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邪魔な「トロイカ」を棚上げ! 権力の一極集中!? 新「目白の闇将軍」になる「仙谷由人」官房副長官

週刊新潮 2011年6月23日号

(木曜日発売)

356円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2011/06/16

発売日 2011/06/16
JANコード 4910203140617
定価 356円(税込)

邪魔な「トロイカ」を棚上げ! 権力の一極集中!?
新「目白の闇将軍」になる「仙谷由人」官房副長官
――老獪な寝技を駆使し、パワーゲームの中心に立つ最高実力者は、今や「黒幕」と呼ばれることに密かな喜びを噛み締める素振りすら窺える。彼の抱く最終的な野望。

ハレンチ政治家は「後藤田正純」一人に非ず
震災2日後「美人職員」の胸を揉んだ「外務副大臣」
――福島原発が水素爆発した翌日の夜、外務副大臣は独身女性を伴い、銀座のスペイン料理屋でワインを楽しんでいた。2軒目のライブハウスで彼は、嫌がる女性の胸、太腿を手でまさぐり続け、キスを迫った。国家の危機が叫ばれた日、この副大臣が見せたむき出しの欲望。

エアコン入れれば非国民 電気を消せば日本は平和か!
思考回路の電気も止める「節電」ファッショ!!

【特別読物】大震災で草刈り場に 日本の「最先端技術」流出の危機
中国マネーが買い叩く中小企業の「虎の子」
ジャーナリスト  富坂 聰

世間様から袋叩きでも「原発を動かせ」と力説した「玄海原発」膝元の町長

【ワイド】土砂降りに破れ傘
(1)死に体総理応援団は「酔っ払いの戯言妻」と「憂国の寄稿長男」
(2)「JIN」に肉薄で「マルモのおきて」が破ったドラマ業界の掟
(3)「山口もえ」を覚醒させた「逮捕夫」の怪しすぎるセミナー
(4)「学級崩壊」クラスも担任した「愛子さま」新家庭教師の腕前
(5)反検察から反原発に立ち位置を変えた「元大阪高検公安部長」
(6)妊娠4カ月「木村佳乃」が激ヤセで囁かれた「胎教に悪い」ドラマ
(7)「和の鉄人」も声を上げる「日本調理師連合会」のドンブリ勘定

地元住民も耳を疑う「知の巨人」の仰天随筆!?
『文藝春秋』巻頭に「立花隆」が書いた虚構の光景

「女子大生」全裸の拘束遺体を山に棄てた24歳「無職男」

内部告発が浮き彫りにした闇! 義援金は寝かせても
「日本赤十字」幹部の天下り会社は稼働中!

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
明治めちゃくちゃ物語/野口武彦
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・小川誠子
私の週間食卓日記/伊井春樹
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
村上海賊の娘/和田 竜
途方もなく霧は流れる/唯川 恵
けさくしゃ/畠中 恵

黒い報告書/井口民樹

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント/オーバーシーズ/エンターテインメント
▼マイオンリー 芦田 淳
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 縄田一男
▼スポーツ/タウン
▼スクリーン 坂上みき

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
・おちょクリック!
・優越感具現化カタログ
・中年弁当男子
・一歩先行くもてなしの宿

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。