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「天皇陛下」生前退位に12の大疑問

週刊新潮 2016年7月28日号

(木曜日発売)

407円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2016/07/21

発売日 2016/07/21
JANコード 4910203140761
定価 407円(税込)

「天皇陛下」生前退位に12の大疑問
(1)陛下が胸中を明かす「家族会議」に宮内庁幹部の壁ミミ?
(2)憲法改正ストップ! 「陛下」は安倍総理嫌いの護憲派か?
(3)難題山積「生前退位」にウルトラCがあるのか?
(4)まもなく公表「お気持ち」は違憲にならないのか?
(5)「上皇」がダメなら呼び名は? お住いと予算と皇后陛下は?
(6)前天皇と比較される「新天皇」はやりづらいか?
(7)「雅子妃」は国母となって宮中祭祀も欠席できない?
(8)皇太子不在だから「秋篠宮」は特別な「皇太弟」?
(9)「紀子妃」に選ばれし者の恍惚と不安二つ我にあり?
(10)90歳「エリザベス女王」もいる諸外国の退位事情?
(11)新たな元号は誰がどうやって決めるのか?
(12)スクープNHK記者の異名は「陛下の体温を知る男」?

有識者4人に訊いた「私の考え」
▼陛下まさに「鎮魂のとき」 宗教学者 山折哲雄
▼「ヴァイニング夫人」の教え ご学友 明石元紹
▼公務削減案にご反応なし 執刀医 北村唯一
▼私のことなき公の精神 評論家 吹浦忠正

「岸惠子」にバラ100本!
政策がボケボケ! 76歳「鳥越俊太郎」無節操の履歴書
――業界の先達に対して甚だ失礼だが、演説は下手、政策はピンボケ、健康や体力に不安の状況で、よくぞ都知事に手を挙げた。ご本人は根拠なき自信に溢れているものの、ジャーナリストとしても特に華々しい実績は見当たらない。76歳にして衰えぬ上昇志向が晩節を汚すことにならないか。
仲裁裁判で完敗した「中国」共産党はどうする?
【特別読物】
民主でも自民でも相変わらず困った「B層」の研究
哲学者 適菜 収

【ワイド】守ってあげたい
(1)「取材するなら3万円」で評判が落ちた霊長類最強「吉田沙保里」
(2)いつの間にか成人病のデパートになっていた「渡辺徹」の人工透析
(3)自民党「谷垣幹事長」2回目のロードバイク事故の好事魔多し
(4)都知事選にも立候補! 幸福実現党「七海ひろこ」はハグハグ戦術
(5)日米大学野球4日後に法学部の期末試験があった東大「宮台投手」

愛人は大抜擢! 重役は殆どクビ!
美川憲一もびっくり! 888万円「アイダ設計」取締役会の愛憎議事録

脳梗塞 認知症 メタボまで効果抜群?
200億円市場に膨らんだ「水素水」を信じてよいのか?
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
もう一度ゼロからサイエンス/竹内 薫
世界史を創ったビジネスモデル/野口悠紀雄
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
古都再見 幕が下りる、その前に/葉室 麟
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
「佳く生きる」ための処方箋/天野 篤
おっぱいがほしい! 「男」の子育て日記2016/樋口毅宏
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/金村義明
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子

■■■ テンポ ■■■
ロビー/“ああ玉がいない”安倍総理が思案する「閣僚“女性”枠」
オーバーシーズ/“自作自演”まで囁かれるクーデタ鎮圧「エルドアン大統領」
ビジネス/「出光」騒動で“創業家”に味方する「大物財界人」の名
スポーツ/さようなら「PL学園」野球部“影の60年史”
テレビジョン/「歌」特番から姿が消えた「SMAP」異変
マイオンリー島本久美子「登山」
エンターテインメント/キャスト総勢346人「沈まぬ太陽」いよいよ佳境
スクリーン坂上みき『神のゆらぎ』
グルメ/斬新な着想で新スタイルの中華 六本木「虎峰」
タウン/日本海を漂流「脱北“亡命”25歳」は謎だらけ
Bookwormの読書万巻 豊崎由美
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板

■■■ 小 説 ■■■
この世の春/宮部みゆき
ヒトごろし/京極夏彦
染着/貴志祐介

黒い報告書/蜂谷 涼

■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・ほとけを旅する
・コウケンテツの健康ごはん塾

この号の中吊り

最新号PICK UP

「天皇陛下」生前退位に12の大疑問

まさしく青天の霹靂であった。82歳になられる天皇陛下が、5年ほど前から「生前ご退位」のお考えを示されてきたという。国民統合の象徴として東奔西走、身を粉にしてご公務にあたられてきた陛下。その遠大なご真意を読み解くべく、数多の疑問に道筋をつけてみた。

「岸惠子」にバラ100本! 政策がボケボケ!
76歳「鳥越俊太郎」無節操の履歴書

東京都知事選は、渡り鳥政治家と地味過ぎる元総務大臣の戦いかと思ったら、土壇場で鳥越俊太郎氏(76)が手を挙げた。だが、彼の立候補の理由や政策を聞いても、ピンと来ないという声がしきり。この人の無節操な履歴書を見れば、それも当り前に思えてくるのだ。

愛人は大抜擢! 重役は殆どクビ!
美川憲一もびっくり! 888万円「アイダ設計」取締役会の愛憎議事録

三越事件の岡田茂をはじめ、「女帝」に牛耳られる経営者は少なくないが、安価な注文住宅で知られるアイダ設計の創業社長はどうだろう。事務員出身の「愛人」をべた褒めして昇進させ、古参の役員たちが反対すると、みな事実上の「クビ」にしてしまったのだ。

【特別読物】民主でも自民でも相変わらず困った「B層」の研究
哲学者 適菜 収

あの民主党政権よりは自民党政権のほうがマシ。酒場でクダを巻きながら、したり顔でそう語っているあなた、貴殿は典型的な「B層」かもしれません……。「愚民」が大手を振る現代日本の状況をどう見れば良いのか。B層の研究2016年夏バージョンをお届けする。

脳梗塞 認知症 メタボまで効果抜群?
200億円市場に膨らんだ「水素水」を信じてよいのか?

いまや競走馬に“水素水”を与える厩舎まで増えているというからその大流行は推して知るべしである。とはいえ、200億円の巨大市場に成長したものの、この新たな“水”商売に疑念が絶えないのは事実。効果抜群と喧伝される水素水は本当に信じてよいのか。

仲裁裁判で完敗した「中国」共産党はどうする?

憎まれっ子世に憚(はばか)るを地で行く中国。無理が通れば道理が引っ込むで、我がもの顔で覇権主義を突き進んできたこの「困った隣国」に、ついに国際司法が「待った」をかけた。しかし、我こそが世界の中心という中華思想の国が、そう簡単に引き下がるはずはなく……。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。