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新聞・テレビが報じない「少年法」の敗北
綾瀬「女子高生コンクリ詰め殺人」の元少年が「殺人未遂」で逮捕された

週刊新潮 2018年9月6日号

(木曜日発売)

428円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2018/08/30

発売日 2018/08/30
JANコード 4910203110986
定価 428円(税込)

「小林侍従日記」で明るみに出た新事実
「昭和天皇」戦争責任の苦悩が生んだ「今上陛下」の「制服アレルギー」

新聞・テレビが報じない「少年法」の敗北
綾瀬「女子高生コンクリ詰め殺人」の元少年が「殺人未遂」で逮捕された
▼出所後も警察沙汰が絶えなかった「更生不能」の記録
▼「鬼畜少年」を育んだ「共産党一家」のその後
▼「治安」より「少年法」を大事にした大マスコミの思考停止

「石破茂は裏切り者」!
子どもには聞かせられない「安倍総理」の「総裁選オフレコ発言録」

「吉田輝星」の「連戦連投881球」は美談か
「高野連」が金の卵を破壊する
ノンフィクション作家 門田隆将
【ワイド】人生の収支決算
(1)「安倍自民」が警報を鳴らす「沖縄知事選」台風の目は「安室奈美恵」
(2)「紀州のドン・ファン」側近が「幼な妻」に突き付けた遺言状の真贋
(3)逃がした魚を再捕獲でも「日大」の水は「池江璃花子」に合わない
(4)冷めない「吉田フィーバー」に「金足農」寄付金2億円の使い道
(5)投資ファンドからも三行半で「大塚家具」かぐや姫の月が欠けていく
(6)「石原さとみ」と張り合う「世界で最も美しい顔」の「Niki」って誰?
(7)『あいのり』の「でっぱりん」が昼キャバで糊口を凌いでいた!
(8)「マドンナ」御用達の「ドルチェ&ガッバーナ」3億円事件で日本社長のクビが飛んだ
(9)記者とのオフ懇で「AKB」を熱唱した「枝野幸男」選曲の深いワケ
(10)「吉川美代子」に「抜擢人事の愚」と指弾されたNHK出身「女子アナ」の名
(11)政界の策士「園田博之」が金策に窮した「歳費差し押さえ」収支報告
(12)「青い鳥」はいなかったから活動再自粛という「桜田淳子」

決定発表
第十七回 小林秀雄賞 南 直哉新潮ドキュメント賞 古川勝久

専門医が驚嘆!
不治の病に「iPS細胞治療」の最新フェーズ
▼「がん」…病巣への攻撃力を高める細胞を無限に量産!
▼「心臓病」…心機能を回復させる「魔法のシート」
▼「パーキンソン病」…ドパミン神経移植で「寝たきりゼロ」
▼「腎臓病」…臓器まるごと再生で「人工透析」不要の時代がやって来た!

「バスケ日本代表」の未来を潰した「朝日新聞」
そんなに悪いか「ジャカルタ買春」!

■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
TVふうーん録/吉田 潮
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
冒険ゴルフ/倉本昌弘
科学探偵タケウチに訊く!/竹内 薫
誰の味方でもありません/古市憲寿
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
この素晴らしき世界/東野幸治
大家さんと僕/矢部太郎
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/小林 至
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
ロビー/“なけなし”「玉城デニー」沖縄知事選出馬で「小沢一郎」の苦衷
ビジネス/菅サンが凄んだ携帯利用料「4割下げ余地」は実現するか
マイオンリー友成那智「金色のスイカ栽培」
スポーツ/酷暑マラソン「井上大仁」「野上恵子」「鈴木亜由子」快走の価値
エンターテインメント/奇想、迷走「半分、青い。」“トリ”は「小西真奈美」
スクリーン坂上みき『寝ても覚めても』
タウン/ちびまる子ちゃん「さくらももこさん」が遺してくれた「爆笑エッセイ」
グルメ/イタリア仕込みの手打ちパスタを 恵比寿「マジカメンテ」
Bookwormの読書万巻鴻巣友季子
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼テレビジョン
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
染着/貴志祐介
欺す衆生/月村了衛
湖の女たち/吉田修一

黒い報告書/蓮見圭一
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・野生動物こっけい生態図鑑
・優越感具現化カタログ
・世界を食す大使の食卓

この号の中吊り

最新号PICK UP

「小林侍従日記」で明るみに出た新事実
「昭和天皇」戦争責任の苦悩が生んだ「今上陛下」の「制服アレルギー」

「戦争責任のことをいわれる」――。今般、公となった元侍従による日記には、昭和天皇の偽らざる肉声が赤裸々に綴られていた。敗戦の責任を明言できない苦悩。やまぬ譲位への思い。それは今上陛下に引き継がれ、「制服アレルギー」に繋がって行ったのである。

新聞・テレビが報じない「少年法」の敗北
綾瀬「女子高生コンクリ詰め殺人」の元少年が「殺人未遂」で逮捕された

わが国犯罪史上においても稀に見る重大かつ凶悪な犯罪――。公判の際、検察がそう表現した綾瀬「女子高生コンクリ詰め殺人」の元少年が先頃、殺人未遂容疑でまたしても逮捕された。湊伸治(45)。出所後、彼はいかなる道を辿り、再び事件を起こすに至ったのか。

「石破茂は裏切り者」! 子どもには聞かせられない
「安倍総理」の「総裁選オフレコ発言録」

表と裏、建前と本音、公式見解と非公式発言。これらを使い分けるのがオトナと言ってしまえばそれまでだが、事実上、国のトップを決める自民党の総裁選でも「見事」にオトナの世界が繰り広げられている。我が子、我が孫にはまだ聞かせられないオフレコ総裁選。

専門医が驚嘆!
不治の病に「iPS細胞治療」の最新フェーズ

iPS細胞が世に認知されて十余年が経つ。名付け親としてノーベル賞を授けられた京都大学・山中伸弥教教授が論文を出したのが2007年。以来、再生医療への研究が本格化したが、今年は大きな進展が幾つもあった。専門医も驚嘆する最新フェーズを紹介しよう。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。