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特集【新春読み切り大饗宴】筒井康隆/曽野綾子/角田光代/北村 薫/法月綸太郎/押切もえ/林真理子

小説新潮 2015年1月号

(毎月22日発売)

930円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2014/12/22

発売日 2014/12/22
JANコード 4910047010152
価格 930円(税込)

特集【新春読み切り大饗宴】

◆筒井康隆/世界はゴ冗談
――太陽嵐が到達した地球。奇想天外な出来事だらけでみんなお手上げ

◆曽野綾子/二〇五〇年秋
――退廃し、常識の通用しない近未来。私は旧知の人を訪ねるが

◆角田光代/もう、いいよ
――このところ、ずっと怒っている。何もかもが思いどおりにならない

◆北村 薫/花火
――あれから十七年――ファン待望の円紫さんと私シリーズ最新作!!

◆法月綸太郎/挑戦者たち 2
――「読者への挑戦」を積み上げると、ミステリはどこへ至るのか?

◆押切もえ/抱擁とハンカチーフ
――描けずに焦るばかりの画家、彩未。一人取り残されているようで……

◆林真理子/クリケン
――クリケン、何故逝っちゃったの――かつての人気者の葬儀で志津子は

特集【故郷】

◆大沼紀子/君待ち
――数年を経て、友人の結婚式で東京へ行く。娘の手を引くとは、あの頃は思ってもみなかった

◆垣谷美雨/母ちゃんの笑顔
――フリーターを脱出し、六年振りに帰ってきた古里。母と暮らしたアパートは跡形もなく

◆原田ひ香/おっぱいマンション
――建築家の父が遺した、住み辛いデザイナーズマンション。私は、父もあの家も嫌いだった

◆奥田亜希子/空に根ざして
――何でみんないなくなっちゃうの? 引っ越しを重ねて育った僕は、今も帰り道を探していた

【新連載】
◆谷村志穂/アンクランプ
――人体で最大の臓器、肝臓。脳死からの移植が、日本でも幕を開ける…

◆畠中 恵/妖になりたい しゃばけ
――許嫁の決まった若だんな。一人前に商いを覚えたいと言い出して

【連載第二回】
◆朝井まかて/眩―くらら―
――あたしには筆しかない。絵師としての決意を新たにした応為は

【シリーズ対談】
◆井上荒野×江國香織/荒野と香織の映画放談
――可愛いだけが魅力じゃない!? 作家たちが語る、子供映画の神髄

【連載コラム】
◆本の森
――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介。
〈歴史・時代〉田口幹人/〈SF・ファンタジー〉石井千湖/〈恋愛・青春〉名久井直子

【好評連載小説】
飯嶋和一/翼人のかたみ
木内 昇/球道恋々
今野 敏/去就 隠蔽捜査6
柴田よしき/最後の選択VII 名前のない古道具屋の夜
月村了衛/カーガー
楡 周平/ラストフロンティア
原田マハ/暗幕のゲルニカ
森 達也/チャンキ
諸田玲子/風聞草墓標
山本一力/カズサビーチ ようそろ
山本幸久/アシタ、デキル?

【連載エッセイ】
北村 薫/うた合わせ
柴門ふみ/大人恋愛塾
佐藤 優/落日の帝国 プラハの憂鬱
二階堂ふみ/只今 文筆修業中
ペリー荻野/ちょんまげ ザ・バトル
山田詠美/時計じかけの熱血ポンちゃん

第二回「新潮ミステリー大賞」募集要項
次号予告/編集後記

編集長から

故郷を想う去年今年(こぞことし)
 12月号の「クリスマスカードプレゼント」には、非常に沢山のご応募をいただいた。ありがとうございました。当選したラッキーな方には、もうカードが届いている頃。おめでとうございます。
 クリスマスが過ぎれば、あっという間に正月になる。賑やかだった街が、一転、静まりかえる様は、毎年のことながら、その変わり身の早さに感心してしまう。
 帰省する人もしない人も、年末年始は、一年で最も「故郷」に想いを馳せる時期だろう。故郷を愛するにも様々な方法があり、遠きにありて想うもの、という考え方もあれば、そこに住むことが愛だという人もあるだろう。
 そこで今年の新年号は、恒例の豪華執筆陣による「読み切り大饗宴」に加え、故郷をテーマにした競作を企画した。一口に故郷と言っても、実に色々なアプローチがある。これを期に、改めて自分のルーツと向き合ってみてはいかがだろうか。


小説新潮編集長 新井久幸

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

小説新潮とは?

 小説新潮は戦後まもない一九四七年に創刊されました。以来、文学史に名をとどめる作家で、小説新潮に登場したことのない名前を探すほうが困難なほど、数多の文豪、巨匠、新進気鋭による名作、名シリーズが誌面を飾ってきました。

 時代は変わり、新しい作家、若い書き手も次々に現れます。変わらないのは「小説を読む楽しみ」を大切にすること。現代小説、時代小説、ミステリー、恋愛、官能……。ジャンルにこだわらず、クオリティの高い、心を揺り動かされる小説を掲載していきます。

 小説と並ぶ両輪が、エッセイと豊富な読物です。小説新潮では、毎号、ボリュームのある情報特集や作家特集を用意しています。読み応えは新書一冊分。誰かに教えたくなる情報が、きっとあります。

 目指すのは、大人の小説、大人の愉しみが、ぎっしり詰まった雑誌です。経験を重ね、人生の陰翳を知る読者だからこそ楽しめる小説、今だからこそ必要とされる情報を、ぎっしり詰め込んでいきたい。

 言葉を換えれば、「もうひとつの人生を体験する小説誌」。時には主人公たちの息遣いに寄り添い、またある時には人生の新たな側面を見つけるささやかなヒントになれば――そう願っています。
 ほんの少しかもしれませんが、小説新潮で毎月の生活がきっと変わるはずです。

雑誌主催・共催・発表誌の文学賞