しかし、この婚活体験ルポに出てくる、著者が出会った面々をどう言えばいいのか。「初対面でホテルに誘うＣＡ」「整形を告白してきた銀座ホステス」「8歳もサバを読むアナウンサー」「婚活のフリをしてナンパを続ける公営ギャンブル選手」「300円をワリカンにするドケチ男」……次々登場する強烈なキャラクターが繰り広げる強烈なエピソードについてあれこれ考え、どう言えばいいのか悩みました。で、結局「すごいからすごいと言いました」というところにしてしまえと考えたわけです。
　実際、「すごい」としか言えないというのはお読みいただければわかると思います。
　念のため補足しておくと、真面目に婚活を考えている方にもとても参考になる情報も満載です。その意味では「すごく」役に立つ本でもあるのでよろしくお願いします。</description>
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         <pubDate>Thu, 25 Aug 2011 13:10:08 +0900</pubDate>
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         <title>建築家は家をどう建てているか？</title>
         <description><![CDATA[　キャリア40年以上で、3000軒以上の家づくりを手がけている建築家の天野彰さんの事務所は渋谷の高台にあります。今年3月11日のお昼頃から、本書の打ち合わせを事務所で行った直後に、東日本大地震が起きました。
　翌日、天野さんに電話で様子を伺うと、事務所では本1冊、書類1枚も散乱することがなかったそうです。事務所は大きな空間を用途ごとにきちんと間仕切りされ、造りつけの書棚や家具が備えられています。地震の時にはそれらが構造を補強する柱となり、支えあったそうなのです。
　また、都内の閑静な住宅地にある戸建のご自宅も、同様に何の被害もなかったそうです。家を支える「ベタ基礎」（※本書参照）を強固に施していて、柱も割り増して建ててあるからだそうです。これ以外にも、コツがあるのですが、詳しくは本書を参照ください。
　建築家の家だから当然だという人もいるでしょうが、一般の人が予算や居住面積の制限がある中で、安全で安心に暮らしていける家を建てるにはどうしたらよいのでしょうか？
　このような着想を含めて、本書では家づくりの具体的な実践法やアドバイスを紹介しました。また、建築の過程で誰もが浮かんでくる疑問を、天野さんに具体的に問いかけました。
　その際、単身でも、家族があっても、「ひとり」としての欲望を家にとことん反映させることが、最適な家づくりにつながると天野さんは主張されました。これが本書のモチーフなのです。
　そして、天野さんの回答は、穴場の土地の見つけ方、設計士や工務店の賢い選び方、住宅メーカーの良し悪し、趣味の空間を優先する間取り、収納や家具とデザインの工夫、家相の考え方（「<a href="/book/610427/?select=free">薀蓄倉庫</a>」参照）、防犯防災のコツ、省エネプランから、資金調達のテクニックなど、多岐にわたりました。
　それらに基づく51項の「Ｑ＆Ａ」を読んでいただければ、「理想の家」が心に浮かんできます。そんな家は、新鮮な新しい出会いに自然につながっていきます。
　本書で実例が紹介されている家に住む独身者は、実際、建てた後に「おひとりさま」ではなくなっているそうです。]]></description>
         <link>http://www.shinchosha.co.jp/shinsho/editor/2011/610427.html</link>
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         <pubDate>Mon, 25 Jul 2011 16:42:13 +0900</pubDate>
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