噴煙の中の死神は「硫化水素」「噴石」「火砕流」 御嶽山噴火 生と死の分岐点
週刊新潮 2014年10月9日号
(木曜日発売)
発売日 | 2014/10/02 |
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JANコード | 4910203121043 |
定価 | 407円(税込) |
御嶽山噴火 生と死の分岐点
▼バタバタ倒れていた「心肺停止30人」が火口東に集中した訳
▼生還者の目と耳に焼きついた意識不明の被災者の姿と声
▼噴火の瞬間に山頂に立っていた250人の人生の確率
▼客足絶える「ゴルフ場」と「ゲレンデ」「温泉郷」の大被害
▼噴火は免責で保険金はなしという「生保」「損保」に明暗
▼危険な火山ばかりの日本で登ってよい「火山リスト」
国を貶めて新聞を売った「朝日」の罪と罰
「正田家」と「小和田家」
(2)法廷で明らかになった「中山美穂」CMギャラは2000万円
(3)従軍慰安婦の大誤報は知らずに逝った「土井たか子」の功罪
(4)未亡人「寺田理恵子」が初めて明かす「シャワー中に斃れた夫の最後」
(5)夫が自殺「上原多香子」が悔やみきれない「所得格差」と「別々生活」
(6)国会招致が嫌だから年内辞任と勘繰られる朝日新聞「木村社長」の誤算
(7)「松居一代」が胸を張る「投資人生30年」最高益は本当なのか?
(8)初企画作品で映画賞受賞なのに女優引退という「吉永小百合」のソロバン
(9)「道端ジェシカ」の験担ぎはホエールウォッチングしてからの結婚式
(10)今年こそNHKがクビに鈴を付けたい「和田アキ子」の紅白攻防戦
(11)来年は結成40周年「ラッツ&スター」再結成に「田代まさし」の影
(12)「山谷大臣」在特会写真を批判した「有田芳生」議員に痛恨写真
(13)「堺雅人」はなぜ大ヒット確実な「続・半沢直樹」をやらないのか?
女の、女による、女のための快感ドラマ
「花子とアン」大団円
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
へそまがり世間論/福田和也
戦国武将のROE(交戦規則)/本郷和人
世界史を創ったビジネスモデル/野口悠紀雄
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医者のけもの道/岩田健太郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/藤森照信
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
▼グルメ/仏料理 ラ・ボンヌターブル
▼ロビー/“地方”“女性”がテーマでも重要法案なき「臨時国会」
▼ビジネス/九電「再生エネ」買取中断でどうなる「太陽光発電」
▼マネー/人気急上昇「ラップ口座」のリターンとリスク
▼オーバーシーズ/ならず者「イスラム国」支配下の“通貨と暮らし”
▼スポーツ/“弱小”を檜舞台に導いた「青木宣親」の特別ボーナス
▼エンターテインメント/酔えるかなぁテレビ小説「マッサン」トリビア
▼マイオンリー 天達武史/「カメラとiPad」
▼スクリーン 坂上みき/『ニンフォマニアック』
▼タウン/“日本から3頭”カネとヨクが疾駆する「凱旋門賞」
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド ▼文殊のストレッチ
▼東京情報 ▼大人のマンガ 読むマンガ
スカラムーシュ・ムーン/海堂 尊
室町無頼/垣根涼介
犬の掟/佐々木譲
・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの健康ごはん塾
・水村山郭不動産
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。