ムリが通れば「安保」が引っ込む? 露悪家「トランプ」有言実行の吉凶検証
週刊新潮 2016年5月19日号
(木曜日発売)
発売日 | 2016/05/11 |
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JANコード | 4910203130564 |
定価 | 特別定価428円(税込) |
露悪家「トランプ」有言実行の吉凶検証
▼横田基地を「民間空港」転用なら不便な成田は不要だ!
▼新規に兵器購入20兆円で日本は破産か大増税!
▼日米安保も破綻したら「憲法9条」をどうする?
▼保有量は世界5位「民生用プルトニウム」は日本の資源か?
▼TPPは白紙? ビーフの仇を自動車でとるという38%関税
三菱・住友・三井「枢密会議」
▼御三家「住友金属」を放逐させた「白水会」血判状 他
「パナマ文書」掲載企業・掲載個人の言い分
▼がんに打ち克った5人の著名人 Part3
アグネス・チャン 生稲晃子 角盈男 藤原喜明 岸本葉子
ノンフィクション・ライター 西所正道
▼こじれた沖縄を牛耳る「琉球新報」「沖縄タイムス」の研究
ジャーナリスト 倉田馨
(2)期待の3人を競わせて10秒2が切れない「日本陸連」仕掛けと落胆
(3)「相武紗季」新婚夫の父上は九州なら泣く子も黙る「伝説の親分」
(4)「モニタリング」の制作会社社長の悪行三昧をモニタリング!
(5)元NHKアナウンサー「堀潤」のDVと浮気と2度目の離婚
(6)大看板「月9」の制作発表をネット配信した「フジテレビ」大迷走
(7)「ジャニーズ・タレント」がお相手で「吉田羊」を待つ若い燕返し
(8)北京に死す「若宮啓文」元朝日新聞主筆が妻にかけた最後の電話
(9)600日間「国会質問ゼロ」なのに「小渕優子」元経産相の観劇会復活
(10)独立秒読み「能年玲奈」画伯の「くまモン」絵画を精神分析
(11)警官2万人がひしめいている「伊勢志摩サミット」現場ルポ
▼「仏は上から見てる」と3度念を押した最後の電話
▼「口をつぐんでいただきたい」と迫ってきた養女 他
メディアが煽る「夢の薬」の落とし穴
変見自在/高山正之
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
もう一度ゼロからサイエンス/竹内 薫
世界史を創ったビジネスモデル/野口悠紀雄
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
古都再見 幕が下りる、その前に/葉室 麟
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
「佳く生きる」ための処方箋/天野 篤
おっぱいがほしい! 「男」の子育て日記2016/樋口毅宏
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/藤川 太
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
▼マイオンリー/甲斐よしひろ「アナログレコード」
▼ロビー/GW歴訪“本命はロシア”を証明した「総理のネクタイ」
▼オーバーシーズ/ピューリツァー賞「硫黄島の星条旗」別人説の衝撃
▼ビジネス/三菱グループ天皇「相川賢太郎」かく語りきの波紋
▼スポーツ/「菅野」しか踏ん張れない高橋監督“G投壊”の大誤算
▼グルメ/ホテルで楽しむ鉄板焼 六本木「けやき坂」
▼エンターテインメント/山口百恵さんが夫と楽しむ「シルバー割引」一考
▼スクリーン/白井佳夫『サウスポー』
▼テレビジョン/家康の正室「清水ミチコ」顔面妙技に大拍手
▼タウン/北朝鮮「党大会」の平壌に「朝日」が入れなかったワケ
Bookwormの読書万巻 大森 望
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
この世の春/宮部みゆき
ヒトごろし/京極夏彦
染着/貴志祐介
・ほとけを旅する
・続・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの健康ごはん塾
この号の中吊り
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。