嘘とペテンで盛り土した「豊洲と五輪」7問答
週刊新潮 2016年10月13日神無月増大号
(木曜日発売)
発売日 | 2016/10/05 |
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JANコード | 4910203121067 |
定価 | 特別定価428円(税込) |
▼「小池ファースト」に怒る江東区・招致委員・ボート協会
▼東京ガスの売り値535億円が1860億円に化けた不思議
▼都庁から東京ガスに天下った「現・練馬区長」インタビュー
▼昔は一心同体「石原元知事」と「浜渦元副知事」なぜ険悪
▼最も素朴な疑問! 豊洲移転で儲かった連中は誰なのか?
▼悪玉を設定して叩く! 小池流「ドン退治」ルールブック
(2)これだけ患者が死んでいても異常を感知しない「大口病院」院長
(3)なぜスポーツ紙記者は「大谷翔平」を「サイボーグ」と呼んでいるか
(4)日本女子オープンを制した「17歳アマチュア」の家庭環境
(5)NHK「生前退位」スクープを陰から支えた宮内庁幹部が斬られた
(6)「鈴木宗男」は聞いていない「鈴木貴子」突然婚のお相手
(7)敗退行為3回で「服部桜」が漏らした「本当にわざとじゃない」
(8)『週刊文春』に経歴詐称と叩かれた「宮崎緑」が反論の証拠書類
(9)ギャラの0が2つ少なくなって臥薪嘗胆は「ベッキー」ラジオ
(10)「暴力団サミット」が行われた横浜中華街「華正樓」の献立表
(11)『君の名は。』新海誠監督の父が「家業を継がせる修業が…」
(12)理想の上司なのになぜ「天海祐希」は生涯独身を宣言したのか?
(13)旧維新グループが崩壊する「松野頼久」と「江田憲司」の反目
(14)夫婦不和の離婚が宙に浮く「米倉涼子」の『ドクターX』新シーズン
(15)「草刈正雄」が絶対に許さないのは27歳長女の一人暮らし
(16)没後2年「淡路恵子」の入院費未払いで訴えられた息子の日給
(17)今度はマンションを資産公開から外す「鶴保庸介」インチキ大臣
(18)2億円の披露宴で梨園の妻になった「藤原紀香」共働きの算盤
(19)平壌でラーメン屋を開業する「金正日」料理人が頼った名店レシピ
(20)ついに中日のドン「白井オーナー」に斬られてさらば「落合GM」
(21)紅は「とと姉ちゃん」白は「イノッチ」が紅白司会者本命の事情
(22)「玉木雄一郎」の推薦人「菅直人」が勝ち馬「蓮舫」に近づく理由
(23)「消費税増税」「TPP推進」で皆が困る「野田佳彦」幹事長
(24)営業赤字38億円!「大塚家具」が採用した裏切り社員の通報制度
(25)「シーシェパード」本拠地に反証の映画で切り込む大和撫子
(26)火星に100万人都市と言い出す「イーロン・マスク」はホラ吹きか?
(27)新潟県知事選挙に影響力を発揮できない寂しき「田中真紀子」
(28)創業者のお骨を抱えて社長室で揉めた「大戸屋」のお家騒動
ノンフィクション・ライター 西所正道
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
もう一度ゼロからサイエンス/竹内 薫
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
古都再見 幕が下りる、その前に/葉室 麟
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
「佳く生きる」ための処方箋/天野 篤
おっぱいがほしい! 「男」の子育て日記2016/樋口毅宏
マネーの魔術史 なぜ人はだまされ続けるのか/野口悠紀雄
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/広瀬和生
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
▼マイオンリー/白水政治「行橋〜別府100キロウォーク」
▼グルメ/〆は刺身のように酢飯を包む玉子焼 東日本橋「鮨一條」
▼スクリーン/北川れい子『何者』
▼テレビジョン
Bookwormの読書万巻 中江有里
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
この世の春/宮部みゆき
ヒトごろし/京極夏彦
染着/貴志祐介
黒い報告書/深笛義也
■■■ グラビア ■■■
・ほとけを旅する
・続・蒼穹から名建築
・コウケンテツの健康ごはん塾
・優越感具現化カタログ
・とっておき私の京都
この号の中吊り
最新号PICK UP
80代でも記憶力は落ちない! 「海馬」の活性化マニュアル
「もう年だから覚えられないよ」なんて聞きなれたセリフは誤解によるもので、実は記憶力は、加齢で衰えるわけではないという。しかも、記憶の中枢を司る「海馬」は、70代でも80代でも成長させられるというのだ。最新の知見にもとづく活性法をお届けする。
【特別読物】
がんに打ち克った4人の著名人 Part4
原 千晶・間 寛平・稲川淳二・海老名香葉子
ノンフィクション・ライター 西所正道
知識、生活習慣の見直し、定期健診、早期治療、気力、体力、時の運――。死の病と闘う武器は様々あるが、人間同士のつながりも有用な一つだ。絶望を乗り越えた彼らは今、福々しい表情を湛え、豊かな時を送っている。4人の過酷な闘病劇は、感涙の人間ドラマでもあった。
【特別読物】
7割の人が納め過ぎ! 本当はもっと安い相続税の研究
フジ総合グループ代表 藤宮 浩
これまで多くの国民にとって対岸の火事に過ぎなかった相続税。だが、昨年の税制改正によって課税対象者は1.5倍となり、税理士に任せても“納め過ぎ”というリスクがつきまとう。相続税を取り戻すプロが教える、もっと安く、賢く納税するための虎の巻――。
【特別読物】
文科省の「文系軽視」で日本が滅ぶ
滋賀大学特別招聘教授 佐和隆光
文科省が、全国の国立大に人文社会系学部などの廃止・見直しを「要請」したのは昨年6月。“文系軽視”と批判されながらも方針は覆らず、今春から実現に向けた6年間の「中期計画」が始まった。経済学の泰斗が、人社知を蔑ろにする浅薄かつ危険な風潮に警鐘を鳴らす。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。