築地市場移転を目の敵! 女帝「小池百合子」熱演の代償
週刊新潮 2016年9月15日号
(木曜日発売)
発売日 | 2016/09/08 |
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JANコード | 4910203130960 |
定価 | 407円(税込) |
紅白を拒否する「SMAP」は大金持ちの四十路のお子様
秘書官もサイドビジネス「山本幸三」地方創生相の嘘八百
西麻布「裸のレストラン」突撃体験記
(2)「鳩山邦夫」死して火花が散る「菅官房長官」と「麻生財務相」の福岡6区
(3)「冤罪DV」の実録「留置場生活」を語る本屋大賞作家「冲方丁」
(4)国税から2億4500万円の所得隠しを指摘された人気AV嬢の貢がれ方
(5)手術に11時間! 「梅宮辰夫」は「十二指腸乳頭部がんの早期で命拾いした」
(6)学校の授業は5分で理解する14歳「天才棋士」の栴檀は双葉より芳し
(7)今季はぶっちぎり優勝! 「赤ヘル軍団」退役後の地元型セカンドライフ
(8)イスラエル封鎖のガザ地区に出かけて行った「乙武クン」の修士論文
(9)「ツキノワグマ」を素手の目潰しで撃退した63歳の「沖縄空手」五段
大ベストセラーの書評を載せない「大新聞」のご都合
天皇陛下「お言葉」は「違憲か暴走」と断じる皇室記者の失望
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
もう一度ゼロからサイエンス/竹内 薫
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
古都再見 幕が下りる、その前に/葉室 麟
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
「佳く生きる」ための処方箋/天野 篤
おっぱいがほしい! 「男」の子育て日記2016/樋口毅宏
マネーの魔術史 なぜ人はだまされ続けるのか/野口悠紀雄
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/コージー冨田
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/外務省に苛立つ 安倍「北方領土交渉」の行方
▼オーバーシーズ/ミンダナオ島“テロ”に「比大統領」仁王立ち
▼タウン/「東武」に身売り 名門「金谷ホテル」の台所事情
▼ビジネス/都庁“天下り”が牛耳っていたあの「東京サマーランド」
▼テレビジョン/新「センター」1700億円に“受信料下げろ”の声
▼マイオンリー/TETSUYA「ヴィンテージ家具」
▼エンターテインメント/高畑裕太転落 ラッキーボーイ「大山真志」の身上書
▼スクリーン/北川れい子『だれかの木琴』
▼スポーツ/パラ五輪で「健常者」記録超えに挑む「義足ジャンパー」
▼グルメ/しみじみと染みわたる和食の味わい 銀座「馳走そっ啄」
Bookwormの読書万巻 東 えりか
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
この世の春/宮部みゆき
ヒトごろし/京極夏彦
染着/貴志祐介
黒い報告書/村井和彦
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・ほとけを旅する
・コウケンテツの健康ごはん塾
この号の中吊り
最新号PICK UP
手術に11時間!
「梅宮辰夫」は「十二指腸乳頭部がんの早期で命拾いした」
あの日焼けした顔と恰幅の良さを見ると、病気とは無縁に思える。俳優の梅宮辰夫(78)のことだが、彼も寄る年波には勝てない。今年2月に肺炎を患い、生死を彷徨(さまよ)ったという。そして、今再び重病説が流れ始めた。さて、本人に真相を聞いてみると――。
築地市場移転を目の敵! 女帝「小池百合子」熱演の代償
東京都の小池百合子知事(64)の耳には、築地から豊洲への市場移転延期に困惑する業者達の声は届かない。彼女が聞くのは、女帝然として敵に切り込む姿に送られる、目に見えぬ「観客」の万雷の拍手のみ。が、「熱演の代償」は意外に大きなものになりそうで……。
解散宣言から1カ月! 見えてきた交渉の裏の裏
紅白を拒否する「SMAP」は大金持ちの四十路のお子様
「SMAP解散宣言」からまもなく1カ月。記者会見のみならず23回を誇る紅白出場も拒否というのが既定路線である。大金持ちとなった四十路の国民的アイドルに惻隠の情を望むべくもないのか。交渉の裏を見ればそれだけ、5人の滑稽なお子様ぶりが際立つのだ。
【特別読物】皇室よりも跡継ぎに苦労している神社界「女性宮司タブー」
ジャーナリスト 入江吉正
女性の神職もいる神社界にあって、女性の後継者を阻むタブーがある。なぜ彼女たちは資格があるのに宮司として認めてもらえなかったのか。天下り先を確保したい神社本庁の思惑と、後継者に悩む神社界の現状をジャーナリストの入江吉正氏がレポートする。
兼業禁止の規範を無視! 国民をバカにする悪い閣僚!
秘書官もサイドビジネス「山本幸三」地方創生相の嘘八百
不信感はますます募るばかり。“インサイダー捜査中止”を企てる国会質問に続き、今度は秘書官ともどもサイドビジネスに手を染め、兼業禁止の規範を無視していた疑惑が持ち上がった。それでも、山本幸三地方創生相(68)は嘘八百の弁明を並べ立てるだけなのだ。
百田尚樹氏が唖然! 橘玲氏が呆然!
大ベストセラーの書評を載せない「大新聞」のご都合
どれほど反響を呼んだベストセラーでも、好みに合わなければ見向きもしない。それが一貫した理念に基づくものならまだしも、事なかれ主義の産物では話になるまい。かつて読書好きに愛された大新聞の書評は、自らの“ご都合”によって危機に瀕しているのだ。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。